2014年12月31日水曜日

今年も閲覧戴き、ありがとうございます

今年、2014年は、CASIOがfx-FD10 proを発売し、HP Primeの日本語アップデートがあったりなど、高機能関数電卓の界隈も色々と興味深い事がありました。
来年、と言っても、もう数時間程度の話になりつつありますが、面白い話題がある事を期待しつつ。

良い年をお迎え戴き度。

2014年12月23日火曜日

HP Primeに関するメモ (続)

先日、HP PrimeのVirtual Calc のアップデートを試みようと、WineでConn Kit を動かしてみたのですが、WineではVirtual Calcのアップデートは難しい様子です。やはり、Windows環境で行うのが吉。

一方、sentaro 様からコメント欄にこんなお知らせを戴いておりました。

http://akatuki-724.blogspot.jp/2014/10/hp-prime.html?showComment=1417688296608#c6373075077402114346

日時が2014/12/04 なので、おそらく「2014-12-03」バージョンだったのではないか、と思われます。

New Version: 2014.1203 - MoHPC Forum
http://www.hpmuseum.org/forum/thread-2536.html

上のスレッドによると、この2014-12-03バージョン、一旦公開された直後に、取り下げになっておりました。所が、今みると、再び上がっているのです ! HP Primeユーザーは、急いでアップデートしてみて下さい。恐らく、日本語マニュアルPDFなども入手できるのではないか、と思われます (で、入手されましたら、当方にもコピーを分けて欲しいのヨ ... ) 。

さて、日本語マニュアルPDFがあるとなると、つぎは印刷物が気になる所です。PDFが流通し始めているとなれば、印刷には入っていると考えて良いでしょう。すると、日本語クイックスタートガイド付きパッケージの登場も期待されます。もう年末ですから、年内の登場はないでしょう。また、中国は旧正月を迎えるので、2月以降になるのか ? 色々と期待してしまうのですが、どうなのでしょうか、July 溝江様 ?

2014年11月12日水曜日

近々、タイトルなどを変更する予定です

やす様、Stepney 様、Akira 様との対話を重ね、当blogの方向性を考えており、近々、タイトルを変更する心積もりであります。いや、大した事ではありませんが、少ないとは言え、一応閲覧戴いている読者の方も居られる様なので、一応、連絡としまして。

2014年10月6日月曜日

HP Primeに関するメモ

AmazonのToshi様によるレビューに「HP Primeのメニューに日本語が追加になった」という記事があります。
但し、今の内容は少々読みにくい状態らしいのですが、それでも「無いよりはマシ」との事で、実機をお持ちの方は、Connectivity Kitでアップデートを試みられると面白いかも知れません。
エミュレータの方はアップデートがありませんので、こうした事が確認できませんが、どうやら、エミュレータの方は教育向けになってしまった模様。

HP Prime Graphing Calculator - HP
http://www8.hp.com/us/en/campaigns/prime-graphing-calculator/overview.html?jumpid=va_a5cqf1p9xi

このページの「Learning tools」のタブをクリックすると「お前、教育者 ? だったら、登録してチョ」というページになっています。まあ、古いものならば、hpcalc.orgからダウンロード出来るのですが。当方の様な「購入予備軍」は、hpcalc.orgからダウンロードしましょう(泣)。

さて「HP PrimeにはTraining modulesがない」と書きましたが、近しいものはweb上に多く存在するそうで、MoHPCのフォーラムに、リンク集があります。

HP-Prime: Math Tutorials! (update 13-Sept-2014)
http://www.hpmuseum.org/forum/thread-818.html

結構大量のドキュメントがあります。英語ベースなので、当方の様に英語がニガテな場合は辞書を索きながらですが、色々と勉強になると思います。

2014年9月27日土曜日

急にアクセスが伸びたと思ったら


CASIOのfx-FD10 proの検索で、訪問いただいております様子。
なんでなのか調べてみますと、1日前にこんな記事があったとの事。

【インタビュー】道路などインフラ建設で活躍するカシオの土木測量専業電卓「fx-FD10 Pro」 - car watch
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140926_668049.html

とても良い記事であり、fx-FD10 proの素晴らしさをうまく伝えております。

最近は量販店を覗いたりしていないのですが、ちょっとした所ならばfx-FD10 proが回ってきているのかな ? 今度、覗いてみようと思う所です。

2014年9月21日日曜日

相変わらず色気もクソもないblogで恐縮です

今回は、ホントに電卓とは無関係な話題。

ネタに困っていて、webをダラダラと見ておりますと、こんなものが目に入りました。

知ってた?合コンより高確率「運命の人と出会える場所」トップ3 - Newsポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20140920_277958.html

---------- 引用 ----------

■こんな場所にも出会いが
じつは今回の調査結果、第4位に意外な場所がはいっていました。どこかというと、インターネット(9.7%)。スマホやパソコンのロールプレイングゲーム、チャット系アプリなど、どうして知り合ったかの詳細はわからないのですが、10人に1人は、インターネットで出会っているということが、わかったんです。

