2011年12月22日木曜日

ようやく、15Cも「正式リリース」という事なのでしょうか ?

日本HPの方の15Cのページですが、以前は「概要」に何も出ていなかったのに、今はきちんと出ています。

HP 15c関数電卓 (NW250AA)
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5153395

Julyさんも予約1、2回目については年内出荷だそうですから、ようやく「正式リリース」という事なのでしょうか ? Limited Edは10000台限定と言いますが、LEでなく、今後も更に販売を続けてもらえるとウレシイかな、なんてネ。

で、もう一つ(?)の「39gII」も、細かい事が出ておりました。但し、以前のページとは別アドレスになっています。

HP 39gIIグラフ電卓 (NW259AA)
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5160480

このページにある「仕様」によりますと、以下の情報が !

Display    256 x 127ピクセルで調整可能 (※)
ディスプレイの種類    グレースケールLCD

※ アメリカHPのページでは
Display:  Adjustable contract, 256 x 127 pixels
となっています。おそらくコントラスト調節可能、という所でしょうか。ちなみに、アメリカ版は NW249AAです。
http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/index.html から、御参照。


やはり、解像度の増加と「グレイスケール」ですよ ! これは期待大 !!

こちらも、出現間近なのでしょうか !? 面白い事になって来ました。

2011年12月13日火曜日

もう12月ですが、HP15C LEのマニュアルは ... ?

Julyさん、今はキャンセル待ちの15C LEの受け付けをしておりますが、そのキャンセル待ちの受け付けページでは、15C LEに付録するマニュアルについて、

3. 日本語クイックスタートガイド(約50ページ)または日本語マニュアル(約300ページ)のどちらかが付属します。どちらになるかは12月頃に決定されます。

と書いております。そろそろ、話が出て来てもいい頃ですが ?

2011年12月9日金曜日

ポメラ dm100 の発売を祝して

webでは「小説を書くのに使いたい」、「webにつながらないので、物書きに専念できる」として結構引き合いが来ている様子の、ポメラ dm100。かなり好評な様で、先ずはお目出度う御座居ます。

そこで、当blogとしては、今度は「ポケット ポメラ」なるものを提案したい。既に2chでも「メモ機能付きの電子辞書が出ねぇか」という話題もあるそうですが、その最短ゴールにあるのが、今回のdm100なのではないか。

そもそも「ポケット ポメラ」とは、どんなものか。
スタイルは、Blackberry端末の様に、小さいながらも親指で打鍵しやすいキーボードと、モノクロ液晶。そして、ポメラ同様にテキストの編集が出来る、というもの。QRコード出力機能は必須。更に電子辞書もついていると便利ですね。もちろん、microSDカードも欲しい。

なぜ「ポケット ポメラ」なのか。これは、実の所「イネーブル・ウェア」なのです。
難聴や耳の不自由な方などにとって、昨今のケイタイにて導入されているメール機能は「文章を遠方に送る」という意味で、大変便利だというのですが、いかんせん、テンキーやタッチパネルでは、少々入力しにくいですよ。そこで「ポケット ポメラ」。これでポチポチと文章を書き込み、QRコードにて表示してやれば、便利だろうと思うんですね。近くの人に文章を示すのにも、ポケットからサッと出して文章が入力できるし、相手に渡してやれば、そのまま返事を期待できる。

そして「ポケット ポメラ」はポケットに入る「電子のメモ」なので、結構いろんな人が使ってくれるのではないか、と思うのですね。簡易なプログラム機能を持った電卓機能まで付けたら、入力したメモ・テキストの電算処理なんてことまで出来そうです。簡単な集計とか。そこまでは期待せずとも、電卓機能くらいはつけられるでしょう。

今はケイタイで何でも出来るという風潮で、それだから、こうした軽快な製品が出なくなってしまった。しかし、そこをKingJimは敢えてポメラを世に問うた。そこに期待したいのです。案外、もう開発していたりするのかな ?

まあ、こんなへんぴな所で何をか言わんや、ですが。

2011年12月8日木曜日

つぎは「中国」美人が登場するのか

歴代美人時計を集めて一気に美女に時を刻んでもらえる「俺得時計」 - Gigazine
http://gigazine.net/news/20111207-ore-toku-clock/

日本各地の「美女」(色々でしょうが。あっ、失礼)が、毎分、入れ替わり立ち替わりで登場するという「美人時計」。そして、その各地版を一度にみられるという、独身男性にはウレシイ(?)「俺得時計」なんだそうです。

「俺得時計」には日本各地の他にも、

bijin-tokei Hong Kong(香港美人時計)
korean-tokei(韓国時計)

が入っているそうですが、少しずつ海外の「美人」にも手を出していた。既に香港があるので、時間の問題なのでしょうが、次は「中国美人」あたりなのでしょうか。中国・北京あたり。すると、「bijin-tokei」が「bejin-tokei」 ... 。ソレダケ。オソマツ !

2011年12月7日水曜日

ポメラ dm100 の価格推移 ?

価格.comの価格推移グラフにあるデータで少し遊んでみました (こんなネタばっかし)。

この図は、2011/11/00からの「分」単位の経過をx軸に、価格をy軸にしたものです。



文房具は「半額が底値」と言われているらしいので、そこへ向かっての減衰曲線で回帰分析した結果が図の様になっています。

y = exp(a+b*x)+18900 ; a = 9.90295367961511 , b = -2.0207560877675e-05

25000円になるxは 58736、 20000円になるxは 143505、という結果が得られました (概算、端数は切り捨て)。これを日付にすると、

25000円になるのは、2011/12/10ごろ
20000円になるのは、2012/02/10ごろ

となりそうです。

あてにしないでね。

2011年11月23日水曜日

ポメラ dm100が気になる


今週、Kingjimから「ポメラ dm100」が発売されるそうです。

当方の場合、文章を書くだけの道具では物足りない(プログラム計算機能が欲しいのヨ、こういう機械にも)ので、他の機械に目移りしてしまうのですが、実の所、ポメラは意外に需要があるらしく、今度も新製品が登場したという事なのでしょう。

実際、今の日本には、PC以外でまともに文章を書くという機械が実に少ない。以前はポータブルワープロやMobile Gearなんて名機もありました。しかし、今日では文書作成機器は数えるほどしか存在しない。その一つが、ポメラだった。

「PCを使えばいいんじゃないの」確かに、そういう意見もあるでしょう。また「ケイタイでメール打てるから、それでいいや」という声もあるのかも知れない。ポメラは良い機械なのですが、作成した文書を利用するには、最終的にPCに吸い上げる、という事になるので、「だったらPCでいいっぺ」という事なのか。所が、現在のPCでは、乾電池で30時間稼働なんて期待出来ません。電池寿命も機能も「いつでもすぐに使える」という事に奉仕している。だから、文書作成の用途で、これを求める人が多い。ポメラは文書作成「電卓」なのですね。

電卓も同じで、「計算するんだったらPC使えばいいんじゃね」という意見もありますが、やはり、ちょっとした計算が必要な場面もあるから、電卓が作られている。四則演算程度の計算で十分な場面もあれば、もう少し、関数の計算も欲しい、そういう場面もあり、関数電卓も割合作られている。しかし、グラフ関数電卓は、国内のメーカーでは、実に限られている。確かに「グラフまでは要らないよ」という場面ばかりなのでしょう、本邦での電卓利用シーンは。そういう場面ではPCでExcel使えばいいじゃん、なのでしょうかね。でも、海外ではHPやTI、そしてCASIOでさえもグラフ関数電卓を出している。

CASIOとS社は、その昔「電卓戦争」を繰り広げ、その頂点に立った。そして、ポケコンやグラフ電卓まで開発、販売した。そして、ワープロでも同様にしのぎを削ったのですが、今日では両社共に、国内でワープロやポケコンを積極的には売っておりません。それは「需要がないから」という理由だったのですが、CASIOはグラフ電卓の需要を海外に求めたため、今も作っている。そして、ワープロは両者ともにやっていないが、文書作成機という新しい製品を、Kingjimがポメラという形で出して、それがそれなりに売れている。

しかも、dm100に至っては、電子辞書まで装備している。
CASIO、S社をはじめ、複数の会社が電子辞書を出している。それは「中高生などに売れているから」そういう需要があるからなのですが、そこにばかり目が行くので「だったら単語帳機能を充実させるっペ」などと、機能が高度化していく。所が今日ではケータイで辞書もひけるのだから、電子辞書もおそらく伸び悩み。そこでS社はケータイばかり。
しかし、Kingjimは「文書作成機」という新しい器があったので、そこに電子辞書機能を付け加えてしまった。
であればこそ、電子辞書を作っているメーカーは、「だったら、立ったままでも使える小型キーボードを持った、文書(メモ)作成機能付き電子辞書を出すゾ」とか、なりそうなものですが、そういう話にはならない。何故か。「我が社の成長を見込める、すなわち、ガッポガッポと儲かる製品しか作らないんだよ」。

以前、「これからは、今までとは違う製品が売れる様になる」と書きましたが、今回のポメラdm100を見て、その思いを改めて、強く持ちました。それは、大メーカーの「大量に売れる」製品 - 収益が多く見込める製品。それは、電通が「買えぇ~」と洗脳するからでもあるのですが - は
売れ行きが鈍り、不況の今日、生活状況にあった製品が、それなりに売れるという事でもあるのだと思うのです。
確かに、大メーカーはより良い製品を出しております。価格は高いが、より良い製品。そうして、大メーカーは「ブランド」になっている。しかし、海外の高級ブランドなんて、高いものを出してはおりますが、世界的には収益があっても、その国の中では大して収益をあげているわけじゃありませんよ。コアなファンがついていて、その製品を買ってくれる。だけれど、それなりに売れている程度だから、会社の規模も大きいもんじゃありません。今の大メーカーは、何か勘違いしてしまった。しかし、大メーカーは、その規模を維持、成長しないとならないから、より大きい収益を求める。仕方のない所。そして、政権に「TPPやれ」とそそのかす。経団連という名前の泥から顔を出した「どぜう」が「ハイ、喜んで」とTPP傘下表明。そして、大メーカーのトップは海外でモノを売りまくってホクホクなれど、そうして稼いだ外貨は国内に入ってくるわけでもなく、外国から労働者も流入してきて、賃金切り下げになるんだそうな。ますます、暮らし向きは悪くなっていきそう。

TPP絡みの話はいずれとしまして、今は「ポメラ」が気になるのです。さて、売れるのでしょうか。

2011年11月21日月曜日

HP15C LE購入予定者は、急げ !

こんな話です。

HP 15c searchable Adv Fun Handbook (link) - done by Joe Horn
http://www.hpmuseum.org/cgi-sys/cgiwrap/hpmuseum/forum.cgi?read=205208#205208

HP-15C Advanced Functions Handbook
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/c5c99f060ca439f3#

早くダウンロードしておきましょう。

2011年11月14日月曜日

おおっ、やった ! (「15C LEに関するお知らせ」)

Julyさんのblogに、15C LEに関するお知らせがあります。

hp 15c 復刻版 納期とマニュアルに関する重要なお知らせ - Julyさんblog
http://www.july.co.jp/index.php?main_page=wordpress&p=219

第1回予約の方も少々待たされますが、待つだけの意味はありそうです。
キーの不具合が修正になるのは確実ですが、ファームウェアの修正も期待できるかも知れません。また、日本語マニュアルも一部、付属するそうです。

先ずは速報。

2011年11月13日日曜日

ええーっ、本当 !?

2chより
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/mobile/1318008009/

606 :いつでもどこでも名無しさん:2011/11/12(土) 23:55:54.66 ID:???0
    >> 605

    いかし、ジュライ以外で買った人はもう実機を手にしている。
    東映ラジデパ店でも実機販売していたし。(\10.5K位だった)
    HPからの1万台出荷は終わっているだろうに、
    本当に予定分の在庫を確保してるのか気になる。
    samsonもback orderになってるみたいだし。


東映のHP(http://www.toeimusen.co.jp/~dp/cal/index.html)には出ておりませんが、もう、売り切れ ?! って事は、Julyではもう、パートのおばちゃんが予約分の出荷準備を終えているって事 ?
第1回目は11月発送だった訳だから、そろそろ来ても不思議ぢゃないよね。

まさか、12c Platinum (black)を見間違えたとか ... ?

ちなみに、Julyさん、第6回も予約数に達した様です。後は出荷を待つのみ。


2011年10月31日月曜日

プチコン、バンザーイッ !


