2011年4月28日木曜日

comp.sys.hp48で拾った、こんな話題

前のエントリもそうですが、comp.sys.hp48には、面白い話題がいっぱいあります。HPGCCの新しいサイトが立ち上がった模様です。

HPGCC3 Official site - comp.sys.hp48
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/0c013d00b00859a0/114284c1f537334c

当方、最近は使って居りませんが、HP-GCCの新しいもののサイトのようです。でも、立ち上がったばかりなのか、今のところはあまり充実した情報がない様子。
それでも、これから活発になって行くことでしょう。

iOSに、こんなアプリがあるそうで ...

最近、comp.sys.hp48界隈で話題が出ている「RPL+」というのがあるそうですが、それをばっちりと使ったらしい、iOS向けの電卓アプリが登場した模様。

First RPL+ calc available now - comp.sys.hp48
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/07d2c43125e89edf#

で、肝心のアプリは、こちら。

ND1 Advanced Scientific Calculator - Apple App shop
開発: Naive Design
http://itunes.apple.com/jp/app/nd1-advanced-scientific-calculator/id368497993?mt=8

スクショを見るとかなり凄そうですが、ホームページを見ると、もっと凄そう。当面はiOS向けしかないのですが、AndroidやKindle(!)向けにも移植が進んでいるらしく、今後の展開が楽しみ。

iOS向けが良いのは、日本でも簡単に購入出来る所です。西友にiTuneカードが売られているので、クレカも要りません。しかも、700円と、これまた非常に安い。Androidではここまで期待出来ませんが、いずれは日本でも購入しやすくなるのかと期待したい所。それは、Amazonの存在です。AmazonはAndroid App storeを計画しているそうですし、ND1もKindle向けを準備しているという事ですから、AmazonのAndroid App storeにも期待したい。

ND1がなかなか巧だなぁと思うのは、かなり色々な計算機能を持っている上、最後はwebにつながる所を有効活用してる所。簡単にWolfram alphaを呼び出すんですね。もちろん、ND1本体でも十分な機能を持っているに違いありません。何せカラーですから。そうか、それでHPはカラーグラフ電卓を出さないのか ... ?

Akira様あたり、試してみませんかね ?

iPhoneにND1を入れれば、来年の独法大学の入試もバッチリだ ! (まだ、言うか)

2011年4月27日水曜日

こんなケイタイ、あったらいいな

時節柄、こんなネタしか書けませんが、御容赦を。

「ガイガーカウンター付き携帯」

もちろん、ネタです、ハイ。何だか、結構実用的、というのがカナシイ。

そのうち、フランスの会社が2万円台のガイガーカウンターを販売するという話ですが、何でまた、フランスなのか。日本では、ガイガー・ミュラー管を作っていないため、外国製品に頼っているのだそうです。

学校の時分にはお世話になった、理科の実験で使う「ビーカー」も、日本では生産されていないため、外国製品を使っていると言います。存外、この国では作っていないものがあるのでした。
そして、日本の農産物も、放射能で汚染されてしまったので、輸出しても、外国は買ってくれません。
日経だったか、かなり脳天気な記事がありました。何でも「日本の製造産業がなければ、世界の製造業は立ち行かない」とかいう内容の記事の様です。
しかし、放射能で汚染されてしまったこの日本で製造するものは、よほど注意しないと放射能を帯びてしまいます。放射能を帯びない様にするには、コストが掛かるので、製品単価にもそれが反映されてしまいます。そうなると「高くて品質の良い日本製」よりも「安くて、そこそこ品質の良い外国製」の方が選択されてくるでしょう。まずはコストです。そもそも、日本のメーカーも、コスト削減のために「派遣社員」を使ってきたのですから。
終いには工場を海外に移す、という話が出てきます。P社などは、乾電池の生産を海外に遺憾すると発表したとか。

そして、官のバカ垂れを放っておくと、こうした事がより進行していく。

大変、興味深いblogがありました。

保安院「冷温停止できなかったら日本は終わり」との公式見解 - 離婚の法律屋ブログ
http://xmgsw65666.blog34.fc2.com/blog-entry-514.html