---------- 引用 ----------

フーン、そんなものかいな。しかし、当blogには、女の子の読者が居らんのですよ ! どうなっておるのか !! まあ、女の子には向かない「電卓ネタ」なんで、しょうもないやねぇ。

で、相変わらず色気のない記事ばかりで恐縮でありますが、今日は艶笑ネタの宝庫・おフランスからのアクセスが、いつもに増してあり「どうなっておるのか ?」と訝っておる次第。先日はウクライナからのアクセスが急増した事もありました。こういうのは大抵、スパムアターックだったりするらしく、無視しても良いものですが、ネタがないので、こんな事でも書いてしまうという、泣けてくる話でした。笑ってやってください。笑。

2014年8月20日水曜日

夏休みの自由研究 #3


夏休みも終盤に入って来ました。今回は宝くじの期待値の話題を。

宝くじは「前後賞」があるので「連番で買った方が儲けがある」と言われております。しかし、多くの場合、前後賞は1等にしかありません。
他方、宝くじには「下ひと桁」のみが当たりの末等があります。連番で買えば、必ず末等が1枚は入るのですが、バラ券ではどうなのでしょうか ?
 
バラ券10枚の宝くじの末等が当たる確率,期待値について、計算してみましょう。

10枚購入のうち、n枚当たりの確率は、 


これにn []を掛ければ、n枚が当たる「期待値」となりましょう。N = 010のすべてを合計すれば、バラ券10枚購入時の期待値が得られる筈です。 


手計算でも一向に構いませんが、少し高機能な関数電卓ならば、それなりに楽に計算出来ます。
電卓(HP Prime)で計算するには

P:=0.1
// 全確率 (これは1になって当たり前)
LIST(COMB(10,MAKELIST(N,N,0,10))*MAKELIST(P^N*(1-P)^(10-N),N,0,10))
// 期待値
LIST(COMB(10,MAKELIST(N,N,0,10))*MAKELIST(N*P^N*(1-P)^(10-N),N,0,10))

とします。 結果、期待値は「1」となりました。

バラで買っても、末等の期待値は1、という事は、1100円の宝くじならば、10枚買って100円程度の利益は期待してよい、という事です。他の等の期待値を足せば、宝くじそのもののの期待値を計算出来ますが、そうしても、50円になるかどうか、という話もあります。
10枚単位でバラ券購入しても期待値は連番と同じ1なので、実際にはバラ券も下ひと桁は09に揃えて販売されているケースが多い様です。


2014年8月3日日曜日

夏休みの自由研究 #2

本来、この記事は「夏休み『前』の自由研究」と題する予定でしたが、遅れてしまいました。
小学校の夏休みの頃は、毎日、天気や気温を記録したりとかの「自由研究」をやったと思います。しかし、今日はweb時代であり、夏休みの間の天気などはwebで調べればたちどころに判ってしまうので、そうした記録を取るだけでは自由研究になりにくい。お子さんも大変なのかも知れない。

関数電卓を使った遊び、として、こんなのを考えてみました。

気象庁に、月間の平均気温などのデータがあります。1年を通してみれば、その変動はsin curveで近似できるでしょう。そのsin curveを回帰分析で調べてみようというのです。

本来ならば、
T = A*sin(t/12*2*pi+B)+C
の様なイデアルな式を用意し、その式で回帰分析しようというのですが、手元には、いわゆる「2変数回帰分析機能」を持った吊るしの電卓しかありません。

大抵の関数電卓にある2変数統計処理機能では、一次式(と、変数の対数などを取ることで派生する、いくつかの数式)の回帰分析しか出来ません。(HP Primeならば、sin curveでの回帰分析機能を持っているので一発で出来てしまうのですが) コレはアカン。


しかし、この式を凝視し、Bの項目をそれっぽい値で固定してやれば、変数はA,C2つにまで減らせそうです。更に、sin(...) 部分を計算して、これと平均気温とを関係づけるとアラ不思議、1次式になっているじゃねぇの ! これならば、関数電卓でも回帰分析出来るかも ?


まずは、元データから。以下は、2013年の東京の月間平均気温です。

【表1】気象庁・2013年分平均気温データ(東京)

(t) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
平均気温(T) 5.5 6.2 12.1 15.1 19.8 22.9 27.3 29.2 25.2 19.8 13.5 8.3

ワープロで作った表を貼り付けたので、いい具合です。

グラフにすると良く判りますが、1月が最低気温となっています。ここを起点としてsin curveで近似を考えるならば、いっその事、こんな式にしてしまうのはどうでしょうか。


T = A*cos((t-1)/12*2*PI)+C


1
月ならば「t-1=1-1=0」、12月ならば「t-1=12-1=11」、という具合。cos((t-1)/12*2*PI) = X をあらかじめ計算しておき、X T について直線回帰を適用するのです。