■石井英男のデジタル探検隊■
「プチコン」を開発したスマイルブーム小林貴樹社長インタビュー~今だから話せる開発秘話と次回作「プチコン+」について - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ishii/20111031_487625.html

30後半~40代のオヤジは、この記事を見るべし ! コリャー、オモロい。懐かしいねぇ、この感触。
プチコンは、ポケコンと違う設計をしているので、ポケコンの代わりに数値計算をする事は難しいとなっておりますが、その昔と言えば、松下の電器屋には「JR-100」なんてマシンもあって、結構売れたんですね。整数BASICだというのに。それは、数値計算よりも「プログラミング」を楽しみたい、という欲求から売れたのです。実際、オヤジがこぞって購入しているらしい。
で、当方はプチコン+にも期待しているのでありますが、欲を言うと「プチコン・ランタイム版」なんかあるといいのかな、と。
ランタイム版は、プチコンのプログラムを走らせるだけの機能しかない、そんなものです。それを「ロハ」で使える様にする。すると、お友達がプチコンで作ったゲームプログラムを楽しめる、という具合。もちろん、プチコンにプログラム転送機能がないとなりません。すると、「よし、オレもやってみよう !」と思って、ますます繁栄するのか、なんてね。
その昔、ガッコにポケコンを持っていきますと、級友が「ゲーム貸して」といって、ポケコンを借りていました。ポケコンは、いまのDSの様な画面がある訳ではないのですが、それでも、結構使っていたのですね。そんな事が今日、プチコンでも起こるのかな、なんて思ったものですから。

「ペーパークラフト」も、ベーマガのパロディみたいで、なかなか楽しめました。何だか、ウキウキしますよ。

2011年10月21日金曜日

どちらが良いのかな

先日、SONYが電子書籍Readreを発売すると発表し、本日(10/20)、無事に発売されたそうです。値段も19800円とそこそこ安く、実を言うと、少々期待しておったのですね、当方。

http://www.sony.jp/reader/products/PRS-T1/

しかし、先日はLenovoが「Ideapad Table A-1」という、激安Androidタブレットを発売するとかで、これまた衝撃でした。

http://shopap.lenovo.com/jp/products/tablets/ideapad/a1

で、ビンボーな当方としては、これらのどっちを買うべかな、と、少し検討してみました。って、そんなもん、言わんでも判りそうなものですよ、ねぇ。目的にもよるとは思いますが、当方としてはIdeapad Tabletの方ですね。
確かに、Readreの方はeInkで、電池もかなり持ちそう。しかし、Ideapad Tabletの方は、価格の割に、立派にAndroidとして使える製品。
そりゃ、「欲しければ両方買えば」という事にもなろうか、と思いますが、やはり、価格も近しく、機能もかなり近しいだけに、つい比較してしまうのですよ。だから、両方はいらないや、ね。

読書家の人ならば、電子書籍が簡単に購入できるReadreの方が良い、という事もあるのかも知れません。紀伊國屋も「電子書籍がSONY Readreで読めますよ」と喧伝しております。なかなか便利。何でも、Readreで電子書籍が買えるというのですから。でも、問題は決済方式ですよ。アメリカではクレカ払いは当たり前、今日はe-commerceで、webショップでモノを買うのにもクレカが当たり前、という風潮ですから、紀伊國屋もクレカで支払ってね、と。まあ、クレカという決済手段が悪いとは申しませんよ。でもここは日本です、ガキにクレカ持たせますか ? そうするというのは、余程の金持ちでしょう。すると、大抵のガキは利用せんわけですよ。マンガも買わない。そんなだから、利用者が伸び悩み。で、ガラの悪いパゴスも、今ひとつだったに相違ない。Readreも、同じ過ちを繰り返している様に思うのですね。駄菓子屋的発想で行かないと、ガキからカネをむしり取る事は出来ません。ゲーム機は未だに多く売れておるじゃないの。

で、本日、Readreも発売になったのですが、かたや、日経が「Amazon、日本上陸。年内に電子書籍発売へ。Kindleも出るでヨー」と報じております。Amazonがコワいのは、クレカ払い以外に「Amazon プリペイドカード」を用意している所。AppleのiPhone/iPadも、Appleのプリペイドカードを用意していて、それでガキ共もiPod Touchでアプリが購入できた。このビジネスモデルがいよいよ上陸しようとしている。

そして、Ideapad Tablet A-1が実売24000円程度で登場しようと云う現在、Readreはズバリ「1万円」を割る価格でないと、その存在理由を示せなくなりつつあります。いや、Amazonも$100以下のKindleを本邦で発売するらしいので、いくらハードウェアが上と言っても、1万円では勝負にならないかも知れません。Ideapad Tablet A-1なら、Kindleと一緒に買っても良いかな、なんてね。
何でも、Readreの中身はAndroidだって言うじゃないの。(ロシアの ?)ハッカーが暴いてしまったそうな。

 Sony PRS-T1 eReader hacked into an E Ink Android tablet - Liliputing
http://liliputing.com/2011/10/sony-prs-t1-ereader-hacked-into-an-e-ink-android-tablet.html

そもそも、海外では先行して販売しているものを、これから「愚民共、有難く押し戴け」とばかりにこれから発売とな。海外では既にハックされているというのに。
しかも、デフォルトではAndoridとして使う事は出来ない。それはそれで悪いこととは思いませんが、だったら、もっと値段を下げないとReadre売れませんぜ、ストリンガーのダンナ。そして、「高機能Boogie Board」として売れッ、と言いたい。尤も、Boogie boardの様に落書きは出来ませんですか、Readreは。

相変わらずのいい加減な意見です。気にしないで下さい。

2011年10月20日木曜日

何だか、余り書くこともないなぁ

そろそろ、必要としている方は予約し尽くした所なのでしょう、Julyさんの15C LE も、予約のペースが落ちてきております。未だの方は、今からでも間に合います。

で、当方はというと、ずっと39gIIのページをワッチしておるのですが、先日来、日本ページが「みつかりません」になっていました。しかし、今、この遅い時刻にみると、CSSとかが壊れた感じのページが表示されます。何を考えているんだか。

アメリカHPの39gIIページが復活しているので、そろそろ日本のページも準備段階に入っているのか。

そういや、2chでは「WP34S」という、30bのファーム書き換え機の話題もありました。これはかなり面白いのですが、当方の様なユーザーにはチョイ敷居が高い。もっと簡単に出来るとかいった話、ありませんかね。WP34Sも大変興味深いのですが、当方なんぞは、42S辺りが出て来たら、少々そそられちゃうかな、なんて無責任な事を書いたりして。「その前に、お前はもっと50gを活用せんかい」、あいや、御尤も。

そうは言っても当方、最近は電卓どころか、まともに計算すらしない仕儀。困ったちゃんだねぇ、当方も。放射能にオツムをやられてしまったのか。かんな音じゃないんだから。シュッ、シュッ ! 関東離れて抜け参りならぬお遍路さん。おまいはそんなに放射能が怖いのに、国民には「そこに居ろ」と言っている。それで増税、TPP。どうかしているよ。

何だか、疲れちゃったなぁ。まあ、書く事もないので、戯れ言と思って見逃してね。


2011年10月4日火曜日

HP 15C LEの写真も「傾いた」

当方の予想よりも早く、第2回の予約分が終了したHP15C LEですが、今度は、15C LEの写真が傾いています。

HP 15c関数電卓 (NW250AA)
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5153395

で、もう一つ驚いたのが、アメリカHPのページ。2つの15C LEがあるらしい ?

HP 15c Scientific Calculator (NW250AA) (つながらないんですけどネ)
http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/product-detail.html?oid=5153395

HP 15c Scientific Calculator (DUMHP15CAPSCPRE)
http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/product-detail.html?oid=5153762

とは言え、アメリカHPのページには、各機種とも複数の版があるらしく、15C LEについても「当たり前」なのかも知れません。

そして、アメリカHPのページにも39gIIが登場しておりますが、こちらの写真は正面を向いたまま。

HP 39gII Graphing Calculator (NW249AA)
http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/product-detail.html?oid=5154837

しばらく、アメリカのページはmissingでしたから、またぞろ見られなくなる可能性もありますが、さて、どうなるんでしょうか。

2011年10月2日日曜日

39gIIの写真に若干の変化

Julyさんによって新たに確保された15C LEですが、皆さん、予約されましたでしょうか。
今回は、出足は勢いがあった模様ですが、その後はそれなりの売れ行きとなった様子で、24時間を過ぎた現在でも、若干残しております。
途中、何度か残り数を調べて、簡単な回帰分析を行って遊んで見ました。サンプルとしたデータは、次です。

12:30    68
12:37    67
12:54    60
13:39    58
13:40    57
14:29    55
17:11    48
17:31    47
18:10    45
18:28    44
20:11    37
22:42    30
25:45    25
26:56    23
30:05    23
47:33    7
49:21    5

こうしたデータならば、減衰曲線を当てはめるのが妥当でしょうから、つぎの式を回帰分析してみましたよ。

f(x) = exp(a+b*x)

gnuplotで調べた所、

a = 4.98597930838407 b = -0.00110439560442999

です。グラフも載せておきます。


この式が 1 になる時刻を計算すると、10/03 02:50 頃となりました。さぁ、どうなるのか。

一方、これは未だ見ぬ未来の話ですが、39gIIの写真に若干の変化がありました。とは言え、真正面からの写真が、少し斜めからになった程度ではあります。
しかし、全く開発が進んでいないのならば、こんな事をする必要もないので、やはり、徐々にとは言え、開発を進めているのでしょうか ?



2011年9月29日木曜日

再び、15C LE 入手のチャーンス到来 !

Julyさん、どうやら追加分を確保出来そうです。

15c 復刻版 予約受付再開スケジュール - July blog
http://www.july.co.jp/index.php?main_page=wordpress&p=210

前回は200個用意して、即日完売だったそうですが、今回は合計600個だそうです。やりましたねぇ !
しかし、多くの人に行き渡らせたいという思いからなのでしょうが、分割して予約を受け付ける様です。日時などは上記を御参照。

さて、最初の200個は早々にはけてしまいましたが、今回はどうでしょうか。5回に分けるので、少しは予約しやすくなるのか ? それとも ?

各日付で時刻も色々と変えておりますから、予約を考えている向きは、良く確認しておきましょう。

2011年9月27日火曜日

ヤバい、新しいHP電卓なのか ... ?

comp.sys.hp48 より

Is there a new HP-50g? HP50gs - comp.sys.hp48
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/961020d1d8112f05#
この記事によりますと、hpcalc.org に「HP50gs」という電卓に関するアーカイブが上がっているそうです。

HP 50gs Emulator Package - hpcalc.org
http://www.hpcalc.org/details.php?id=7327

HP50gのエミュレータ・パッケージも同梱されている様なふいんきなので、取り敢えず落としてみた所、中には50gsという電卓の画像が入っておりますが ... 。
「担がれたのか」 ... 35Sのキーを真似てデザインしただけの様な面構え。

過日、39gII (NW249AA) という電卓のページ
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5154837
があると報告しました。そこで、「すわ、39gIIハードウェアの新型か ?!」と思ったのですが、どうも、それではなさそうな感触。単純に、面が変わるだけなのか。そもそも、39gIIも未だ、発表されていないのだけれど。


どうなんでしょうかね ?

2011年9月17日土曜日

もう、初回分が「完売」

09/15になって、予約が開始された HP15C LE ですが、24時間を経ずして、予約数に達したそうです。まずはおめでたい。
切望していた人が多かったらしく、リアル15Cはたちまち引き合いが来ました。おそらく、iPhoneでのシミュレータでシビレた人も予約したのではないでしょうか。

Limited Editionという事もあり、数は限られておりましたから、早々の「完売」(まだ、予約だけですが)になりましたが、Julyさんでは、次回の入荷を働きかけているそうで、気になるところです。
MoHPCでも紹介されていたAmazon.comでの販売は「HPサイトで購入してね」になっていて、Amazon.comでの在庫はなくなったようですし、Samson cableも「次回は未定」みたいになっています。それだけ売れた、という事でしょう。

Julyさんでは、初回受付分の発送を11月としています。少々先の話ですが、予約した人は、心待ちでしょう。
何でまた、11月と先になるのか。既にSamson cableとかで注文した人は、実機を入手しつつあるというのに。これは憶測ですから当てにしないで欲しいのですが、恐らく「日本向け」だからなのですね。「日本語マニュアル」は期待してもいいのかな ? 更に、アメリカで報告されているbugですが、これはどうなるのか、気になる所です。Julyさんも問い合わせているとの事ですから、11月出荷製品となれば、あるいは「対策済み」なのかな、などと期待してしまいますね。Sykes有限公司に問い合わせても「発売前の製品なので、詳細は不明」と言います(日本人スタッフの返信)。そうです、15C LEはまだ「発売前」なのです。

アメリカHPを見ても、「購入はコチラ」があるくせして「coming soon」だし、「Vew all specs」のリンクは「Sorry, no page」だし、日本の15C LEページでも「概要」が空欄のまま。まだ、正式には「発売前」なのですね、きっと。

さて、HP15C LEは、大変良い電卓だと思います。予約出来た方は、実機が入手できましたら、存分に使い倒してもらう事を願ってやみません。今回、予約出来なかった人も、次があるらしいので期待しましょう (かく言う私もその一人 ...)。

2011年9月13日火曜日

HP35S はバグが多いという話ですが

それでも、当方は結構便利に使っております。

最近は2chのRPNスレをみっちりと見ているのですが、その中に35Sをハングアップさせるらしきコードが出ておりまして、早速試してみました。当初、何のコードか判らず、何度かONを押して終了させたのですが、話によると、リセットをしないと回復しないとか。

A001  LBL  A
A002  SF 10
A003  0
A004  GTO A003

しかし、当方の35Sでは、[ON]キーを「4回」押すと、一応は停止する様です。3回やって止まらないのでリセット、という事なのでしょうが、[ON]キーを長く押していると、何度目か(4回と限った事でもなく、もっと押す必要がある場合もあります)で止まる様です。

さて、もうすぐ発売の15C LEですが、PSE (Pause)命令にバグがあるとかで、うまく停止してくれないという話題が入ってきております。しかしながら、ファームウェアを改変できるのではないか、などという話もあり、希望も持てそうです。原版の100倍以上の速度で動くそうですから、なかなか興味深いものです。

July さんで、12C 30thの予約受付が始まりました。発送が10月と、少々先になっております。15C LEも同程度に発送されるのでしょうが、当方が気になっているのは、15C LEの日本語マニュアルです。以前のものと内容が同じなのでしょうか。15Cのマニュアルは大変良いものなので、是非、このマニュアルと共に復活して欲しいものです。この日本語マニュアルを用意しているから、日本向けの発送が遅れているのかな ?