すんごいですねぇ、保安院。「日本は終わり」と言ってのけたそうですよ。
官のバカ垂れが、既にレベル7の認識をしていたという震災直後に「福島はもう、ダメだね」と言ったとか。今度は「日本はもう、ダメだね」と言っているのか。
そういや、閣僚の中には家族を海外に逃している、という噂もありますし。

しかし、この日本で暮らしていかないとならない私たちは、何としても、この国難をどうにかしないとなりません。

2011年4月19日火曜日

興味深い計算機

こんな記事がありました。

コクヨS&Tが片手で操作できる電卓 - ロボットデザイナーがデザイン - マイコミ
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/04/19/038/index.html

機能的には普通の電卓に毛の生えた程度で、価格も余り安いものではありませんが、デザインが凄い。片手で使える様にデザインされているというのです。
ロボットデザイナーの方がデザインしたのだそうですが、これこそ、インダストリアル・デザインであります。キャラクター電卓を出している様な所からは出てきません。

別に、キャラクター電卓がどうとか言うつもりは無いんですよ。ただ、キャラクターを貼り付けたらそれで終わり、というのでは「より良い製品をつくろう」という姿勢が感じられない、そう思うわけです。
CASIO製のキャラクター電子辞書が出たそうですが、これは、CASIOとしては電子辞書のハードウェアを提供しただけの話であって、販売は別の法人が行っている様です。これこそが「もの作り」なのであって、作った「もの」で勝負している、という事です。キャラクターを付けただけ、では、どうも「もの作り」という気概が感じられない。

今度の計算機ですが、こういうデザインというのが、なかなか興味深い。おそらくコクヨでは「新しい使い勝手の電卓」という企画を考え、それを外部のデザイナに依頼してデザインを提供してもらった、そんな所なのでしょう。しかし、製品としては非常に特色のあるものとなりました。それは「製品としてより良いものを」という心です。そのためには、外部のデザイナーの手を借りるなど、様々な手段を利用して、新しい製品を開発する。

この電卓が小気味よいのは、操作性にこだわったデザインらしく、時計機能もあるという所です。電卓に時計は必要なのか、というと、そこは色々な意見があるでしょう。最近では、ケイタイに電卓機能や時計まであるので、多くの人は電卓すら利用しない。コクヨはそういう状況下でも電卓を問い、時計機能まで付けた。それは、ケイタイ以外でも「常に片手に保持して使って欲しい」という心の現れなのではないか。そこに、この製品に対する思い入れが見て取れるのです。
この製品がそれほど売れるとは思いません。価格も余り安いものではありませんし。しかし、最近の電卓製品としては一部で「名機」と呼ばれるものになりそうな、そんな予感がします。

先日は、事務製品メーカーのキングジムが、ポメラを発売し、一部では好評を博しています。そして、今度はコクヨがこうした計算機を世に問うた。
過去に「電卓戦争」があり、CASIOとSharpが勝者として勝ち残りましたが、最近では電卓も簡単に作れる所から、100円ショップでも容易に入手出来ます。しかし、両者ともにそういう製品は出しておりません。それはそれで別に構わないのですが、今度は、そういう製造インフラ(中国などにあるEMS)を、コクヨなどの会社が利用して、新しい製品を開発、発売してくる。電卓のシェアを取ったから、といって、既存のメーカーは安心している場合ではないのです。
とはいっても、最近では「電卓なんてバカバカしくって、作ってられねぇよ」と思っているからなのか、だから「キャラクタァーでも貼っ付けておけばいいんじゃね」と、見た目投げやりな製品を出している、そんな事なのかもしれない。

大手メーカーは、多くの正社員を抱えて製品開発を行っている。その開発者の中には「もっと良い製品を作りたい」と思っている人もたくさんいるはずなのです。しかし、「会社の方針」として、そういうものを作る余裕がなくなってしまった。くすぶっている。それは、メーカーとして「富を生む」ために、「より良い製品を作って販売する」という目的から「持っている富を株式投資などに回してでもカネ作り」となってしまったからで、こうなると、大手メーカーには期待できない。

能力のある開発者は、こうした制約のある大手を出て、製品を開発するとかしないとならない。そうしないと、面白い製品は出てこない、そんな事なのかも知れない。また、EMSなどの存在が、そうしたものを後押しする。