少々面倒ですが、データ数も12個しかありません。あらかじめ、表に数値を書き出しておけば、電卓で機械的に入力して計算できます。


t 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
X 1 0.866 0.5 0 -0.5 -0.866 -1 -0.866 -0.5 0 0.5 0.866
T 5.2 6.2 12.1 15.2 19.8 22.9 27.3 29.2 25.2 19.8 13.5 8.3


こんな表が得られました。この表のうち、X, Tについて、手持ちの35Sにて直線回帰を実施すると、回帰係数が -0.963 となって、結構いい感じになっております。回帰係数が負になるのは「負の相関」であって、絶対値が1に近い事から「強い相関がある」と判断できます。
回帰直線の勾配 = -10.727、切片 = 17.0583 でありますから、回帰式は
T = -10.727 *cos((t-1)/12*2*PI)+17.0583
となります。

グラフを描いて較べてみましょう。(飛び道具「gnuplot」使用)



起点を「エイヤッ」と決めてしまったので、グラフを描くと「ズレ」が見られますが、割合いい感じではないでしょうか。最大値と最小値の中間を起点として、もう一度考え直すなどの方策を講じる事で、よりよい回帰式が得られるのかも知れませんが、それは、この小文を御覧になりました方が各々、御考察戴き度。
 

2014年7月30日水曜日

夏休みの自由研究

「紙を折り曲げると ...」という話が、また出ております。

1枚の紙を103回折り畳むと宇宙と同じ厚さになるって知ってた? - Gizmode
http://www.gizmodo.jp/2014/07/1103.html

小中学生の皆さんは御存知ない方も多いでしょう(そもそも、小中学生が当blogを見に来るのか、という疑問は置いておきます)。詳しい内容は、上記事を熟読の事。

で、「電卓情報」としては、もう少し「余計な」話を関数電卓で計算して見ようという具合です。

この紙をA4とした場合に、折りたたんだ紙の「面積」は、果たしてどうなのか。1回折りたたむと、面積は半分になりますから、103回折りたたむと、面積比は1/(2^103) = 9.86x10^(-32) となりますわな。A4の紙は297x210 [mm^2] であるから、6.15x10^-27 [mm^2] 。

この数字をもう少しイメージしやすい値にすると、こんな感じですね。

297/(2^52) * 210/(2^51) = 6.59E-14 [mm] * 9.33E-14 [mm] = 6.59E-17 [m] * 9.33E-17 [m] = 65.9 [am] * 93.3 [am]

* am (atto meter) = 10^-18 m

とても小さい数値である事が判ります。Wikipedia の「長さの比較」によると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E3%81%95%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83

10^-16     100 am     850 am     陽子の半径(有限の大きさを持つ物質のうち、現在、具体値が知られている最小の大きさ)

となっていますネ。件の「折り曲げた紙」の辺は、これ(陽子の半径)よりも小さい。こうなると果たして「折り曲げた」事になるのか ? ウーン。

2014年7月21日月曜日

いま、CASIOがアツい模様

先日、MONOistにつぎの記事が掲載されたらしいのです。

「だって、カッコイイでしょう?」 G-SHOCKっぽいタフ電卓はこうして生まれた - MONOist
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1407/22/news014.html

所が、現在は「ページが存在しません」とツレない返事。見たかったのにぃ。
※ 2014/07/22、記事掲載を確認しました。見るべし !

しかし、アドレスを見ると「2014/07/22」となっていて、どうやらフライングで出てしまったらしい。
この記事、おそらくは「fx-FD10 pro」の記事だと思うのですが、開発者インタビューって事らしく、色々と面白い話題があるかも知れません。07/22に、もう一度見ておきましょう。

さて、一方で、CASIOの腕時計、中東でも人気だとか。

カシオ:中東で人気 聖地メッカの方角指し示す腕時計 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20140707k0000e020047000c.html

巡礼地・メッカの方角がすぐにも判るという、実に小気味いい製品です。さすが、CASIO。

しかし、アベのバカ垂れゲリ垂れは、中東にも「積極的平和主義」言うて海外派兵なんだそうで。これじゃ、小さな外交官・CASIOの「メッカ・ウォッチ」も浮かばれませんやね。どうなっておるのか ! 衆議院選挙の時にはお首にも出さなかった「海外派兵」、与党に返り咲いたら「解釈改憲」だって。これが「民意」だというのか !!