おまけ。bcでの計算例。

$ bc -l
scale = 100
e(e(15)*l(1+1/60000))
458922750583523732772243.4524709551838513217174331935565593798946084\
421051747363253844774239075890406844911362154665696994168

2chのRPNスレを御参照。Wolfram alphaでもやってみたいね。

SONYのAndroid Walkman ...

明日、09/13 にもSONYは新しいWalkman製品の発表を行うとか。

一方、IFAではAndroidベースのWalkman を開発中としているそうです。

ソニー Android ウォークマン・プロトタイプ、ギャラリー & 動画 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2011/09/02/android-walkman/

ソニー、Androidベース「WALKMAN」のプロトタイプを披露 - C|NET
http://japan.cnet.com/news/service/35006714/

これが発表されるとなると興味深いのですが、「オーディオマニア向け」らしいので、高いんだろうなァ。Samsung playerだったら、もっと安いのに ... 。

2011年9月11日日曜日

HP15C LE のセルフテストについて

アメリカではポツポツと15C LEを入手して使い始めている人がいるそうで、待ち遠しい限りです。

新しい12C や 15C LE では、[ON]キーを押しながら四則演算のキーを押して実行する「セルフテスト」機能がうまく実行できないそうですが、MoHPCのForumにて、Mike Morrow 氏が、新しい電卓のセルフテストについて、そのやり方を載せているページを紹介しています。

The *REAL* Self Tests For the 15C LE - MoHPC Forum
http://www.hpmuseum.org/cgi-sys/cgiwrap/hpmuseum/forum.cgi?read=194012#194012

件のページは以下です。

Performing the Self Test - HP
http://h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/document?docname=c01788371&lc=en&dlc=en&cc=us&product=81575

以下、誤訳が入っているだろう意訳 (?)。

------------


一部の HP12C にてセルフテストを行うと 「Error 9」を報告するという問題があります (同時にメモリが書き換わってしまう)。

電池を2つ用いる電卓の場合、つぎのテストを行います (HP15C LE もこのケースらしい)

1. 電源を切る
2. [g]シフトキーと[ENTER]キーを同時に押す
3. [g], [ENTER] を押したまま、[ON] キーを押して電源を入れる
4. [ON] キーを離す
5. [g], [ENTER] キーを離すと、「1.L 2.C 3.H」という表示が現れる (テストメニュー画面)

5-1  [1] を押すと、液晶画面のテスト (LCDのすべてのエレメントが点灯する)。何かキーを押すと終了
5-2  [2] を押すと、チェックサムの検査とコピーライト表示 (どんなの ?)。何かキーを押すと次の画面に移り、更には、テストメニュー画面に移動
5-3  [3] を押すと、キーボードテスト。すべてのキーを押すと、それに応じてLCDのエレメントが消えていく。すべてのエレメントが消えた所で何かキーを押すと終了して、テストメニュー画面に移動

[ON] キーを押すとテスト終了で、電源が切れる
何がエラーを検出すると、エラーメッセージを表示

電池が1つの12C の場合、つぎのLCDテストが用意されています

1. 電源を切る
2. [X] (掛け算) を押し、押したまま更に[ON] キーを押したままにする
3. [ON], [X] を離す
4. 少々すると、液晶画面のすべてのエレメントが点灯する。何かキーを押して終了

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もちろん、この通りにやっても、当方は何の責任も負いません。自己責任でね。既に2chの住人の中には入手している人も居るでしょうから、何かレポを出さないかな ?

2011年9月5日月曜日

いよいよ HP15C LE も出てくるそうです

かなり早い時期から HP15C LE に関する情報を提供されております buin2gou 様サイトでは、samson cable での購入ガイドなどの情報を公開されており、09/03付けではいよいよ、samson cable での出荷時期がかなり迫っている模様との事で、ますます期待されます。

hp電卓まとめ - buin2gou 様サイト
http://www.buin2gou.com/hpcalc/

そんな HP15C LE ですが、日本のwebページには、つぎのものが付録するとなっております。

電卓, バッテリ, 操作ハンドブック, 高機能ガイド, 仮想電卓を収録した製品CD, 保護スリーブ

(@ http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5153395)

所が、アメリカのwebページでは、つぎの様になっております。

Gift box, calculator, batteries, Owner's Handbook, protective sleeve, CD with virtual calculator

(@ http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/product-detail.html?oid=5153395)

Gift boxちうのは、ただの化粧箱という事でしょう。これは当たり前なので、日本側では記述なし、なのか (とは言え、最近の電卓は吊るしのブリスターパックなので、化粧箱となると、ウレシイねぇ)。電卓本体、バッテリ、ハンドブック、電卓ソフトつきCD、保護スリーブ、というあたりは共通しているものの、日本側には「高機能ガイド」というものが付いている様子。これは少々期待してしまいますね。操作ハンドブックも、以前の様なものだと、ウレシイ。

一方、アメリカの別ページには、こんな記述もあります。

Calculator
Batteries
Quick start guide
Manual on CD
Protective sleeve

(@ http://www.shopping.hp.com/product/calculator/Scientific/1/storefronts/NW250AA%2523ABA )

仮想電卓CDは止め (?)、マニュアルもCDに。付いてくる紙マニュアルは Quick start guide という手軽さ。さーて、どうなるのかな ? 2ch では samson cable にてクレカで買っている猛者も居る様ですから、下層民の当方としては、レポを期待したい所 !

12C 30th については、すでに samson cable にて発売されている模様です。価格がサイトによって色々となっている上、一応現行機種ですから、日本では余り話題になっていない感触。
一方、The Museum of HP Calculators の Forum に、39gII の話題が出てきました。12C 30th は、一応「12C」が現行機種なので、July さんが言う「2つ」とは、やはり 15C LE と 39gII なのか !? と、またぞろ気になってきます。

2011年9月4日日曜日

新しいHP電卓にまつわる「謎」

先日、余りにビックリして、書きなぐってしまった「HP 39gII」の件は、どうも「?」なのです。どうも、今回HPから出る電卓は「HP15C LE」、「HP 12C 30th Anniversary Edition」の2つ、らしい。
この2つは既に米国HPのサイトに価格が出ていて、それぞれ$99, $79との事で、現状では「Coming soon」なのですが、正式にサイトに登場しているので、実際に販売されるのは、この2つの模様。The Museum of HP calc のフォーラムでも、話題になっているのは、この2つの機種のみ。未だに「39gII」の話はありません。

しかも、39gIIは、どうやら「NW249AA」と「NW259AA」の2種類がある様な感触。とは言え、HP電卓の番号は、同じ製品なのに複数あるのは当たり前らしく、12Cでも微妙に違うものが複数あるらしいのですね。
先日「20Sだっ !」と書いて大恥を掻いてしまった当方ですが、この「39gII」も誤報だったのか、と。しかし、20Sの方は見えなくなっていますが、現時点では39gIIの方は未だ見られます。とは言え、HPの中の人によると、「NO」だった20sですから、今回の39gIIも「NO」なのでしょうね。またしても「かつがれた」のか !

これがもう少し先に準備している新しい製品だとして、その画像からは色々な事が読めます。

1) 高校生向けっぽい記述

「Ideal classroom calculator」の文字が出ていますから、学校向けという所でしょう。39gもそうでした。となれば、50gの後継機種も !?

2) モノクロLCDらしい。しかし、解像度は従来機種よりもかなり高そう

最近はCASIOを皮切りにTIもカラーグラフ電卓を出しておりますが、HPはモノクロとなりそうな ? しかし、グラフのグリッドラインが薄いらしいので、4階調程度の表示が出来るとみてよいでしょう。
また、これはつぎの「中国語っぽい文字」にも関連しますが、12ドット程度の文字が表示可能となれば、かなり高解像度が期待されるのではないか、と思われます。

3) 中国語っぽい文字が表示されている

開発が中国の方で行われているからなのでしょうが、表示には中国語っぽい文字列が見られます。もしかすると、多国語ヘルプ機能みたいなものまで期待してしまいます。それだけの解像度があるらしいのですから。

4) 一方、キー回りは意外にシンプル

なので、余りいろいろな事を期待は出来ないのか、などとも思えます。


そもそも、今日ではLCDも高解像度のものが手軽に使えるのですから、カラー化も良いのですが、高解像度の提供という方向もあってよいのではないか、と思います。積んでるプロセッサもARMだしね。こんな感じの「50gII」とか出ちゃったら、ウーン、どうなるのかな ... 。欲しい様な。少なくとも、ハードウェアはCASIOやTIのカラー電卓に匹敵するくらいのものになるのではないか、と。後はソフトですが、それがどうなのか。ハードに見合った充実した機能を提供するのは、なかなか難しいのかも知れません。
最近はCASIO、TIとカラー電卓を出しているのに、HPはどうした ? みたいな話も海外では言われております。これが出ればHPの「一つの回答」になるのだと思いますが、未だ出るのかも判らない状態。さて、どうなるのでしょうか ?

まあ、今回はJulyさんも「2機種だけ」と申していますので、まずは15C LEと12C 30th、という事ですか。であれば、39gIIも、もう一つ別の製品と一緒に出てくるのか、などと密かに期待して、様子を見る事にしましょう。

2011年9月2日金曜日

New Graphics Calculator appears ! いやぁ、もうひとつの電卓が出ている ...


HP 39gIIグラフ電卓 (NW249AA)
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5154837
(English ; currently missing ... on 2011/09/07)
http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/product-detail.html?oid=5154837 


画像では、漢字表示 (中国語 ?) ! 何だッ、コレはッ !!
漢字表示で、解像度はかなり高そうです。しかし、モノクロ液晶。ただ、4階調程度の表示ができそうな感触です。

In this picture, we can found chinese character in calculator display ! so, resolution of this calc may be more higher than ever one ! and 4 (or more ?) grayscale display will be.

型番が39gIIとかなり若く、将来的には上位機が出るのかと期待されます。50gではSysRPLでの階調表示が難しかった様(HPGCCでは出来るみたい)ですが、30gIIからは機能拡張されたと考えられますか。すると、この段階でSysRPLのカラー対応も含まれていると考えてもいいでしょう。将来的には「50gII」カラー表示機種、なんて考えられそうです。

まぁ、確定情報ではありませんが、9月になった所で登場したのですから、まず間違いないでしょうか。

ちなみに、15C LEの方は $99.99 だそうです。いまなら割引対象なれど、Out Of Stocks とな。トホホっ、て、まだ出ておらんですね、スマソ。

追記 on 2011/09/07

Julyでは15C LE, 12C 30th の2つが新製品としているそうで、39gIIは当分お預けみたい。英語のページも消えてしまっているし。

2011年8月28日日曜日

HP50g の日本語版ガイドブックがあるんだそうな

以前、はるまき様が申しておりましたが、はて、どこにそんな情報が ? と思って居りました。しかし、Amazon のレビューにちゃあんと出ているじゃないの !
現在販売しているHP50gには、CD-ROMで日本語ガイド(英語の薄い冊子の日本語版)が収録されているそうです。出来れば実費程度で販売してくれるとウレシイかな、なんて思うのは当方だけではないでしょう。
しかし、世はweb時代。Julyさんが好意で販売したとすると、CD-ROMだけ買って、本体は海外のSamson cableとかで買ってしまう。すると、Julyさんは儲けにならんわけですね。同じ理由で、以前はVoyagerのPDFを公開していたNaocoさんも、PDFの公開を止めてしまった。
しかし、何とかなりませんかねぇ。

そういや、Julyさん本家で買うよりも、July Amazon店の方が値段が安いのね。これはビックリ。今度からはAmazonで買おうかな。それともアキバのリアル店舗 ? しかし、それも新製品待ちではありますが。

2011年8月26日金曜日

HP15C LE may be priced $129 ?

cf.