これも「これからは、今までとは違ったものが売れるようになる」理由の一つであるように思います。

2011年4月18日月曜日

最近はスカン総理の話ばかりでしたので

電卓に関する面白い話題が少なく、御迷惑をお掛けしております。

でも、HPは最近、どうしちゃったのかなぁ。CASIOやTIもカラーグラフ電卓を出したというのに ... 。

2011年4月14日木曜日

アチッ、アチアチ

燃料弁、設計温度超える=「あかつき」太陽接近で−金星周回再挑戦、困難続く - 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041300770

 昨年12月、金星周回軌道への投入に失敗した探査機「あかつき」が太陽に近づくにつれて機体の温度が上がり、姿勢制御用エンジンの燃料弁が一時、設計上の許容温度70度を超えたことが13日分かった。機体の向きを変えて温度を下げたが、今後周期的に太陽に接近すると、弁が壊れて燃料が漏れ、2016年ごろの再投入ができなくなる恐れがあるという。
 宇宙航空研究開発機構の開発責任者、中村正人教授が文部科学省宇宙開発委員会に報告した。あかつきは17日に太陽に最接近するため、温度上昇を防ぐ運用に集中する。
 機体の向きを変えると大容量の通信ができなくなるが、最終的に機体を回転させ続けることも検討。機体を覆うシート状の多層断熱材(MLI)が紫外線で劣化すると予想され、断熱性能の低下を調べる試験を地上で行っているが、計画停電の影響で遅れているという。
 あかつきは昨年12月7日、主エンジンを逆噴射して減速し、金星周回軌道に入る計画だったが、主エンジンの燃料逆流防止弁が故障し、異常燃焼が発生。逆噴射が中断し、金星を通過した。宇宙機構は地上での再現実験で弁の故障原因や異常燃焼の解明を急いでいるが、主エンジンがどの程度損傷しているかまだ推定できていない。(2011/04/13-17:52)

[引用以上]

さて、どうなるのか ? 「あかつき」も大変だけれど、原発も気になります。

2011年4月12日火曜日

これはなかなか興味深いのですが

電卓そのものではないのですが、電子小道具という事で。

■山口真弘の電子辞書最前線■ シャープ「PW-AC20」〜通勤電車内でのTOEIC学習に向いたコンパクトモデル - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/jisho/20110411_437281.html

以前は、キャラクター電卓を作っていて「こんなものを作っている場合か」と書いてしまった、S社の製品です。が、以前に出たモデルも、そして、今回出たモデルも、なかなか興味深いものであるので、ダベリの具に。
なかなか、結構いいんですよね、デザイン。しかも、電池で110時間も持つ割に、カラー液晶と来ている。さすがは電卓のシャープ。褒めちぎり。単4電池2本でこれだけ動いて、ジンガイの発音まで聞けるというので、なかなか凝った作りです。価格も手頃で、電子辞書としては申し分ない、のかも知れません。

しかし、ここまで使いやすそうな製品であるので、今ひとつ、と思ってしまうのが、拡張メモリを使えない所。前の機種でもSDカードなどを使うことが出来なかったので、仕方の無い所かも知れませんが、やはり、もう少しどうにかならなかったのか。また、これは少数意見ながら以前からも言われていた、電子辞書に「メモ機能」という話。折角「キーボード」という便利な文字入力手段まで具有しているのですから、電子辞書にメモ機能が何で付かないのか、一部にはそうした声があります。このシリーズは「ブラックベリー風」とデザインなので、まさにそうした機能を期待してしまう。所が、それはない。
電子辞書は、辞書の記録された固定メモリー(ROM)をアクセスし、その内容を出力するという目的に特化した設計のため、ROM部分は大きく取れるものの、RAMはほとんど存在しない、そんな構成になっている。おそらく、RAM相等の部分はプロセッサ内部のレジスタ程度しかないのでしょう。ポケコンにも劣る。そうでなければ、あの価格では出ない。だから、メモ機能を載せるのにも苦労する事になり、開発費もままならず、既存の製品を少しいじった程度のものしか出て来ないのではないか。
でも、そのプロセッサも、最近では内製ではなく、例えばARMプロセッサ(Cortex M0とか ?)でも使っていそうな。ならば、もう少しソフトを盛り付ければどうにかなりそうなものだが、それはしたがらない。こうした製品さえ供給していれば、それがそれなりに売れるから、それでいいや、となってしまう。
では、一方、AppleのiPhoneやiPadは何でまた、売れたのか。それは、少ない製品とは言え、徹底的に作り込んだから、でしょう。徹底した作り込みをすれば、売れる。ただ、その作り込みはスティーブ・ジョブスという先覚者によって「どんな製品を作るのか」というビジョンがあればこそではあるのですが、それは、やはり「(提供する)製品への愛」です。こんなものがあったら良い、という心であり、考えであり、信念。ハードウェアはそうしたものを提供できる様になっているのですが、ソフトがおっついていない。ソフト、と書きましたが、それはプログラムやOSだけの事ではありません。「運用」です。ハードウェアとしての製品はかなり良いものを提供できるのですが、それを「どう使ってもらうか」が足りない。
「たかが電子手帳で、そこまで言うか」と思われる向きもあるかも知れません。しかし、そういう考えだから、他の製品でもいまいち売上が期待できない。これこそ「形だけの愛」です。