追記 on 2014/07/23
MONOistの記事を読んで、早めの「感想文」。

物作り、という視点で、色々と製品の工夫について触れており、よい記事でした。
しかし、当blogとしては、もう少し「内部」について、突っ込んで欲しかったなァ。
例えば、内部に用意されている土木関係の計算プログラムですが、どうもCASIO BASICで作成されていて、USBケーブルを使って、新しいBASICプログラムをPCから導入できるらしく、その点では「土木専用機」に留まらず、汎用専用機である筈なのですが、そういう所のツッコミが足りなかった。(あるいは、突っ込んでいても「それはオフレコで」と釘を刺されたのか ?)
fx-FD10 proの「pro」って、Protectedの意味と同時にProfessional 、という意味合いもあろうかと思うのです。それは、現場で使えるヘヴィーデューティーなマシン、という所なのか、と。かつて、fx-502Pは「現場の502P」という評価があった、とも言われておりますが、その末裔としてのfx-FD10 「pro」なのか、と、そういう所も聞いてみたいものです。高専、工業高校などの「プロフェッショナルの卵」にも向けて、などと思うと、丈夫に作られている分、少々値段が張るのがクルシイ所。ここは「技術者の卵」向けにも、低廉の製品をバリエーションとして投入されたく希望するものです。物作り、そして、人作り。

まだ、言いたい事はあるのですが、まずは、こうした記事が出たという事でよしとしましょう。

2014年7月14日月曜日

低調でーす

最近、電卓もロクにいじらず低調です。何か、オモロイネタがないものか。ウーン。

マイッタ。こうした事はTwittreでつぶやけばいいのだろうが、そこまでしたかぁねぇなぁ。

ボヤキついでに、ここで閲覧されておられます方に、お尋ねした事があります。news.google.com からこちらを御高覧戴きました方がおられる様なのですが、どんな検索をされたのか、お知らせ戴ければ幸甚です。
.comですから、おそらくは海外からのアクセスなのだろうとは思うのですが。



2014年7月11日金曜日

どうも「ポケコン」がトレンド入りしたらしい

トレンド入り、言うても、Yahooのリアルタイム検索で急に伸びていたらしい。
何とかいうバラエティ番組で、工業高校の生徒さんが「ポケコンがどうとか」口走ったとかで、それを見ていた人が「ポケコン、懐かしいぃーっ」とTweetした模様。

今 はTVの内容も電通がしっかり菌糸を穿っているので、カネにならない事は滅多に放送しないのですが、それでも「ポケコン」の語がTVで流れた、と言うこと は ... もしかして、ポケコンが復権するのか !? と、少し期待したい。CASIO, Sharpのどちらか (あるいは両方が)、電通に広告費を出して、こんな放送があったのか、と。

折しも、CASIOは「fx-FD10 pro」を発売し、Sharpも一応電卓ン十周年だったかしらん。何かあってもいい頃合いとは思うのですが。


2014年6月22日日曜日

電卓で遊ぶ幼児は、理学者の夢を見るか

先日、近所の100円ショップに行った時の事。母親にでも連れてこられたと思しき幼児が、何やらとても嬉しそうに電卓を持っているのですね。
電卓は、ボタンを押すと表示が色々と変わります。携帯ゲームマシンの様です。しかも、100円+Taxで買える。うまい事を考えたものです、この親御さんは。
幼児でも電卓を使うこの御時世。もちろん、幼児の使用は、電卓の表示が変わるのを楽しんでいる程度の話で、計算をしている訳ではありませんが、これはやはり「知育玩具」なのではないか。

この幼児が100円電卓を得て、少しずつ計算に対するセンスが養われて行けば、将来は理学者、となる事もあるかも知れません。
電卓は理学者だけのものではなく、大抵は簿記などの計算にも使われておりますから、件の幼児が必ずしも理学者になると限ったものではありません。多くの電卓は、かつての「そろばん」の様な位置付けではあります。
そろばんは、江戸時代では商家が簿記をするのに使われておりました。一方、関数電卓に相当するものは何があったか、と考えますと、一つは大工さんが使う「金尺」があったのか、と。詳しい事はよく知りませんが、丸太の直径を測ると、そこから切り出せる角材の大きさが判る目盛があるとかで、平方根の目盛らしい。そういや土木というと、英語では「Civil Engeneering」でした。また、農家では、土地の測量もしたりなどで、関数計算のリテラシイもそれなりにあった、という話もあります。江戸の頃から関数計算は、割合普及していたのです。そういう環境があって、関孝和は和算で微積分を研究したという成果があった、というと大袈裟かも知れませんが、幕末になると「算額」という(奇妙な)風習まで出てくるのです。

簿記などの計算には100円電卓は十分に威力があるのでしょうが、関数電卓が100円ショップにはない、というのが、実に悔しい。

最近のAndroidに付いている電卓機能って、妙な所が高機能だったりしますネ。三角関数や指数、対数の計算機能があり、γ関数まで計算出来るのですが、逆三角関数は計算出来ないらしい。関数計算の需要がそれなりにあるから、妙に関数計算機能が充実しているのでしょうか。ならば、そこで「100円関数電卓」というものを期待したいのです。100円で関数電卓が買えるとなれば、親は幼児にすらおもちゃ代わりに買え与える事が出来ようというもの。出てこないかなぁ。


2014年5月26日月曜日

HP Primeで円周率を計算してみたよ

遅うなりました。HP Primeで円周率を計算してみました。

Many Digits of Pi by Katie Wasserman - MoHPC
www.hpmuseum.org/cgi-sys/cgiwrap/hpmuseum/articles.cgi?read=899