New HP15C Priced at $129 - hp museum forum
http://www.hpmuseum.org/cgi-sys/cgiwrap/hpmuseum/archv020.cgi?read=188549

Hewlett Packard (HP) - NW250AA#ABA - Hp 15c Scientific Calculator - neobits
http://www.neobits.com/hewlett_packard_hp_nw250aa_aba_hp_15c_scientific_p1414851.html

おそらく、$129らしい様子。販社によって値引きもありそうな。円高の折ですから、Julyさんも勉強して欲しいなァ ... 。

ついでに、HP15C LE のページ (English) が、つぎの所に出ておりました。プリンターのページなんだそうです。それこそ、どうやって見つけたんだろうね ?

15C Reissue is actually a carefully disguised printer? - hp museum forum
http://www.hpmuseum.org/cgi-sys/cgiwrap/hpmuseum/forum.cgi?read=191647#191647


追記 on 2011/09/07

別ポストにも書きましたが、結局は $99 になった模様。あと、2ch では15Cの日本語ハンドブックのPDFリンクを探し出してきた猛者がおりました。何とも心強い。今のうちにダウンロード、熟読して、来るべき 15C LE の出現に備えましょう !

2011年8月23日火曜日

ますます不可解


下記のリンクですが、今は電卓一覧すらもみられません。

http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/product-detail.html?oid=5153395

所が、日本サイトは見られるのですから、この辺が不可解。

先日、HPがPC部門をヤメる方向で検討中、という報道がありました。2chでは、これに関連してHPの電卓も終わり、とかいう発言もあります。
実際、上のリンクがいきなりなくなっていて、「本当にヤメてしまうのか」などと思えてきます。Engadget Japanese によりますと、HPのPC部門をヤメる件については、担当者も直前になって聞かされたとか。
とは言え、今の電卓はHPで製造しているものではない、なんて話もありますし、Julyさんもコメントを出していないので、何か面白い製品が出るには違い無いのでしょう。

で、当blogでは「20S」が出るのか、と書きましたが、comp.sys.hp48にて拙い英語で質問した所、HPの中の人が「NO」と書いておられるので、これはなさそうな感触。たまたま、デッドストックになっていたページが出て来ただけらしいのですね。
また、HP電卓の祭典・HPHCが開催されるそうで、以下に詳しい情報が出ております。

(7/25) 2011年9月24日~25日にHP Handheld Conferenceが開催! - buin2gou 様
http://buin2gou.com/hpcalc/

ここからHPHCへリンクで飛ぶと、開催概要というのでしょうか、PDFがありまして、中に次の記述がありました。

A new HP Calculator? I am sure I can confidently say that this is true. More than one? Suggesting this
is “beyond my pay grade,” but I am an optimist.

More than one ? と言うあたり、July 溝江氏の情報(「2つ出る」)とも符合します。また、このPDFの作者は「Suggesting this is “beyond my pay grade,” but I am an optimist」としており、結構、期待してもいいのか、などと考えてしまいます。
HPHCでは、HP30bのファームを書き換えて関数電卓「WP-34」にするというイベントも行われるそうで、色々とマニヤが集う楽しい場になりそうな感じですが、その場で発表される新しい電卓、となると、ますます期待してしまいます。
開催は09/24-25だそうですから、この頃まで情報は出て来ない、ちう事ですね。

HP-20Sは悪い電卓ではないと思いますが、調べたら、同じハードウェアを使ったらしい「HP-21S」というのがあって、統計専門という感じの機種なんだそうです。正規分布や二項分布などを簡単に計算できるそうな。機能としては20Sよりも21Sの方が気になりますね、当方としては。

まあ、何につけ、楽しみに待ちましょうか。

2011年8月16日火曜日

あれっ、また出ている ... (with update)

先日以来、英語も日本語も見られなくなっていた HP-15C Limited Edition のページですが、今見ましたら、英語の方は「しれっ」と出ております。何と「New」だって。
しかも、電卓カタログページからもたどれる様になっていて、いよいよ登場、という所ですか。

http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/index.html

で、電卓カタログのページには、「HP-20S」という機種があります。これですかね、溝江氏の言っていた新製品というのは。

http://en.wikipedia.org/wiki/HP-20S

20sも復刻版の様ですが、なかなか興味深い機種。機能としては、CASIOとかでも出ていた、50ステップくらいの電卓言語でプログラムが出来、積分まで出来た機種、あんな感じですかね。
問題は価格ですが、3千円くらいなら ? (ソレハムリカ)
しかし、当方としては 15C LE に注目してしまいます。

それにしても、カラーグラフ電卓は今の所「お預け」ですか。ウーム。

追記 on 2011/08/17
と、思っておりましたが、よく見ると、

Scientific and Graphing Calculators
HP 20s Scientific Calculator (20S)
http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/product-detail.html?oid=34772

となっております。どうもグラフ電卓なのです ! コリャービックリ !!
何とも、楽しみになってきました。続報は !?

更に追記 on 2011/08/18

内容はブランクながらも、日本サイトでもページが作られておりました。

http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=34772


まだまだ追記 on 2011/08/21

よく見たら、カテゴリの所に「Graphing」であって、本体名は「HP 20s Scientific Calculator (20S)」でしたね。スマソ。

2011年8月7日日曜日

あれこれ予想は楽しいな

July・溝江様がお知らせ下さいましたが、どうやら今年はHPから2種類の電卓製品が提供される模様です。
当方、HP-15Cが出ると思っておりましたが、そこは溝江氏も販売側の立場ですから、言うに言われぬ事情があるので、今すぐに詳細を述べる事はできません。
それを良い事に(?)、勝手な「予想」をして楽しもうじゃないの、という趣向です。

HP-15C Limited Edition が出るのは、まず間違いないと思われます。では、2種類の「もう一つ」は、果たして何なのでしょうか ?
順当に(?)考えると、15Cと同じ「シリーズ10」のHP-16C辺りが出ても良さそうな感触です。しかし、その話題は今の所、見えてこない。
ならば、新しい金融電卓なのか、とも思われますが、既にARMプロセッサ採用の20b,30b が登場しているので、それはないのではないか、と。
最近は一般向けの電卓も作っている HP ですから、そうした製品を拡充する可能性もありますが、だとすると、当方はお手上げ。
なーんて、色々考えるのは楽しいものです。
去年末からCASIOが、そして、今年の春にはTIが出しているものがあります。そうです ! 「カラーグラフ電卓」です。所が、今のところHPは出していませんね。さて、どうなのでしょう ? いきなり「HP100g」とかいって、出たりして ?
(追記 on 2011/08/11 ; この「HP100g」とか言うのも、当方の勝手な話です、念のため)

そもそも、15C LEにしても確定情報ではありませんしね (まあ、出るとは思うのですが)。

無責任な記事ですから、内容は当てにしないで欲しいのですが、色々と夢想して楽しみましょうよ、この際ですから。

ちなみに、日本のページには出ていない15C LEの概要については、英語ページで見ることが出来ます。

http://www8.hp.com/us/en/products/calculators/product-detail.html?oid=5153395

ここによれば、15C LEは15Cの「100倍早い」様子。12C PEでもそうだったのかな ? さて「running」表示はどうなるのか ?

また、以下は日本サイトの情報ですが、中身は

同梱品

電卓, バッテリ, 操作ハンドブック, 高機能ガイド, 仮想電卓を収録した製品CD, 保護スリーブ

とのこと。操作ハンドブックは日本語であるとウレシイ。日本語版PDFがダウンロードできない現状では、日本語版になっている公算大か ? 「高機能ガイド」は、Avdanced Function Handbook」とは異なっているので、新しく編纂した資料なのかも。

あー、ますます楽しみになってきた !

追記 on 2011/08/09
さて、こんな調子のいい事を書いていたからなのか、あるいは、登場が本当に近いのか、その辺りは定かではありませんが、上記の英語ページ、並びに日本語ページが閲覧不能になっております。
注視していきたく。

追記 on 2011/08/11
July さんの所ですが「8月の新製品」が消えておりますね ? ちょっと、気になります。
8月も中旬に入ったから、なのでしょうか。

2011年8月2日火曜日

E192 系列だって

良く疑問に上り、そしてwebには実に丁寧な解説もある事なので、今更ではあるのですが、電子回路の抵抗器やらコンデンサ、あの定数ちうのが、「Eナントカ系列」というものになっているそうです。

E6系列 E12系列 E24系列 E48系列 E96系列 E192系列の一覧表と概略計算方法 - OKAWA Electric Design
http://sim.okawa-denshi.jp/keiretu.htm

ここには、一覧で具体的な値が示されており、なんと、E192系列というのまであるとか。そこで、E192系列を元に、電卓でもって得られた数値との比較を試みました。

計算値 E192 E96 E48 E24 E12 E6 E3

10.000 10.0 * * * * * *
10.121 10.1
10.243 10.2 *
10.366 10.4
10.491 10.5 * *
10.618 10.6
10.746 10.7 *
10.876 10.9
11.007 11.0 * * 1.1
11.140 11.1
11.274 11.3 *
11.410 11.4
11.548 11.5 * *
11.687 11.7
11.828 11.8 *
11.971 12.0
12.115 12.1 * * 1.2 *
12.261 12.3
12.409 12.4 *
12.559 12.6
12.711 12.7 * *
12.864 12.9
13.019 13.0 *
13.176 13.2
13.335 13.3 * * 1.3
13.496 13.5
13.659 13.7 *
13.824 13.8
13.991 14.0 * *
14.159 14.2
14.330 14.3 *
14.503 14.5
14.678 14.7 * * 1.5 * *
14.855 14.9
15.034 15.0 *
15.216 15.2
15.399 15.4 * *
15.585 15.6
15.773 15.8 *
15.963 16.0
16.156 16.2 * * 1.6
16.351 16.4
16.548 16.5 *
16.748 16.7
16.950 16.9 * *
17.154 17.2
17.361 17.4 *
17.571 17.6
17.783 17.8 * * 1.8 *
17.997 18.0
18.214 18.2 *
18.434 18.4
18.657 18.7 * *
18.882 18.9
19.110 19.1 *
19.340 19.3
19.573 19.6 * * 2.0
19.810 19.8
20.049 20.0 *
20.290 20.3
20.535 20.5 * *
20.783 20.8
21.034 21.0 *
21.288 21.3
21.544 21.5 * * 2.2 * * *
21.804 21.8
22.067 22.1 *
22.334 22.3
22.603 22.6 * *
22.876 22.9
23.152 23.2 *
23.431 23.4
23.714 23.7 * * 2.4
24.000 24.0
24.289 24.3 *
24.582 24.6
24.879 24.9 * *
25.179 25.2
25.483 25.5 *
25.790 25.8
26.102 26.1 * * 2.7 *
26.416 26.4
26.735 26.7 *
27.058 27.1
27.384 27.4 * *
27.715 27.7
28.049 28.0 *
28.387 28.4
28.730 28.7 * * 3.0
29.076 29.1
29.427 29.4 *
29.782 29.8
30.142 30.1 * *
30.505 30.5
30.873 30.9 *
31.246 31.2
31.623 31.6 * * 3.3 * *
32.004 32.0
32.390 32.4 *
32.781 32.8
33.177 33.2 * *
33.577 33.6
33.982 34.0 *
34.392 34.4
34.807 34.8 * * 3.6
35.227 35.2
35.652 35.7 *
36.082 36.1
36.517 36.5 * *
36.958 37.0
37.404 37.4 *
37.855 37.9
38.312 38.3 * * 3.9 *
38.774 38.8
39.242 39.2 *
39.715 39.7
40.195 40.2 * *
40.679 40.7
41.170 41.2 *
41.667 41.7
42.170 42.2 * * 4.3
42.678 42.7
43.193 43.2 *
43.714 43.7
44.242 44.2 * *
44.776 44.8
45.316 45.3 *
45.863 45.9
46.416 46.4 * * 4.7 * * *
46.976 47.0
47.543 47.5 *
48.116 48.1
48.697 48.7 * *
49.284 49.3
49.879 49.9 *
50.481 50.5
51.090 51.1 * * 5.1
51.706 51.7
52.330 52.3 *
52.961 53.0
53.600 53.6 * *
54.247 54.2
54.901 54.9 *
55.564 55.6
56.234 56.2 * * 5.6 *
56.913 56.9
57.599 57.6 *
58.294 58.3
58.997 59.0 * *
59.709 59.7
60.430 60.4 *
61.159 61.2
61.897 61.9 * * 6.2
62.643 62.6
63.399 63.4 *
64.164 64.2
64.938 64.9 * *
65.722 65.7
66.515 66.5 *
67.317 67.3
68.129 68.1 * * 6.8 * *
68.951 69.0
69.783 69.8 *
70.625 70.6
71.477 71.5 * *
72.339 72.3
73.212 73.2 *
74.095 74.1
74.989 75.0 * * 7.5
75.894 75.9
76.810 76.8 *
77.737 77.7
78.674 78.7 * *
79.624 79.6
80.584 80.6 *
81.556 81.6
82.540 82.5 * * 8.2 *
83.536 83.5
84.544 84.5 *
85.564 85.6
86.596 86.6 * *
87.641 87.6
88.699 88.7 *
89.769 89.8
90.852 90.9 * * 9.1
91.948 92.0
93.057 93.1 *
94.180 94.2
95.316 95.3 * *
96.466 96.5
97.630 97.6 *
98.808 98.8


長い表でスマソ。ネタですな、コレは。電卓で計算するには、つぎの様にすると手っ取り早い。

1) E192系列ならば、192の逆数を取り、[10^x]を押して10のべき乗を求めます
2) Tレジスタまで、4段スタックを同じ数値ですべて満たします。(ENTERキーを3回)
3) 後は [*] (掛け算) キーを叩いていく

これは4段スタックの機種の場合です。上記の表はawkで作ったものですから、電卓にて得られる数値とは違っている所もあります。

さて、HPのサイトにページが登場して居ります HP-15C Limited edition ですが、未だに July さんでは「だんまり」を決め込んで居られます。海外の電卓販売サイトでは「10月から12月くらい ?」みたいな話も出ておりますので、量が揃うまでまだ、時間が掛かるのかも知れません。
そこで、今から HP-15C のマニュアルPDFをダウンロードして準備しようか、などと思って居られる方もいらっしゃるかも知れません。実は、当方もそうだったりするのですが、以前はダウンロードできた HP-15C のマニュアル、今は出来なくなって居るのですね ! ゲーッ、ショックのパー !!