今回登場の電子辞書で「惜しいなぁ」と思うのは、そんな所なのですが、上記のレポートをみますと、さらに気になる問題が。液晶画面のスクショがあります。これは、液晶画面を直接写真撮影したものですが、何やら、液晶画面に「シワが寄っている」風に見えるのですね。
もしかすると、これは「狙って」こうしたのかも知れません。「液晶のS」だけに、「ペーパーライク・スーパー液晶」とか言うのでしょうか。目にやさしいとか。でも、それにしては惹句にそうした事も書かれていない。嫌な予感。
そういや、S社のお偉いさんは「国内の正社員は1/5しかとらないよ」とか言っているそうで、国内需要も余り期待していないフシがあります。この電子辞書の液晶についても「こんな安上がりな製品に、我が社のスーパーナントカ液晶を使う必要はあるまい。どこか適当な所の安っぽい液晶でも持ってきたらええんじゃ、もったいないのう」とか言って、本当にお粗末なものを安く買い叩いてきて使ってしまったのか。

ちなみに、秋月電子でも販売されている中国製の液晶オシロですが、以下のサイト様で分解記事が出ておりまして、こちらのものは松下の液晶だそうです。

激安オシロスコープ OWON PDS5022S をアマゾンで買ったよ(*゚∀゚)=3 - Air Variable 様
http://airvariable.asablo.jp/blog/2009/06/25/4388599

全体に安い価格でも、良い部品を使っているのです。

で、電子辞書に話を戻しますが、ここまで高機能になって来ているのですから、いっその事「Android端末にでもしてしまえばエエ」などと思うのであります。実際、S社もAndoridケイタイではそれなりに成功しているのですし。
しかし、それは無理なハナシ。S社にしてみれば、「こんなに売れるAndroidなんだから、安く出すのはバカなハナシ。もったいないのう。国内のバカ共には、高いAndoridケイタイとチープな電子辞書だけ、あてがっておけばええんじゃい、このタコガァーッ」(ここで、津島利章・作曲「仁義なき戦い」の音楽)

そんな事では、この先、海外から様々なAndroid製品が大挙して押し寄せてきても対応できません。Samsungなんかは、ARMプロセッサも自前で作っているんですから、安く出すのは何でもない。実際、Galaxy playerなんかは、かなり安い模様。大丈夫かね。S社の心配をしている場合でもありませんが。

2011年4月4日月曜日

いまこそ「電子書籍」を

以下は、Sharpの「ガラの悪いパゴス」に関する記事です。

【本田雅一の週刊モバイル通信】液晶で本を読むのも悪くないと思い始めた理由 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20110331_436092.html