のプログラムをHP Prime向けに焼き直してみました。このプログラムでは小数点以下1000桁程度までの円周率を計算します。

------
EXPORT ARRYS := 126;
EXPORT DIGIT := 100000000;

//  C5(B) -> C4(A)
mv_A_B()
BEGIN
  LOCAL i;

  FOR i FROM 1 TO ARRYS DO
    C4(i) := C5(i);
  END;
END;

//  div C4(A)/f -> C5(B)
div_A_f(f)
BEGIN
  LOCAL i;
  LOCAL cy := 0;

  FOR i FROM 1 TO ARRYS DO
    C5(i) := floor((cy*DIGIT+C4(i)) / f);
    cy := (cy*DIGIT+C4(i)) - C5(i)*f;
  END;
END;

//  mul C4(A)/f -> C5(B)
mul_A_f(f)
BEGIN
  LOCAL i, w;
  LOCAL cy := 0;


  FOR i FROM ARRYS DOWNTO 1 DO
    w := C4(i)*f+cy;
    C5(i) := w-floor(w/DIGIT)*DIGIT;
    cy := floor(w/DIGIT);
  END;
END;


EXPORT PI_CALC()
BEGIN
  LOCAL n, f, w;


  //  array initialize
  C4:=MAKELIST(0.0,X,1,ARRYS,1);
  C5:=MAKELIST(0.0,X,1,ARRYS,1);

  //  loop countre 
  n := log(10)/log(2)*1000;

  FOR f FROM floor(n) DOWNTO 1 DO

    //  A * f -> B
    mul_A_f(f);
    //  B -> A
    mv_A_B();

    //  A / f -> B
    div_A_f(f*2+1);
    //  B -> A
    mv_A_B();

    //  A + 2 -> A
    C4(1) := C4(1)+2;

  END;


END;


--------


実行前に、CAS setting の「Exact」フラグを外しておくのが吉です (Exactフラグが付いていると、時間が掛かってしまいます)。


PCのシミュレータでも20秒くらいは掛かります。
変更 on 2015/03/18
最新のエミュレータで実行した所、何と6分半も掛かってしまいました。また、実行後、画面表示が「凍てつく」状態になり、一旦エミュレータを終了してからでないと、2変数統計表示が出て来ません。

計算結果は2変数統計機能のC4配列変数に収蔵されます。C4(1)には3, 以下、小数点以下を8桁ごとに分割して配列変数に収容しています。


変数DIGIT は、配列要素1つに割り当てる桁数を規定するもので、この数値の場合、配列要素1つにつき、8桁の計算を行います。残念ながら、これ以上にすると計算精度が損なわれる様です。
仕方がないので、1000桁の計算のため、125個 (=1000桁/8桁) の配列要素を用意しています。


AmazonのJulyさん、「日本語クィックガイドなし(正規輸入)」というカテゴリになりました。未だ、「日本語クィックガイドあり」にはモノがありませんが、準備中との事なので、首を長くして待っております。


追記 on 2014/05/27
よくコードを検討したら、若干の変更で、配列変数のコピー部分は不要でしたネ。後で修正版をupしようかしらん ?

2014年5月1日木曜日

90000アクセス御礼

多謝。

ネタがないので、取り敢えず。

2014年4月22日火曜日

これは凄い事になっている「fx-FD10 Pro」

先日、Akira様にお知らせ戴きました、CASIOの新プロ電「fx-FD10 Pro」ですが、調べてみますと、かなり興味深い製品の様です。

fx-FD10 Pro - CASIO
http://casio.jp/dentaku/products/survey/fxfd10pro/

* ヘビィーデューティーな作りで、頑丈、タフネス

防滴、防塵で、現場での使用に耐える、という事です。これは、G-Shockの開発ノウハウが活きているのでしょう。

* 土木関係のプログラムがインストール済み

スタジア計算(門外漢なので、どんなものか知りませんが)など、土木関係で使われる多くのプログラムが導入されていて、現場の即戦力、という事らしい。

しかし、現場の話などは、当「電卓情報」としては、どうでも宜しい、というと語弊がありますが、電卓情報としては、製品そのものの機能について、突っ込んでみようと思います。
土木関係のプログラムが導入済み、という事ですが、「導入済みプログラム」のページから、「プログラムのダウンロードはこちら」リンクを踏むと、アーカイブが落とせます。それを覗くと、CASIO BASIC の集合体でした。そうです、この電卓のプリインストール・土木計算プログラムは、CASIO BASIC にて書かれているのです ! プログラムはPCのテキストファイルにて書き出し、fx-FD10に導入する、といった感じで使える模様。
プログラムを用意すれば、土木計算以外にも、電子回路の計算など、他分野の応用も利きそうです。