試みに「HP電卓 Wiki」様サイトを覗いてみて頂戴。July さんの所も同じです。

hp 電卓 古いマニュアル一覧 - July さん
http://www.july.co.jp/index.php?main_page=wordpress&p=144

July さんの所には、他の機種のマニュアルリンクもあり、それらは今でもダウンロード出来る様です。15C だけダウンロードできない ... という事は、やはり、販売に向け準備中という事でしょう。

しかし、御安心召されい。蛇の道は ... という訳でもありませんが、つぎのサイトからは、今のところダウンロードできる模様。

http://www.rpn-calc.ch/

ここは、comp.sys.hp48 にも出ていたコンパチ機のサイトです (中国なのかは良く判りません)。機能的にはシリアルでPCと接続できるらしく、limited edition よりは上なのかも知れませんが、やはり LCD が気になるので、当方としては limited ed. の方ですね。でも、マニュアルは有難く頂戴しましょう。[features]タブをクリックすると、マニュアルページのリンクがあります。急げ !

2011年7月29日金曜日

いよいよ、出るぞッ !!

先日の、日本HPサイトに出ていたHP15C LEの情報ですが、今見たら、今度はちゃあんと出ております ! いよいよ、登場近し !! Final countdown !! 刮目して待つべし !!!

HP 15cアドバンスト科学計算用プログラム関数電卓
http://www8.hp.com/jp/ja/products/calculators/product-detail.html?oid=5153395


July様、早く情報を !

2011/08/09 追記
既にJuly 溝江様からの情報があります (別記事・コメント欄を御参照)。

2011年7月23日土曜日

どしゃーっ、出ていた !?

既に2chでも話題になっているそうですが、何と、日本のHPのページに「HP15C」 limited editionが出ていたそうです (現在はnot found)
※ 再び出てきております。

HP-15c limited ed. appeared in Japanese HP web site - comp.sys.hp48
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/bf2b6089885d0dfb#

このスレに依りますと、中国の互換機「DM-15C」も開発が進んでいる模様。DM-15Cは、ARMプロセッサでシリーズ10のエミュレータを動かし、その上で15Cのマイクロコードを動かしている、との触れ込み。シリーズ10のLCDは入手するのに難がある、あるいは高くつくからなのか、132x16ドットのビットマップLCDで代替表示を行っている模様。CGによるモック表示で、7/8月中にもケースのモールド作成、10月製造、11月出荷、という予定と言います。

一方、日本HPのサイトなどにあったHP15Cは、このDM-15Cと何か関連があるのか、と思って居ったのですが、2chのスレに掲載されているwebキャッシュをみると、こちらはHPが独自に出すものと考えて良さそうです。キャッシュのアドレスは2chのスレを御覧下さい。

キャッシュによると、メモリ数は65となっていて、15Cの忠実なクローンと言えそうです。15Cは、1レジスタ=8ステップとしてレジスタ/プログラムを動的に記憶出来ました。これにより、最大448ステップ(だったかな ?)のプログラムを行えたのです。更に、行列計算能のバッチリと用意されて居ります。電池はCR2032を2個で、これはHP12C新版と同じですから、やはり、12Cと同じ手法で15Cを復刻したものの様です。

現在は引っ込めているものの、webページまで用意されていたので、製品の準備は既に行われていると見てよいでしょう。最近はそうでもないのですが、関数電卓は夏休みに出て来る事が多かったので、もしかすると、この夏にもいよいよ登場 ?! なのでしょうか。 以前、Julyさんは「HPは各国の販売代理店向けに内覧を行っている」と言っており、Julyさんも参加して、それを見ているとの事でした。今年も恐らく、既に内覧しているでしょうが、販売決定までは「言えねぇ言えねぇ」ですから、なかなか難しい所です。でも「新しい製品が出るヨ」くらいは、何か言ってほしいもの。

果たして、今年の夏は久しぶりに「熱い夏」になるのでしょうか。

2011年7月15日金曜日

こんな話題がありました

レディー・ガガ公式YouTubeアカウント停止、SMAP×SMAPの公開も一因に - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110714_lady_gaga_youtube/

もともと、ジャニーズのタレントさんは、webに写真がありません。それは、ジャニーズ事務所がタレントの写真をwebに置いたら「著作権、肖像権で訴える」と強気の方針だからです。
確かに、商品であるタレントの写真などをwebで流したら、商品価値は下がってしまうから、それは困る、というものでしょう。そこで、いくら世界のLady Gagaといえども容赦せず、として、こんな事をしてしまった。
Lady Gagaは「愛の人」ですから、こんな事を大して気にもとめないでしょう。しかし「折角目をかけてやったのに」と思うのは間違いありません。ジャニーズ事務所にしても、契約としてこの辺は確認できたはずなのですが、それを怠った。相手が世界のLady Gagaですから、その世界的な人気に乗っかろうとして共演したのだし、むしろ、こうした動画を世界中で見てもらえば、それこそ「日本にこんなタレントがいたのか」と関心を買っていた筈なのですが、そうもしなかった。
昔のジャニーズ氏だったら、こんな事はしなかったのではないか。しかし、今日のジャニーズ氏は、それをやってしまった。それは、やはり経営が「後ろ向き」になっているからなのかも知れない。

そもそも、昔、昔のその昔、、というと大変古い時代の様になってしまい兼ねませんが、そんなに昔ではありませんで、美空ひばり氏が子供の頃の話です。美空ひばり氏は大変歌がうまかったので、国民が皆、聞き惚れたものでした。しかし、レコードと言ったら、今日のCDの売上の様に1曲で100万枚とかは売って居らんのだそうです。それは、昔の日本は貧乏だったので、レコードプレイヤーも大して普及していなかった、という所があったからですが、それでもラジオやTVで皆が美空ひばり氏の歌を聞いておりました。だから、暇と小銭があればショウやステージを見に行った。まずは、国民的な人気、知名度があってこそではあります。
今日では、「電気紙芝居」が無料で国民的知名度を高めてくれる。確かに、そのとおりです。そこで、TVはその「大きな声」で、様々な事を喧伝する様になった。昔はそこに「ジャーナリズム」もあったのですが、民放はスポンサーあっての放送であるので、すべてに渡って公正な報道というのは難しい所はあった。それでも、出来るだけ努力し、様々なジャーナリズムを提供してきた。それは、国民が知りたがるであろう情報を提供してきたからであります。所が、最近ではそういう努力もしなくなっているのではないか。TVにも「大企業病」が進行している。

もうすぐ、恥デジが始まろうとしています。秋葉原では駆け込み需要で地上波対応の液晶TVが飛ぶように売れているとか聞きますが、本当なのでしょうか。最近では画面の1/9に大きく「あとxx日でアナグロ放送終了」と出しておりますが、そこまでしないと買い替えが進まなかったのでしょうか。

その昔、英国の科学者が「ラジオに未来はない」とか申したそうです。それは誤りではありましたが、今日の「後ろ向きな」経営をしている放送業界はそれこそ「テレビに未来はない」という事になりかねないのではないか、そんな気もします。


電卓とは無関係の話題ばかり。

2011年7月13日水曜日

時代は移ろいゆく

「日本の社長」宮尾すすむさんが死去 - Yomiuri online.
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110713-OYT1T00640.htm?from=main4

 タレントの宮尾すすむ(みやお・すすむ、本名・山口進=やまぐち・すすむ)さんが12日午後2時56分、肺炎のため死去した。77歳だった。

 告別式は18日午前10時から東京都港区高輪3の15の18、高野山東京別院。喪主は長男、山口雅史(まさし)氏。

 軽妙な語り口で、ワイドショーの「日本の社長」コーナーなど、テレビのリポーターとして親しまれた。
(2011年7月13日13時34分 読売新聞)

最近、宮尾すすむ氏もTVで見ないなぁ、とは思っておりましたが、亡くなってしまった。合掌。

宮尾氏というと、やはり「日本の社長」コーナーを思い浮かべる方も多いかと思います。それは、宮尾氏が絶妙な話術で社長の魅力を引き出していたからという事もあったのですが、実は、そうした魅力のある社長が多かったから、でもあります。

近年では資金調達に汲々とする余り、自社の株を運用する事ばかりに頭を持っていかれ、それで本業を疎かにしてしまった所ばかりが大きくなってしまった。会社を維持、存続させるというのは、社長にとっては重大な関心事ではありますが、それでいて、本業を疎かにしてしまっては、本末転倒。ただ、大メーカーなど、近年では「何がしたい」という目的で社員が参加しているわけではなく、「大メーカーだから、食いっぱぐれることはなかべ」という程度の社員ばかりだから、「会社組織を維持しないと」という方向に行って居るわけです。だから「会社を維持するには、とにかく収益を上げる事だ。だから竹中・小泉改革で社員はリストラ、契約社員で人件費カット。法人税優遇で収益確保、本業そっちのけでもどうにかやっていけるべ」となってしまった。

メーカーにとって、社員はより良い製品を開発・提供するための「道具」です。それは、一人一人ではなかなか出来ない事も有るから、多くの人々の知恵や努力で、より良いものを作っていこう、という事であった。だから会社組織を作って、多くの人材を抱える様になった。良い道具は、それだけ金は掛かるものです。だから人件費が掛かるのは仕方のない所。それを「収益が上がらないのは人件費が掛かりすぎているからだ。ヨシッ、コストカーット !」とリストラしたら、それはパイプカットみたいなものであった。昔は「お前の燃料棒に火はついていないか」だが、いまは「虚勢」になってしまった。
昔の社長はそうした事が判っていたからこそ、製品を開発するなり、サービスを提供するなりの「本業」で努力する、そこが魅力的だった。そんな社長を相手にしていたので、宮尾氏のコーナーも面白かった。

所が、今の大手の社長は、本業はどうでもいい手合ばかり。これでは、会社は立ち行かない。会社存続だけが目的になっている所ばかり。だから、宮尾氏ももう「社長コーナー」は出来なかった。これこそ「大企業病」です。元々「新しい製品、新しいサービスが待っているに違いない」という事で創業したはずなのですが。宮尾氏も、こんな状態ではコーナーを続けることは出来なかったでしょう。いずれ、こうした「後ろ向きな」所は、衰亡していくに違いありません。大手はカネだけは持っているから、時間は掛かると思いますが、会社として何かをしようというのでなければ、存立理由がないのですから。

そして、そういう程度の考えしかない人物が総理になってしまった。福島県をはじめ、広い地域で「(未来の)国民のリストラ」が進行中。「国民は資産。反対売買で収益を上げるのも私、官直人」。

この国はどこへ行こうとしているのでしょうか。

Gigazineの記事より

食べ物が人格を持つとどうなるか針金をくっつけることで表現した写真 - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110712_food_with_wire/

6.「お前のようなソーセージを挟むわけにはいかない」とばかりに拒否するホットドック用のバンズ。

の写真ですが、バンズの方の靴、これって「ハイヒール」ですね ... 艶笑ネタですヨ。ウマイッ !

... 電卓とまったく関係のないネタでスマソ。

2011年6月17日金曜日

「プラレール・アドバンス」

この秋に登場だそうです。

1本のレールで2台走れるコンパクトな「プラレールアドバンス」と「E5系はやぶさ」のプラレール - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110616_plarail_itts_2011/

住宅事情を反映して開発されたのでしょう。こうした面白いおもちゃはいい ! 後は、制御機構でも入れられるのではないか、と。

モーターも割合小さいものが普及しているので、こうした製品が作れた。また、PICの様なマイコン製品もあり、チップのFETでモータの制御も比較的簡単な筈。趣味人は既に、自前で改造したりしているのでしょうが、それをメーカーがやってもいいのではないか。実際、マイクロプレーンなどでも組み込みマイコンは普及して居りますし、既製品ラジコンなんかでも実に安価に作られている。チョロQもIRでコントロール出来るのがありました。何か、良い通信方法でもあれば、面白いなぁー。

で、秋に発売なので、実は画策中とか ... ?

