2017年9月26日火曜日

遂にfx-CG50が国内販売へ !

先進的なユーザー (やす親分のレポート記事) は既に海外から購入、色々と評価しているfx-CG50ですが、ようやく本邦でもお披露目となります。いや、目出度い、目出度い !

http://web.casio.jp/dentaku/fxcg50/?topics

発売は10月との事で、今しばらく間があります。また、現状では価格も不明であります。
しかし、国内販売という英断を高く評価したいのであります、当方としては。

先ずは第1報という事で。

2017年9月4日月曜日

余り計算の出来る電卓が登場


こんな話題がありました。

大人になったら使わないのに、なぜ私たちは「分数」を学ぶのか (1/6) - IT media
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1707/05/news013.html

確かに、分数の計算、大人になると余り使いませんやなぁ。いや、そもそも (閣議決定されてしまった「基本的」という意味ではありません、念の為)、三角関数や対数とかの計算も含めて、計算自体をやらなくなってしまったのか ?

先日、TVを見ておりましたら、巨大建築物の技術者の方が、現場で構造計算をしないとならない場面で、図面を見ながらCANONの関数電卓を叩いているシーンがありました。CANONの関数電卓は、計算精度、桁数が15桁以上あるとかで、ある程度の需要がある様子。
関数電卓はそれなりに販売されているのですが、高機能電卓は需要がアヤシイのか、なかなか登場しません。

それはさておき、この記事に出て来る主張、それはそれで一つの見識ではあります。

永らく「電卓」というと、四則演算とパーセント計算、メモリーがあって、平方根計算があれば十分、という所でした。
事務用に使われるものでは、四捨五入などの設定が出来るものなど、少し機能が増えており、一方、関数電卓では関数計算能などが多くなっております。
そうした所で、CASIOは「余り計算の出来る電卓」を発売するというニュースがありました。

MP-12R - CASIO.jp
http://casio.jp/dentaku/products/MP-12R/

上記の記事、まさにこの電卓の登場を予期していたかの様で、乗せられた格好ではありますが、それでも、この電卓の登場は支持したい。
それは、計算に対するリテラシイを向上させるために寄与するからではあります。

一方で「日本向けには、こうした電卓だけ投入すればいいや」と思われてしまうと、CASIOは高機能電卓を日本向けに出さなくなってしまうのではないか、という懸念もあります。
CASIOは海外でfx-CG50を始めとして、高機能電卓販売が行われております。
所が、本邦ではfx-CG20がデスコンになってしまい、後継がなかなか出ない。そこを憂慮するものであります。

この7月、CASIOは2週にわたって、電卓新製品の発売を発表しました。この時、当方は「7月はCASIO電卓月間なのか !」と驚き、先日の記事をポストしたのですが、期待を違えて、7月はここで電卓製品の発表は潰えてしまいました。
そして、今月は「ニッパチ」。消費の伸び悩む月であり、先週はお盆休みでした。
アメリカ辺りは新学期前とあって、高機能電卓やPCなどの需要が亢進されるのですが、

心ある方々は、既に海外輸入でfx-CG50などを購入しております。少ないとは言え、それなりの需要があるのですが、収益体質の故なのか、日本ではなかなか登場しない。「お前の国には売らないよ」という意味の「おま国」という言葉がありますが、CASIOの高機能電卓も「おま国」となってしまっては、実に哀しいのであります。