キーボード面はキー数が少なく、本体でのプログラミングが「?」で、「これはプログラム実行専用機なのか ?」と思いましたが、英語マニュアルをみると、打鍵数が多くなりそうなものの、本体でのプログラミングも辛うじて可能な感触です。

fx-FD10 Pro - CASIO worldwode site.
http://casio.jp/dentaku/products/survey/fxfd10pro/

また、既に中国向けにも販売されているらしい。

fx-FD10 Pro: New Casio graphing calculator for China - Omnimaga
http://www.omnimaga.org/news/fx-fd10-pro-new-casio-graphing-calculator-for-china/

中国版では、漢字が表示されております。HP Primeの様ではありませんか。画素数は少ないので、大きめの漢字が表示されますが、それでも漢字が表示されるというのは、アドバンスですね ! 画素数が少ないながらも「フルピクセル」という事が判ります。

タフネスさが要因で、価格が少々張ってしまうのが難点ではありますが、それほど「愛」が詰まった製品、と言えるかも知れません。
電卓情報としては、普通の電卓並のケースにして価格を抑え、関数キーのもう少し多い「普及版」を出してくれないかなぁ、と切望する所です。


※ BASIC ! 友の会様・Twitter にリンクを戴きました

https://twitter.com/basictomonokai/status/458474853310287872

2014年3月24日月曜日

「吊るし」の関数電卓の正規分布計算能

吊るしの関数電卓・CASIOのfx-375ES、915ES、995ESには、「正規分布計算」機能があるみたいです。

マニュアルを見ると「指定した区間の正規分布累積関数」の計算が出来るらしく、結構実用的な様子。
データ集団を入力してやると、そのデータ集団を母集団として、母平均、母標準偏差を計算、更に、計算して得られた母平均と母標準偏差に基づき、累積分布関数値を計算する、となっています。

割合便利そうな機能ですが、データ集団を母集団とした母平均、母標準偏差を用いて計算する、となっているので、平均μ=0、母標準偏差σ=1の標準化・累積分布数表として使うには、少し技巧が必要です。
平均μ=0, 標準偏差σ=1 となる「母集団」を入力してやればいいのですが、一番手っ取り早いのは「-1, 1」という2つのデータでしょう。このデータ集団を入力して、標準化・累積分布数表として計算値を得られれば、推計計算にも応用が利きそうです。

fx-375ESは2000円程度、915ESは3000円程度と比較的安価なので、結構おすすめです。近所のホームセンターにもありました。しかし、最上位機種の995ESは5000円となって、少々お値段が張ります。
995ESは、周期表が付いていて、行列計算なども出来る高機能製品なのですが、5000円ともなると、もう少し出せばfx-5800pが買えてしまうので、そこが惜しい、と思うのです。

この辺の電卓は高機能なので、ナントカ試験には持ち込めないでしょう。ならば、同じくアントカ試験に持ち込めないfx-5800pの後継機種には、こうした機能を盛り込んでみたら面白いのではないかなぁ。
(こんな「寝ぼけた」事を言っていると、やす 様には叱られそうですが)


2014年3月2日日曜日

HP Primeには「Training modules」が無い様子

HP50gなどには「Training modules」が用意されていましたが、HP Primeには用意されていない様子です。

Training modules とは、様々な計算について電卓での操作を解説するPDFです。
HP Primeも発売されて久しいので、そろそろ登場するのかと思ったのですが、どうにも、その気配がありません。

一応、一部製品のページなどを書いておきます。

12C training modules
http://h20331.www2.hp.com/Hpsub/cache/299940-0-0-225-121.html
(zip)
http://h20331.www2.hp.com/Hpsub/downloads/12c.zip

35S training modules
http://h20331.www2.hp.com/Hpsub/cache/532056-0-0-225-121.html
(zip)
http://h20331.www2.hp.com/Hpsub/downloads/35s.zip

50g training modules
http://h20331.www2.hp.com/hpsub/cache/383680-0-0-225-121.html
(zip)
http://h20331.www2.hp.com/Hpsub/downloads/hp50gPDFfiles.zip

これらのページは「キャッシュ」扱いとなっている様子で、今の所、web検索でしか辿り着けません。
もしかすると、将来は消滅してしまう可能性もあります。気になる向きは、今の内にダウンロードしておいた方が良さそうです。


2014年2月24日月曜日

HP Primeで「Tiny Reaction Chambre」を実行してみました

まだ日本語クイックガイド付きHP Primeが出ないので、ヘタれな当方は、なかなか購入するに至りませんが、そんな時は、シミュレータで遊んでみる事にします。

先日、Stepney様から、当方の文書にある「Tiny Chambre」が動かないという指摘を戴き、急遽修正したのですが、その時思ったのが、「HP Primeでも出来そう ?」という事でした。

プログラムで反応容器の計算を行い、計算データをリストに構成して、グラフのプロットはHP Primeの「Statistics 2 Var」を用います。

プログラム「chambre.ppl」

EXPORT CHAMBRE()
BEGIN

LOCAL  j;