秋月だより

秋葉原の秋月電子では、実に色々なものが安価に販売されております。

結構安かったのが、ディジタルテスター。以下なんかは、800円です。

デジタルマルチメータ M-830B マニュアルレンジ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01287/

近場のホームセンターでも、ここまで安いものはそうそうありません。レッツゴー・秋葉原。所が、最近は近くの千石さんでも安いテスターを置く様になってきていて、恐らく同等の製品が、同じくらいの価格で置いてあります。

これはどうなのか、秋月さん ? と思っておりましたら、次の手が !

ポケット・デジタルマルチメータ[周波数+容量][オートレンジ]P-10
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00137/

これなんざ、以前は1600円とかしておった筈ですが、今回見たら、何と「1000 円」になっているじゃないの ! ビックリする値下げ。周波数と容量計機能が付いて、この値段になっちゃった ! これはマストバイ、という所ですかね、入門ユーザーなら。 Fabrique en Korea だったりしますが、安いテスターなんて入門者しか使わないのだし、精度は余り期待するものではありません。ですから、安い物で充分ですし、安いに越したことはありません。それに、Koreaですから、そんなに精度も悪いものではないのでしょう。どうしても精度などを気にする向きは、日本でも日置やサンワが頑張っておりますから、それを購入しましょう。日置やサンワは、それこそ「ブランド」になって、そのブランドを維持すべく努力しております。高度な技術者が求めるのは、そうした一流の製品でもいいのです。しかし、同時に、コモディティとしての道具は、そこまで高性能を要求するものでもありませんで、ですから、安価格帯のものがあるのですが、それが外国製品となってしまった。まあ、日置やサンワはそれほど大きい会社ではないのでしょうから、そこまで広い範囲をカバーすることも出来ないのは仕方のない所でしょう。それに、計測機なんてそれほど売れるものでもありませんから。

でも、日本の大手メーカーも「ウチはブランドになったのだから、高級品さえ作って居れば良いのだ、バカな庶民どもは有り難がって高い商品を買うわい、ウヒョウヒョヒョヒョ」として、普及価格帯の製品を開発しようともしない。そこで、外国製品も良いものが次々と流入してくる。海外の製品を買うとは何事か ! それでも愛国者なのか ! とバカな自称右翼からは言われそうですが、さにあらず。「愛国心」の涵養とは、そうしたアホウな考えに毒された国内の大手メーカーに対して「我ら国民が買いたくなる製品を出せ !」と焚き付ける事であり、それで大手メーカーも一生懸命、国内で開発、製造しようと思うものです。それこそが「オールジャパン」なのだと思うのですが ... 。

2011年6月16日木曜日

どしゃーっ、出たーっ !

いよいよ、出るのだそうです。

Acer のAndroid タブレット ICONIA Tab A500は3万9800円、7月発売 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2011/06/14/acer-android-iconia-tab-a500-3-9800-7/

ICONIA Tab A500 - Acer
http://www.welovetab.jp/a500/

これはビックリ、少々時間が掛かりましたが、いよいよ海外製Androidマシンの侵攻が始まった !

何が驚いたといって、まずはその価格。これは円高だから実現されたのかも知れませんが、それにしてもやるぅ、と思います。

また、恐らくAcerも「本気」なのか、と思わせるのが、「simeji for ICONIA TAB」の採用でしょう。普通、こうしたアプリケーションについては、アプリケーションのベンダーも色々とあるので、そうした所に頼めば済んでしまいます。そこそこのものさえ付ければ、それでお終い。NECもLifeTouchにATOKカスタム版を付けておりますが、変換候補がインラインではなく画面下に一覧されるという「謎仕様」でした(画面を指で突くのだそうですね、コレは !)。「仕様」と言ってしまえばそれまでですが、そういう奇妙な仕様を出してしまったNECも「何を考えているのか」という所はあります。それはさておき、JustSystemも忠実にそれを作ってLifeTouchに採用されましたが、Acerは敢えて(なのでしょう、これは。確信犯です)、「simeji for ICONIA TAB」というカスタムのプログラムを発注、採用しました。simejiを採用したのは、日本のAndroid事情を鑑みたためでしょう。PalmOSが日本語化するにあたって、当時、山田氏によって開発されていたJ-OSを「基準」とした、という裏話がありますが、まさに、この逸話の今日版という所でしょうか。

また、3Gを持っていないからなのでしょうが、ケータイプロバイダを介さず、直接Acerが販売する所も注目点でしょう。今は直販の受付をしているだけの状態ですが、販売が進めばAmazonあたりでも買えるんじゃないかしらん ? 気軽に買えるAndroid tab、あとはマーケット対応ですが、これも期待していいのではないか。購入者に対し「AppleSeed XIII」無料ダウンロードも行うなど、太っ腹なキャンペーンもやっております。ここまでするのはAcer、やはり本気モードなのか !?

実際のモノは7月にならないと発売されないので、製品レポートもまだですが、今出ている情報を総合するだけでは、かなり衝撃的なものとなりそうです。これを皮切りに、海外のAndroidマシンが大挙して上陸する可能性もあります。さて、日本メーカーは、どうするのか ?

2011年6月13日月曜日

なーんで、出ないかねー

本邦では、各社からAndroid「3G」携帯が色々と出ておりますが、WiFiのみのAndroid端末となると、これが数えるほどしかありません。
一方、隣国に目を向けますと、WiFiのみで3GのないAndroid端末が結構売られております。

samsung Galaxy S WiFi
http://www.samsung.com/global/microsite/galaxyswifi/

確かに、携帯の普及する本邦では「どこでもつながる」という利便から「やっぱ、3G接続っしょ」と、WiFiのみ接続の端末はあまり開発されていないのでしょう。では、何でまた、隣国ではWiFiのみの端末が、しかもSamsungという大手が開発、販売し、結構売れているのか。

Anroidをはじめとしたスマートフォンは、最近でこそ多く普及をしてきていると言われております。しかし、携帯電話全体に占める割合は、まだまだ。そこで、携帯メーカーは「フィーチャーフォンの置き換えでスマートフォン、Androidフォンが売れるゾッ、よしっ、開発しろーッ」と号令を掛けたのか、確かにAndroidフォンは多く登場しました。それはビジネスだから、結構、結構。
しかし、いずれは飽和しますよ。既にフィーチャーフォンだって飽和しているのですから。長期的には大抵の携帯はスマートフォンになっているでしょうが、それはおそらく数年先の話。であればこそ、3G携帯以外のAdnroid端末製品を出して、消費者に「こんな面白い製品がありますよ、ウヒョヒョ」とけしかけて、携帯とは別の新しい製品として販売する。それで消費拡大につながり、メーカーも製品が売れてウハウハ。少し前までは、大手と言ってもそんな商売をしていた筈なのですが、今日では何故かやらない。

そもそも、携帯が普及しているからといって、複数持っている端末ごとに回線契約する様な「切れて」いる人は、そんなに多くないでしょうに。それこそ、IT系の一部のライターとかは「仕事で必要」とかいう事もあるでしょうが、大抵はスマートフォンといえども一人1台のはず。ですから、フィーチャーフォンからスマートフォンへの乗り換えと言っても、いずれは飽和してしまうのです。
所が、家庭内にLANがあれば、そこから無線LANを設置するのは容易です。それで、WiFiのみのAndroid端末も売れるのではないか。実際、iPadにしてもWiFiのみのモデルがあって、それなりに売れております。

WiMAXもあり、携帯端末は3G/4Gでwebに接続するのが当たり前になっているかの様な本邦では「WiFiのみの端末は売れないだろうから」という思い込みから、開発しない。そういう事を考えているのかも知れませんが、一方、日本通信あたりは「まだまだ3Gが普及するに違いない」として、回線リセールで3Gの安い回線を提供しようと努力しています。今回は「放射能まみれの野菜を政府の言葉どおりに平然として売りつづけている、オカダのアニキ」の所で、980円/月のSIMカードを売り出すとか。でも、回線が細いので、売れるかどうか判らない。それでも「まだ売れるはず」として、努力している。既に、3Gはあらかた普及しているという事ですが、中にはこんな会社があって、努力している。努力したサービスを提供して利益を上げる、商売というのはこんなものです。

所が、メーカーは3GのAndroid端末ばかりを提供して、まさに携帯キャリアに「おんぶに抱っこ」。「どうせ、キャリアが売ってくれるんだから、そうした製品だけを作っていればいいや、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」だって。官直人か、オマイラは ! ワキが甘いのよ、バカタレ !! 日本よ国家タレ !! エバラよ焼肉のタレ !! ユッケは生で食え !! 企業としての努力のカケラもないのではないか。それではいずれ、売上も減ってしまうでしょう。だからこそ、WiFiのみのAndorid端末のようなものも作り、バラエティーに富んだラインナップで攻める、という事が、判らない。コンビニだって、中身は同じ商品を、パッケージや瓶を変えてラインナップを取り揃えているというのに。

3Gをめぐる端末、というのは、実の所「原発ビジネス」と同じ構図なのかも知れない(詳細は省略)。だから、国内の各メーカーからは3G端末しか出てこないのか。一部、NECはキーボード付きのWiFiのみ端末を出したりしていますが、これとてもキーボード付き端末だから「許された」のか。

所が、隣国でSamsungがWiFiのみの端末を出しているのは、単純に商売だから。売れるものを販売して、それで商売になっている。これが小気味いいのは、並行輸入的に本邦でも購入可能な所です。以下の所で扱っておりました。

雑貨屋DEBURI
http://www.deburi.com/?pid=31311727

隣国の製品であり、形式上「輸入」という手続きになっておりますが、それでも本邦に居ながら購入が出来ます。「隣国の製品だから何とか」とか言いますが、それは、国内のメーカーにこそ言いたい。こういった製品を国内で提供されたら、一も二もなく購入しますよ。既に高性能のAndroidスマートフォンを作っているのだから、何でこうした製品が出せないのか ! それがないから、こんな事を言っている。だから「なーんで、出ないかねー」と言っているのです。

毎度、支離滅裂やねぇ。

2011年6月10日金曜日

やった、SANYO「ENELOOP」 ! 他社製品をぶっとばせ !!

もうそろそろSANYOブランドが消滅しようとしておりますが、それでもSANYOの製品開発者は地道に製品を開発しておりました。

パナソニック eneloop に大容量のpro、高信頼性のplus - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2011/06/09/eneloop-pro-plus/

いや、嬉しい、嬉しい。SANYOブランドが消滅というのに、それでも製品を開発し続けている。こうした地道な努力でENELOOPは「信頼のブランド」になりましょう。接収していい気になっているP社も、これでENELOOPブランドは無視できないものとなった。早晩、エボxxとかいうブランドも無くなるのか。
しかし、近所のスーパーに行きますと、先日の電池品切れ騒動を良い事に、ENELOOPよりもエボxxの方が棚を多く占めております。Pの営業が努力したんでしょうな。でも、これからはwebショッピングも普及していきます。Amazonも送料無料でお届けですから、最寄り品もますます繁盛。いくら店頭で棚を独占してもたかだか知れております。別の近所のスーパーでは、外国製の乾電池を入れておりましたよ。店頭での販売も重要ですが、それだけに限りません。ますます、ENELOOPも売れることでしょう。
で、Pにしてみれば「ENELOOPもウチの商品だニ、売れて儲かるのはウチんところや。おかーちゃーん !」と思っておるのでしょう。しゃくに触るが事実。でも、そこはENELOOPをブランドで指名買いする事でENELOOPのブランドを「買い支える」。それが消費者の心意気というものです。すると、PのエボxxもENELOOPとラベルを貼り替えて売るようになるのかしらん。エボxxも悪い製品ではないとは思うのですが、そこは先鞭を付けたSANYOに敬意を払って、ブランドも接収してしまったのだからエボxxもENELOOPにするのは良い事だと思います。でも、それで「粗悪品」だったら、泣けてくるよねぇ。そんな事のない様に「頑張れ、ENELOOP」。

2011年6月4日土曜日

HPGCC3 がリリースされた模様

comp.sys.hp48 より

Ann: HPGCC3 released
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/95018f7d4c16c4a2#

HPGCC3 Installation Problems
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/f93eb7577f53fec3#

サイトが公開された時点では、ARMのツールチェインやEclipseなどのインストールガイドが出ているだけで、肝心の電卓向けのファイルがありませんでしたが、この度、それも公開された様です。まずはお目出度う御座居ます。

対応機種はHP50g / 49G+ の2つのみで、どうも、電卓のFlashを変更する操作が必要とあり(Flashの空きが増えるらしい)、当方の様な素人には敷居が高いかな ?
また、Eclipseとかで動く環境らしく、かなり本格的なアプリケーション開発も出来そうですが、当方みたいにIDEみたいなのに慣れていないと、そこからお勉強。しかし、これからはIDEもありふれたものになって行くので、これはこれで良い事かも知れません。