確かに「液晶のSharp」が作っているので、機器の性能は良く、液晶も見やすいものではあるのでしょう。ハードウェアとしては申し分ない。しかし、いくらそうした良いハードでも、売れない。
昨年は、iPadの出現などもあり、「今年こそ(?)、電子書籍元年だッ」と言われました。しかし、今年も第2四半期に入ったのに、どうも電子書籍の売上は芳しくない。中には、「やっぱ電子書籍って売れねんじゃね」というアナリストも出てくる始末。確かに、ハードも売れていない、そのため、電子書籍も売れない。だから、電子書籍って流行んない。そうした事で「売れねんじゃね」という意見が出てきました。
上記の記事を見ると、コピーコントロールの機能を、出版社におもねった仕様で作成して載せた、風な事が書かれています。確かに、出版社のコンテンツの保護も重要ですが、では、電子書籍にした所で「何が良いのか」を強く打ち出せなかったのですから、「それならば紙の本で充分ですよ、ダンナ」と言われ、余り電子書籍自体が流行らなかった。
電子書籍は当初、紙というハードウェアによらずコンテンツが流通できるため、そのコストが激減すると言われとりましたが、蓋を開けたらさにあらず。結局、大手の出版社は書籍という紙のハードウェアを前提とした出版をおこなっていたので、電子書籍にも、そのハードを流通させるためのコストを上乗せしてしまい、物流コストがかからないはずの電子書籍も、紙の本と余り変わらない価格になってしまった。
そこで、最初から、旧来の出版社の立場とは異なる「電子書籍専門の出版社」を立ち上げ、収益モデルを研究しながら電子書籍の有り様を追求している段階であり、それがため、今の所は余り普及していない様子。
また、ここに来て、東北地方を襲った巨大地震が発生、東京に在庫してあった紙やインクも地震にやられてしまい、今までの様に多くの雑誌が出版できない状況であると言います。上記の記事では「それが電子書籍普及の要因にはならないだろう」と書かれており、確かに、これそのもの電子書籍の普及につながるとは思えませんが、一方、重要な契機になるとは思われます。
大変性能の良い、ガラの悪いパゴスですが、それこそ、金持ちの不良ドラ息子みたいなもので、業界の注目こそあるものの、多くの市民には無関係、あるいは、却って「悪いこと」でもしそうな、そんな感じです。未だに「ネットで個人情報を登録してから、1週間待つのだぞ」という販売方式。3ヶ月も経つのですからそろそろ、量販店の店頭で買えるのかと思ったら、とんでもない。それほど素晴らしいハードウェアなのだったら、何でこんな風に「売る気もない販売方式」なのか。それは「やっぱり、売れ残ったら損だしぃ」と尻込みしているのですね、コレは。Sharp自身が売る気がない。そりゃあ、売れませんよ。
そこで、提案。電子書籍の展開を考えるならば、まずはハードウェアをロハに近い価格でばらまき、それからコンテンツとしての電子書籍を流通させる。さすれば、電子書籍も広く受け入れられ、今後も電子書籍が一つのビジネスとなりましょうや。そのためは、ガラの悪いパゴスでもいいから、まずは東北の被災者に1人1台でバラまく。もちろん、現在のパゴスでなくても結構。しかし、最低限WiFiとweb閲覧を装備したものを早急に作る。採算度外視。いや、性能を絞り込めば、安くできるはず。そうして、被災者に情報のインフラとなる製品をばらまき、いずれは電子書籍も読んでくれる様になる、と踏まなくては。実際、大手出版社も一部のコンテンツを無料公開しているというじゃあないの ! 後は、文書ビューワーですよ。それにWiFiとweb閲覧が使えれば、被災者の皆様も様々な情報を得る事も出来ます。まさに、これぞ真の「eJapan」、なんでやらないかね。そして、被災者でない人々にも、破格の製品であれば、これは飛ぶように売れるッ ! やれッ !! まあ、Sharpに言う筋合いの話ではないのかも知れませんがね。

やはりメーカーとしては「愛のある製品作り」ですよ。「形だけの愛」ではなく、ね。

2011年4月3日日曜日

これからは、今までとは違った製品が売れるようになる・2

Gigazineの「チャリダーマン」氏の記事は、世界中を自転車でまわり、その地域の人々の暮らしぶりなどを伝えてくれる、大変興味深いものです。
今回は、こんな記事が掲載されておりました。

外国資本と中国商店が国内経済を破壊するスペイン危機の可能性について考えてみました - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110402_spain-chinese/

このレポートの中程に「DON SIMON SANGRIA」というジュースのレーベルの写真がありました。輸入および取引先が日本の会社「やまや」になっております。そのレーベルをつけた製品をスペインは自国内に流通させている。これは「自国の製品であっても、それを海外に出し、それを逆輸入している」という事なのでしょうか。チャリダーマン氏は中国などの他国の資本などがスペイン経済を侵食していると述べられていますが、そこには日本もお相伴しているという事なのかしらん。日本の会社もスペイン経済破壊に手を貸している、という事なのかも知れません。