// C for reaction Countre
C:=200;
// S for chambre Size
S:=100;
// C1, C2 for Scatter Graph
MAKELIST(X,X,1,C,1)▶C1;
MAKELIST(1,X,1,C,1)▶C2;
// C3 for Chambre
MAKELIST(1,X,1,S,1)▶C3;

// try C count reaction in chambre
FOR j FROM 1 TO C DO
  // select one molecure for reaction randomly
  P:=RANDINT(S-1)+1;
  // reaction molecure eliminated
  0▶C3(P);
  // counts left molecure in chambre
  ΣLIST(C3)▶C2(j);
END;

END;

プログラムを実行後、[Apps]キーを押して「Statistics 2Var」を選びます。



さらに[Symb]キーを押し、「Type1」項目を「Exponential」にしておきます。


後は、[Plot]キーを押してやれば、シミュレーション結果と回帰分析曲線を重ね描き出来ると思います。



プログラムについて、簡単な解説。今回、乱数発生に「RANDINT()」を用いました。結構「曲者」です。
RANDINT(a) とすると、0からaの範囲で整数乱数を返す、とあります。[0,a]であって、[0,a) ではない、という具合。
そのため、
  P:=RANDINT(S-1)+1;
という具合にしました。

---

アベ政権によって、日中の関係は悪化する方向にあり、fx-5800pの価格上昇や、日本語クィックガイド付きがなかなか出て来ない、という影響があるのかも知れません。
並行輸入版が、残り少なくなって来ましたHP Primeですが、そろそろ、日本語クィックガイド付きが入って来ないのかなァ。July様、宜しくお願いしますヨ。

2014年1月20日月曜日

fx-5800pの行列計算能について

以前、当blogでは「fx-5800pで複素数の行列計算が出来るらしい」と書きましたが、マニュアルを見誤っていた様です。申し訳ない。
これは取説中に「配列メモリに複素数が使える」(p31)という記述を見たからでした。fx-5800pの配列メモリと行列レジスタはまったくの別物で、行列は実数行列のみが扱える、という具合です。

そして、fx-5800pの行列計算能ですが、これは加減乗除、というとアレですが、取り敢えず、その辺りの計算が出来る様子。固有値などは求められませんが、行列の基本的な計算はそれなりに出来る様です。

fx-5800p で使える行列計算機能の大まかな所は、つぎの様です。
  • 最大で10x10の大きさの行列を確保出来る (メモリとの相談の上)
  • 5個までの行列を保持できる
  • 行列の加減乗、逆行列の計算、くらい
  • 残念な事に、プログラムからの利用ができない
「これが何でないのか」と悔やまれるのが、行列要素を操作(呼び出し、書き込み)する機能です。取説を見た範囲では、どうにも見つからない。

※ 訂正 on 2013/02/13
やす 様のお知らせにより、どうやら行列要素のプログラムからの操作が可能らしい、と事で、上記部分を削除しました。詳しくは下記、コメント欄を御参照。

何でこんなものが欲しいのか。それは、プログラムからの応用が効くからです。
およそ、電卓の機能を盛りつけて、更にファームウェア・ストレージにまだ余裕があったので、行列計算機能を付け加えた、のでしょうか。
HP35Sでも、(3元までの)連立方程式の解を計算する機能がありましたが、これもプログラムからは使えないもので、「ちょっとしたスキマに差し込んでみました」いうくらいのものでした。

fx-5800pの行列計算能は、最大で10x10の行列が扱えると言います。逆行列の計算を使う事で、10元連立1次方程式が解けるはず。また、複素数係数ならば、5元連立1次方程式も計算出来るのです。
「あれっ、実数の行列しか計算出来ないんじゃないの」と思う向きもあろうか、と思います。そこで、つぎの所から、HP15Cの英語マニュアルを持ってきて下さい。

h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/manualCategory?product=5173542&cc=jp&dlc=en&lc=en

p160から「Calculations With Complex Matrices」という行があります。
15Cにも行列計算能がありますが、fx-5800pと同様、実数行列の扱いしか出来ません(15Cの場合は3x3程度の大きさです)。しかし、行列を拡張する事で、複素数行列の計算を行い、複素数係数の連立1次方程式を解くということをやってのけているのです。

15Cの連立1次方程式の解法は、複素数係数の行列を実数行列で生成して計算するというもので、詳細はマニュアルを御参照戴きたいのですが、英語なので少々読みにくいのが難。この拡張操作にプログラムの手を借りたいのですが、行列の要素操作の機能がないと、これが面倒。なので、fx-5800pでこれを行う場合には、行列の数値を一旦紙に書き出し、ポチポチと入力する必要があります。
詳細は述べませんが、じっくりと読んで試して戴きたく思います。