いずれにせよ、こうしたプロジェクトが立ち上がり、最新の成果が取り入れられていくのは喜ばしい事です。

2011年5月29日日曜日

放射線測定に関する話題

早川由紀夫氏が設置した togetterの中に、こんな意見を寄せている方が居りました。

http://togetter.com/li/139806
------------
学校の校庭の測定はだいたい1m だと思いますのでまずは学校を行政にはかってもらいたいですね。γ線は 建物の影響がなければ18m でも1m でもあまり変わりませんが。。。
------------
という記述。さらりと書かれているのですが、重要な指摘。
「γ線は 建物の影響がなければ18m でも1m でもあまり変わりませんが。。。」
なんだそうです。
この記述をした方は、KEK(高エネルギー研究所)の研究員の方だそうで、いわば、放射能の専門家。で、同じ方が「素人の放射線測定は余りあてにならないんじゃないの」みたいな事を述べております。
確かに、ン万円くらいになってしまったガイガーですが、校正も必要、核種もよく判らない、精度も悪い、などと言われております。しかし、そんな事はどうでもよろしい。私たちは「今、その場に放射能が降っているか否か」を知りたいだけなのであって、「この地域にはどの程度の放射能があって」などとかいう学問的な話ではないのだ。

で、この専門家の方が言った「γ線は 建物の影響がなければ18m でも1m でもあまり変わりませんが。。。」についても、少し考えて見ようか、と思うのです。

ここでは特にγ線について考えます (α、βまでいうと面倒なので)。γ線は電波の一種として考えて良いもので、極端に周波数が高く、指向性も強いものです。ですから、直進性も高く、走行距離による減衰が少ない。従って、「γ線は 建物の影響がなければ18m でも1m でもあまり変わりませんが。。。」という物言いになるのだと思います。

所が「ガイガーは地表に置いて測定してはイケナイ。違う数値が出てくるからだ」と、「放射能は大丈夫、健康に問題なーい」側の人々は言う。
確かに、ガイガーを地表に置くと、ものすごい数値を示す場合があります。それだから「線源に近い所で測るからだ。空間線量を測るには、地上から十分に離れた所で測ろうね」と言う。

しかし、私たちが問題にしているのは、空間線量だけではなく、その場所の放射線量のはず。まして、小さなお子さんは大人よりも地表に近い所の空気、そして地表からのちりまでを吸い込んでしまう場合があります。歩きタバコの火が子供の顔を直撃するというのと同じ話。それなので、地表の放射線量を測ろうとすると「そんなのはダメだ、なっていない。だから素人の測定はダメなんだ」と言い出す。

KEKの研究者は、そんなつもりで言ったのではないのかも知れません。純粋に、科学的知見から「放射線の測定は素人には難しい」という見解から言っておられるのかも知れない。しかし、その見解もどうなのか。

さて、お立ち会い。ここでは、放射線を「電場」と同じように扱って、「γ線は 建物の影響がなければ18m でも1m でもあまり変わりませんが。。。」を検討して見ようと思うのです。
放射線、特にここで考えるγ線は、直進する実体であり、電場の様な空間的なものではありません。しかし、確率的な分布をすると言っても、長い時間という巨視的な見方で考えれば、その分布は電場の様な連続体として扱っても良かろうと。正確には電場、というより「電束」という方が良いでしょうか。
点電荷の放射する電束の強さは、その点電荷からの距離の自乗に反比例します。その距離の球面の面積で電束を割った密度、という具合です。電磁気学の基礎です。
更に、無限に広がる平面電極では、その平面電極の電荷密度が一定になる前提(電荷は電極上を自由に移動できるため)で、電極平面から距離dだけ離れた空間上の位置では、その距離dに反比例するのだそうです(これも、少し電気数学をかじれば判る程度の話)。

ここで言いたいことはもう、お判りでしょう。そうです、「γ線は 建物の影響がなければ18m でも1m でもあまり変わりませんが。。。」というのはどうなのか、と。地上からの距離に逆比例するのですよ、放射線の強さは ! 単純に図を描くだけでも、判りますよ。地上に落ちた放射能が放射線を四方八方に出します、それが地上にはたーくさん散らばっている。下に地面の直線を一本描き、そこに3つばかり「放射能」の点を描いてみます。そこから真上に1本ずつ、放射線の線を描く。これならば、「γ線は 建物の影響がなければ18m でも1m でもあまり変わりませんが。。。」です。しかし、放射線は四方八方。だから、四方八方に線を描き入れてみましょう。さすれば、地表に近い所では線がいっぱい、上に行けば線は疎ら。こんな単純な話です。

専門家といっても、この程度なのですかね。まあ、こういう手合がいうのですから「素人が測定する数値は当てにならない」なんて、聞く耳持たんでもいいですよ。自分で測って自分で検討する。ヤバければ逃げる。これしかありません。

うわーっ、やってもうた !

「素人が測ったって、正しい値は出ないのだから、ヤメレ」という言説に怒りを憶えて、とんだ間違いを書いてしまいました。申し訳ない。怒りに任せるだけでは、良い結果は出てこないのですね、反省。

正しくは、電束になぞらえた放射線の分布でも「電圧勾配が線形になっている」ので、「γ線は 建物の影響がなければ18m でも1m でもあまり変わりませんが。。。」と同じ、という事ですね、ハイ。これはこちらの誤りでした、申し訳ない。簡単なシミュレーションでも確認しましたよ。何という不覚。

でも、これって巧妙ですねぇ。「γ線は」と言っているのが実はミソだったりするんですかね。
実際、地表にガイガーを置いたら、何でか知らぬが、高い値を示す。おそらく、地表にある放射能が放ったα、β線に由来しているのでしょうかね。α、β線はγ線に較べて、走行距離が短いそうですから。
それだから「地表で測ってはいけない」。それは、学問的な興味、すなわち、空中でどれだけの放射線があるのか、という所ではそうかも知れません。しかし、役人の皆様とは違い、私達は地上で暮らしております。そして、地表に降り積もった放射能の放つ放射線に怯えて暮らしておるわけです。お子さんも、砂遊びとか、大地で転がって遊んだりしております。空間線量だけでは、そうした場合の影響が判らない。
ですから、個人でガイガーを使って測定する場合には、地表の放射線を測る、それでいいのです。

2011年5月27日金曜日

果たして、勝算はありや ?

未だ、詳細は明らかになっておりませんが、富士通が電子書籍に参入する模様。

富士通の電子書籍ストアは「BooksV」 - eBook User - IT medium
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1105/26/news039.html

昨年はiPad出現で、いよいよ本邦にも電子書籍ブーム到来、と言われ、Sharpがガラの悪いパゴスで外国製品迎え撃つぞ、見たいな感じでしたが、結局奮わず、という状態。東芝も海外ではPC向けの電子書籍ストアを始めるとか言っておりましたが、その後はどうなったのか。東芝はAndroidタブレを出すらしかったので、もしかすると、その関係でストアを始めるのか、と思って居ったのですが、どうも、さにあらず。PC向けのストアで、鳴かず飛ばず。そんな状況で、「遅ればせながら」と名乗りを上げたのが、今回の富士通の様子。

大手は金を持っているので、もしかすると「これで収益でも出れば面白いんじゃね ?」くらいの感覚で始めるのか、と思うのですが、果たして、何か隠し球でもあるのか。
富士通の最近の話題といえば「Windows 7 電話」くらいですかね。悪い製品ではないのかも知れませんが、そこまでしてWindows 7を使う気にはなれない様な。それはさておき、今の所はPC向けのストアで、コンテンツは大日本印刷あたりから引っ張ってくるとか。まあ、資源を余り投入する事もなく始められる商売だから「いっちょやってみっぺ」くらいの気軽さで、それはそれで構いません。しかし、あれだけ宣伝をして仕掛けた先行社の惨状をみるにつけ、もう少しマシな方針でもないと、商売としてはどうなんか、と。

一方、富士通と言えば、最近は余り話を聞かなくなりましたが、一頃はカラーeInkなんてものを開発しておりました。実用になったのか、その後話を聞かないのですが、実は「隠し球」として用意していたりするのかな、なんてね。カラーでeInkで、しかも「大変安価」だと、端末も大いに売れて、普及するのか、なんて事を期待したい。
カラーで美麗なグラフィクス、(おねーちゃんの写真)、などを手軽に閲覧できる、そんなものが出てきたりしないのか、と思うのですよ。

その昔は温泉地などに行きますと「ダンナダンナ、いい写真があるんですよ」という「手札文化」がありました。今日のスマートフォンにも「美人時計」なんてものがあり、あれはゲンダイの手札文化なのか、と思うのですが、やはり、美麗なグラフィクスも表示できるITの手札、じゃない、カラーeInkの端末とか、出てこないものかなぁ、なんてね。

さて、これからは「アジア」といえば中国市場なのですが、Burns & Noble が電子書籍の世界展開をするらしい、なんて話も出てきております。昨年はAmazon も日本で電子書籍に参入、とかいう噂もありましたが、それはなかった。おそらく、日本よりも中国を見ている。

やはり、電子書籍についても、本邦では中国の「あまりもの」を戴く、という事になりそうな、そんな感じ。

2011年5月22日日曜日

もしかすると将来、面白い製品が出るのかも

と期待したいのです。しかし、まあ、難しいのか。それは、当blogにて散々こき下ろして来ました、Sharpについて (大企業なので、こんな小さい声は聞いとりゃせんでしょうが)。

Sharpという所は面白い所で、古くは電子手帳としてZAURUSシリーズを出し、その後、LinuxをOSに用い、QtEmbeddedを採用した「Linux ZAURUS」を投入しました。そして、一応現行商品として、これまたOSにUbuntu Linuxを採用した「NetWalker」シリーズを製造、販売しています。

実は、UNIXを真面目にやっていた富士通やNECなんかは、こうした製品を出して居らんのですね。NECなんかはMobileGearシリーズを世に問うておりますし、富士通も米PoquetPC社を買収して「OASYS Pocket」を出したりしておりましたが、最近ではNECが「LifeTouch」を出しても、富士通はまったく出していない。LifeTouchも「Android」という事で出ているので、「まともに使える面白ガジェット」としては、どうなんか。

そんな、国内メーカーの体たらくを見て、一方、Sharpは一応、こんな調子でも製品を出している。最近は上層から「Androidで<儲かる>商品だけ作りなはれ。妙に面白い製品はアカン」とでも言われているのか、Androidケータイ製品ばかり。しかし、そこは社内にも「もっと面白い製品を作りたい」という欲求を募らせている開発者もいるに違いない、と思いたいのです。

ガラの悪いパゴスは、「電子書籍ブーム」が下火になってしまい、おそらく売上も伸び悩んでいるでしょう。すると、これだけで儲けようとしてもうまく行かない。そこで、今度は「面白ガジェット」でも作って投入してくるんではないかと、期待したいのです。
でも、その意識が「Andoridケータイ」だけに振り向けられるとすれば、惜しい。Androidもタブレが出ているし、3Gを持たないものもあります。そして、中国ではRENESASのARMプロセッサを使って安価なAndroidマシンを開発、投入する所もあると言います。それは3Gケータイだけではありません。通信環境には無線LANのみを持った「Androidガジェット」も出ているのです。

実際、ガラの悪いパゴスも「クローズドなAndroidガジェット」だったんですから、もう少し使い勝手のいいAndoridガジェットを出せないものかと思うのですが、遠い将来には、その可能性もあるのかと少し期待したい、そんな所なのです。

2011年5月20日金曜日

以前取り上げたAndroid端末の「その後」

国内のP社もAndroid端末「SV-MV100」を出す、というので、こちらでも面白い、として取り上げましたが、その後、販売順延となったりして、すっかり忘れておりました。いつの間にやらひっそりと販売されておりましたが、実は大変残念なものになっていたのでした。
Biglobeが提供するAndroidアプリマーケット「Andronavi」が、SV-MV100に対応予定だったのですが、諸般の事情から「見送り」になっているそうです。


http://www.biglobe.co.jp/press/2011/0214-1.html


もともと、公式Androidマーケットが使えないAndroid製品なので、あれこれとアプリケーションを入れてカスタマイズ、とは行かない様でしたが、Andronaviが使えないので、ますます、こうした使い方が出来なくなってしまいました。また、ファームウェアのアップデートによって、アプリケーションの導入そのものが出来なくなる、という話も聞かれます。
P社が出すというので少々身構えておりましたが、案の定でした。確かに、目的が「Android端末」ではなく「(組み込みOSにAndroidを使った)高機能マルチメディアリモコン」だったので、こんなものなのかも知れません。ガラの悪いパゴスと同じだった。

とかく「エンドユーザー製品だから」という理由で、OSをハックする部分を隠したがる。「それが製品の機能上、重大な問題を引き起こすから」というのは確かにその通りだが、では、何でまたAndroidOSを使うのか。より多く使われているスマートフォンのOSにもAndroidを使っているが、そうした部分は隠さず、それがスマートフォンの魅力となっているのだし、そうした、ハックでカスタマイズできるスマートフォンを提供しているので、ユーザー側のリテラシイも十分に育っている筈。なのに、こうした製品ではそれをやりたがらない不思議。まあ、リモコンの組み込みOSにAndroidを使っただけの話なのですから、目くじらを立てる事もないのでしょうが、まあ、意図がはっきりしなかったために「Androidマーケットにも対応しようか」などと言って、結局は断念してしまった。