レポートでは中国製品のことを悪く言いますが、昔の日本の製品も、そんな所からスタートしていました。しかし、研鑽をつんで、今日の様な製品を製造、輸出するに
至っておりますが、大手メーカーは製造できる製品が良くなったので、今度は「高級志向だ、金がなくて買えない奴は買わなくて結構。それも、製造に人件費が掛かるので、安く作って利益をウハウハと出すためには、海外へ工場を移すよーん。与謝野さん、よろしくね」と企業献金。与謝野は亡国政治家なので「はい喜んで」とばかりに、法人税減税と消費税増税。国家の税収なんて、経済が上向きになれば自然と上がるものなので、まずは経済をよくしないとならない。それで亀井さんたちは消費税はもう少し据え置き、歳出を削減して郵貯原資を活用し、経済を浮揚する事を模索していたのです。所が、官のバカタレは与謝野死にかけ亡国政治家を核内に取り込み、挙句の果ては自民党の持ち出した「復興税」だって。そりゃあ、東北の復興も大切ですが、その前に福島県の避難地域をもう少し拡大して、原発の方をもっと早くに抑え込むくらいはしないと。そうでないと、東北に住む人がいなくなってしまいます。そうしたら復興なんてどうなってしまうのか。まずは、そこに住む人が安心して暮らせる様にする。そのためには、後で地元に戻るのですから、その人口を減らさないように一時避難を政府主導で行う。まずは、人々が安心して暮らせるために、早急に避難させて、それからゆっくりと復興を論ずればよろしい。大体、未だに原発はどうなっているのか、当の東電も「どうなっているのか、放射線が強くて見に行けないからわかんなーい」と言って居るじゃないの。それを「もう原発は収まった。飯舘町もホットスポットではない。もう復興だ」などと言っているバカ官。それなら、岩手よりも飯舘町に視察に行け、ノブ子を連れて。

原発の件でイライラしてしまいました。逸れた話を戻します。

今後は、東電も株価が下落し、電力供給もままならず、そうなると東北に工場を置いていた大手は「国内に工場をおいていても、電気がないから動かせない。こりゃー海外雄飛でんな。与謝野さん、たのんまっせ」となります。そうでなくても海外雄飛のために工場を海外に移したい大手メーカーは法人税減税で得た富を、海外工場などの設備投資に使う。ますます、大手の海外進出は進むでしょう。そして、円も価値が下落するので、日本人は大手メーカーの作ったものですら買えなくなる。チャリダーマン氏が見たスペインの姿は、実の所、未来の日本の姿なのかも知れません。

しかし、NECはLenovoと合弁社を作っているくらいですし、これからは中国のメーカーもより良い製品を出してくるに違いありませんから、日本の、海外進出してしまうような大手メーカーに期待する必要はなさそうです。NTTドコモも、SamsungのGalaxyTabを売っている位ですし、日本製品でなくても大丈夫。でも、円が下落するから、こうした製品ですら買えなくなるかも... 。

かくして、今後の日本は、産業戦後の「焼け野原」から国富を蓄えるべく、海外雄飛してしまった大手に代わり小さなメーカーなどが徐々に登場して、日本国地元の経済に貢献すべく生産を始める、という事になるのか、それとも、そのままなのか。

ちなみに「やまや」は、与党幹事長の兄弟が経営する会社の子会社でしたね。

2011年4月1日金曜日

【重要】 はるまき様Wikiが、もうすぐ見られなくなります。

【重要】と、ビックリする見出しになってしまいましたが、はるまき様Wikiがもうすぐ見られなくなりますので、非力ながらこちらでもお伝えしておきます。
はるまき様のWikiは、HP50gに関するとても有難い情報を提供されています。未見の方は一度、御覧戴きたく。


追記 on 2011/04/01

当初は年度末にも閉鎖の意向だったそうですが、今しばらくはページを残され、情報のみ提供されるそうです。有り難い限りです。とは言え、いずれは公開終了とするそうなので、甘えてばかりも居られません。早めに閲覧して、必要な情報はかき集めて(?)おきましょう ! 04/01だからと言って「四月馬鹿」ではありませんよ、念のため。