------------ 閑話休題 ----------

さて、昨年末はSharpが新しい関数電卓を発売するという発表があったそうです。

http://www.sharp.co.jp/calc/lineup/function_s.html

「EL-520M-x」、「EL-509M」の2つですが、これらは「スタンダード関数電卓」という事で、「高機能プログラム電卓」ではなさそう。行列機能も4x4のサイズまでです。
ナントカ試験対応電卓で、ロールオーバーキー入力もあり、打鍵速度の早い人にはウレシイものでしょう。

一方、Sahrpのグラフ電卓はデスコン(dis-continued; death-continued ?)になっておりました。
新しいグラフ電卓が出てくるのか、それとも、このまま電卓は縮小してしまうのか ... 。


2014年1月11日土曜日

一応「電卓情報」なので、

webには、こんな記事もあると。
     
電卓選びは恋に似ている - Daily portal Z
http://portal.nifty.com/kiji/140110162933_1.htm

うーん。
当方、事務用電卓なんて縁もないのではありますが、電卓メーカーは、様々な電卓製品を作っていて、それなりの需要を満たしている、と。

また、いくつかの資格試験では、関数電卓の持ち込みもダメとかで、そうした場合には試験場の売店などで事務用電卓を急遽購入して使う、なんて場面もあるそうです。(そうした試験では、必要とされる三角関数値などが問題に書かれているらしい)

事務電卓でも、ルート機能を使って、立方根などを計算する方法などがあり、しゃぶり尽くす気になれば、色々と機能を捻り出せるわけです。そろばんでも、平方根や対数、指数などの計算が行える。そうした計算技能を手回し式計算機で使っているという研究者もいるとか。その研究者に言わせると「電算機では所望の精度が得られない」との事で、うーん、そこまで極めるのだと、感服しております。

関数電卓は、関数計算機能が付録した(事務用)電卓であります。そして、CASIO,Sharpは普通の電卓から始まり、関数電卓なども手広く開発しており、これは誠に結構、ウレシイ事であるのですが、高機能関数電卓となると、Sharpは何故だか止めてしまったかの様子。なんでだろうか、なんで、新しい製品を出さないのか、と、とても悲しく思うのであります。

関数電卓は、CASIO,Sharp以外にCANONが少し伸びてきております。Sharpは新製品を出さなくなって時間が経っており、「このまま止めてしまうのか」というふいんきです。一方、電子辞書では積極的に開発を行っている。

過日、日経の「飛ばし」にやられて、当方も「Sharpの電卓はどこへいくのか」という一文を上げました。

「よく飛ぶ記事」への変更認める 日経新聞 (これは嘘ニュースです) - 虚構新聞
http://kyoko-np.net/2013061701.html

この記事自体はまんま「釣り」ですが、当方の場合、日経の「釣り」にまんまと引っかかってしまった、いう具合です。

Sharpの経営危機が言われてからかなりの時間が経ちますが、未だに身売りはなく、それなりの経営をしている様子です。先だっては液晶ペンタブレットという製品を出しており、電子辞書も好調の様子。他に家電などはいうに及ばず、最近はIGZO液晶を作りまくっている様子。CMも打っているので、相当の収益があるのだろうか。経営危機は何処へやら。

しかし、高機能電卓には余り開発費を掛けていない。そこが「悔しい」と思うのです。

Sharpとしては「高機能電卓はもう終わった」という意識なのだろうか、と。CASIOは地道にやっているというのに。

鄙びた辺りで何をかいわんや、笑ってやってください。合掌。

2014年1月2日木曜日

2014年も宜しくお願いします

お年賀(?)というほどの事もありませんが、少し頭の体操という事で。「電卓を使わずに消費税の計算」という検索で来られた方がいる様なので、どんなものかを考えてみましょう。

今年4月には消費税が5%から8%にあがるという暴挙が行われます。

5%なら、原価の半分の10分の1ですから、大まかな計算ならすぐに答えが得られました。
300円の5%なら、半分は150円、更に10分の1で15円、という具合でした。しかしこれが8%となると少々面倒です。

8%いうのは、少々半端ですが、2倍の2倍の2倍で8倍、その100分の1を計算する事でしのぎましょうか。
300円の倍の倍の倍、600円,1200円,2400円。その100分の1ですから、24円ですか。少々面倒です。

しかし、更に先では10%になりますから、ここまで面倒な計算も要らない。バカの極み。なんで自民党が支持されたのかねぇ。そんなに消費税を払いたい御仁ばかりなのか、不景気というのに。バーローッ、責任者出て来いッ ! あ、オレ達か !! だって民主主義なんだし。アベ首相も「民意で」政権を「とりもろした」のだから、責任者は私達国民(有権者)だったのでした ! アーア。アベ首相はこれから「(防衛戦争以外の)戦争のできる国」にしようというのですが、それも有権者の選択です。「ニッポンいい国ヤレル国」。いま、お子さんをお持ちの方は、将来、そのお子さんが徴兵に採られる事にもなるでしょう。そういう事を望んで投票したのか、と思うのですが。こんな事ばかり書いていると「秘密保護法」でお縄になりそうな御時勢なので、インチキなネタはここまで !