これが、和製「非スマートフォン」Android端末の一つになるか、と思っていたのですが、そうはならなかった。だから「ヒソーリ」発売されたのか、などと思ったりして。まあ、残念な話ではありますが、海外社がそのうち、もっと面白い製品を出してくれるかも知れません。

2011年5月18日水曜日

一方、コレは何処か勘違いの様な気がしないでもない

悪口を言う積もりはありませんが。

ダイヤルキー搭載スマートフォン「AQUOS PHONE IS11SH」ムービーレビュー - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110517_aquos_phone_is11sh_movie/

不可解、と言っていいと思うのは、何でスライド式の「テンキー」なのか、という所。W-ZERO3で「フルキーはダメ、テンキーじゃないと」と思いつめてしまい、こうしてしまったのでしょう。
しかし、テンキーだったら画面に出せば良いのではないか、などと思うのですよ。そりゃあ、確かにキーボードのクリック感というのは、スクリーンキーには替えがたいものはありますが、だったら、もう少し「マシ」なキーボードに出来なかったのか、と。「どうせ今の携帯ユーザーは(バカばっかりだから)テンキーしか受け付けない」とでも思っているのか、それでこんな珍妙な製品を出してしまったのか。
Linux ZAURUSのキーボード、あれって結構良かったんですけどね。B500もCシリーズも。どうせスライド式なんだから、もう少し大胆なアプローチとか出来なかったのか。まあ、Androidを出すだけマシ、という事ですかね。それとも、何か考える所があるのかな ? 高性能グラフ電卓(しつこいねぇ)をAndroidアプリとしてバンドルするとか ? 電卓も作っているんだから、それくらいはあってもいいんじゃないか、なんて期待をしても、大抵は裏切られるのですけれど。それに、今の状態では期待出来そうもないし。まあ、それはCASIOも同じなのか。あーあ。

もしかすると、これはeInkの本命になるのか ?

E Inkとエプソン、9.7型2400 x 1650の高速表示電子ペーパーデバイスを開発 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2011/05/17/e-ink-9-7-2400-x-1650/

EPSONは、プリンター技術の応用で安価に大量生産できる、と「有機EL(OLED)」の開発を進めて居ったのですが、最近はOLEDも韓国がリードしていて、世界基準を確立してしまった事から、国内の各メーカーも開発が鈍っておりました。そこで、EPSONはeInkの開発に手を出したのでしょう。

eInkは、階調が少なく、漫画などのグラフィクス・コンテンツではモアレが出てしまう場合がある、と言われておりますが、おそらく解像度を上げる事で、ある程度階調を補う事になるのではないか。さすれば、eInkでも漫画が読めるゾ、と期待したりして。
この製品、結構スペックは高く、これがプリンター技術を応用して安価に大量生産されるとなると、より高性能の電子書籍ビューワーなんかに使われてくるのか、と期待したい所。しかし、実際にこれを採用するのは、海外メーカーや、AmazonのKindleくらいなのかも知れません。

2011年5月15日日曜日

やはり、浜岡はポーズ以上のものではなかった - さすがは官総理・民選テロリスト

(申し訳ないが、移動しました。見てみたい向きは「アシャーイ」で検索して見てください)

2011年5月11日水曜日

確率計算のお勉強

流石はケケ中、下記の記述を御覧戴きたく。

http://twitter.com/#!/HeizoTakenaka/status/67726323170283520

30年で大地震の確率は87%・・浜岡停止の最大の理由だ。確率計算のプロセスは不明だが、あえて単純計算すると、この1年で起こる確率は2.9%、この一カ月の確率は0.2%だ。原発停止の様々な社会経済的コストを試算するために1カ月かけても、その間に地震が起こる確率は極めて低いはずだ。

87 % / 30 = 2.9 %、だって。

既にwebでは触れられているから、批判はしません。ここでは計算方法について触れておきましょう。

まず、「30年以内に起こりうる確率」という事です。簡単のため「毎年の地震が起こる確率」を一定とし、それをpとしてやれば、「30年にわたって地震の起こらない確率」は、(1-p)^30 という値になります。そして、この余事象である「30年以内に起こりうる確率」は、1-(1-p)^30 となり、これが87%、という具合ですから、つぎの表式を得ます。

1-(1-p)^30 = 0.87

これをpについて解けば、

1-0.87 = (1-p)^30
(1-0.87)^(1/30) = 1-p
p = 1-(1-0.87)^(1/30)

ここで電卓登場。

p = 0.0657...

何と、一年以内に起こりうる確率は6.57 %の程度です。同様に「1ヶ月地震が起こる確率」を一定とし、それをqとしてみますと、

q = 1-(1-0.87)^(1/360)
= 0.00565...

今度は0.56%の程度でした。

数値自体はケケ中氏のものと大差ない所ではありますが、それでも、これを「小さい」と言って切り捨てて良いものなのでしょうか。実際、地震の起こりうる確率を検討していなかった今回の大地震ですが、実際に起こってしまい、それが原発震災まで引き起こしてしまった。そして、この大地震の発生により、今まで検討していた大地震の確率計算についても、見直す必要があるはずなのです。
それに、上記の87%という数値は、30年にわたって発生する可能性という視点で論じているものであり、直近の地震について同じ確率で述べていると言うものでもありません。また、まったく発生しないか、といえば「そうは言えない」から、0%ではないのです。

慶応の教授をやっておられるそうですが、こんな学問を授けておるんですかね、あそこは。これじゃあ、金子先生も泣いている ... 。まあ、金子先生は「学会のアルカイーダ」を自称されておられるそうですから、ケケ中の様なbktrの事などかまっている暇などないでしょうが。

2011年5月6日金曜日

HPの「古くて新しい」電卓の話題

HP-12C Special Edition and HP-15C Re-Release - Tech Powered Math
http://www.techpoweredmath.com/hp-12c-special-edition-hp-15c-re-release/

ここによると、「シリーズ10」として販売された電卓のうち、HP12C、15Cが発売される(?)様子。

既に12Cは「復刻版」と「おスペ版」が出ております。おスペは、プログラム容量を大幅に増やした(とは言え、昨今のガジェットに較べれば高々知れておりますが)ものですから、今回の「Special Edition」がどんなものなのか、とても興味深いものです。
また、15Cはアメリカにもファンサイトがあったほどで、ようやく「復刻」される、という事なのか。日本では16Cを評価する向きもあり、また、iPhone向けのシリーズ10アプリが好評だった様で、今回の復刻にいたったのかも知れません。

記事によれば「in July」なので、恒例の「新学期」シーズン、なのでしょうか。July、といっても、HP電卓のJulyさんではありませんが。
Julyさんでも、そろそろHP電卓の内覧とかしているでしょう。何か面白い話題でもあると嬉しい ... 。

ただ、折角復刻するというのであれば、何かサプライズ的な機能を期待してしまいますね。

2011年4月28日木曜日

comp.sys.hp48で拾った、こんな話題

前のエントリもそうですが、comp.sys.hp48には、面白い話題がいっぱいあります。HPGCCの新しいサイトが立ち上がった模様です。

HPGCC3 Official site - comp.sys.hp48
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/0c013d00b00859a0/114284c1f537334c

当方、最近は使って居りませんが、HP-GCCの新しいもののサイトのようです。でも、立ち上がったばかりなのか、今のところはあまり充実した情報がない様子。
それでも、これから活発になって行くことでしょう。

iOSに、こんなアプリがあるそうで ...

最近、comp.sys.hp48界隈で話題が出ている「RPL+」というのがあるそうですが、それをばっちりと使ったらしい、iOS向けの電卓アプリが登場した模様。

First RPL+ calc available now - comp.sys.hp48
http://groups.google.com/group/comp.sys.hp48/browse_thread/thread/07d2c43125e89edf#

で、肝心のアプリは、こちら。

ND1 Advanced Scientific Calculator - Apple App shop
開発: Naive Design
http://itunes.apple.com/jp/app/nd1-advanced-scientific-calculator/id368497993?mt=8

スクショを見るとかなり凄そうですが、ホームページを見ると、もっと凄そう。当面はiOS向けしかないのですが、AndroidやKindle(!)向けにも移植が進んでいるらしく、今後の展開が楽しみ。

iOS向けが良いのは、日本でも簡単に購入出来る所です。西友にiTuneカードが売られているので、クレカも要りません。しかも、700円と、これまた非常に安い。Androidではここまで期待出来ませんが、いずれは日本でも購入しやすくなるのかと期待したい所。それは、Amazonの存在です。AmazonはAndroid App storeを計画しているそうですし、ND1もKindle向けを準備しているという事ですから、AmazonのAndroid App storeにも期待したい。

ND1がなかなか巧だなぁと思うのは、かなり色々な計算機能を持っている上、最後はwebにつながる所を有効活用してる所。簡単にWolfram alphaを呼び出すんですね。もちろん、ND1本体でも十分な機能を持っているに違いありません。何せカラーですから。そうか、それでHPはカラーグラフ電卓を出さないのか ... ?

Akira様あたり、試してみませんかね ?

iPhoneにND1を入れれば、来年の独法大学の入試もバッチリだ ! (まだ、言うか)

2011年4月27日水曜日

こんなケイタイ、あったらいいな

時節柄、こんなネタしか書けませんが、御容赦を。

「ガイガーカウンター付き携帯」

もちろん、ネタです、ハイ。何だか、結構実用的、というのがカナシイ。

そのうち、フランスの会社が2万円台のガイガーカウンターを販売するという話ですが、何でまた、フランスなのか。日本では、ガイガー・ミュラー管を作っていないため、外国製品に頼っているのだそうです。

学校の時分にはお世話になった、理科の実験で使う「ビーカー」も、日本では生産されていないため、外国製品を使っていると言います。存外、この国では作っていないものがあるのでした。
そして、日本の農産物も、放射能で汚染されてしまったので、輸出しても、外国は買ってくれません。
日経だったか、かなり脳天気な記事がありました。何でも「日本の製造産業がなければ、世界の製造業は立ち行かない」とかいう内容の記事の様です。
しかし、放射能で汚染されてしまったこの日本で製造するものは、よほど注意しないと放射能を帯びてしまいます。放射能を帯びない様にするには、コストが掛かるので、製品単価にもそれが反映されてしまいます。そうなると「高くて品質の良い日本製」よりも「安くて、そこそこ品質の良い外国製」の方が選択されてくるでしょう。まずはコストです。そもそも、日本のメーカーも、コスト削減のために「派遣社員」を使ってきたのですから。
終いには工場を海外に移す、という話が出てきます。P社などは、乾電池の生産を海外に遺憾すると発表したとか。

そして、官のバカ垂れを放っておくと、こうした事がより進行していく。

大変、興味深いblogがありました。

保安院「冷温停止できなかったら日本は終わり」との公式見解 - 離婚の法律屋ブログ
http://xmgsw65666.blog34.fc2.com/blog-entry-514.html

すんごいですねぇ、保安院。「日本は終わり」と言ってのけたそうですよ。
官のバカ垂れが、既にレベル7の認識をしていたという震災直後に「福島はもう、ダメだね」と言ったとか。今度は「日本はもう、ダメだね」と言っているのか。
そういや、閣僚の中には家族を海外に逃している、という噂もありますし。

しかし、この日本で暮らしていかないとならない私たちは、何としても、この国難をどうにかしないとなりません。

2011年4月19日火曜日

興味深い計算機

こんな記事がありました。

コクヨS&Tが片手で操作できる電卓 - ロボットデザイナーがデザイン - マイコミ
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/04/19/038/index.html

機能的には普通の電卓に毛の生えた程度で、価格も余り安いものではありませんが、デザインが凄い。片手で使える様にデザインされているというのです。
ロボットデザイナーの方がデザインしたのだそうですが、これこそ、インダストリアル・デザインであります。キャラクター電卓を出している様な所からは出てきません。

別に、キャラクター電卓がどうとか言うつもりは無いんですよ。ただ、キャラクターを貼り付けたらそれで終わり、というのでは「より良い製品をつくろう」という姿勢が感じられない、そう思うわけです。
CASIO製のキャラクター電子辞書が出たそうですが、これは、CASIOとしては電子辞書のハードウェアを提供しただけの話であって、販売は別の法人が行っている様です。これこそが「もの作り」なのであって、作った「もの」で勝負している、という事です。キャラクターを付けただけ、では、どうも「もの作り」という気概が感じられない。

今度の計算機ですが、こういうデザインというのが、なかなか興味深い。おそらくコクヨでは「新しい使い勝手の電卓」という企画を考え、それを外部のデザイナに依頼してデザインを提供してもらった、そんな所なのでしょう。しかし、製品としては非常に特色のあるものとなりました。それは「製品としてより良いものを」という心です。そのためには、外部のデザイナーの手を借りるなど、様々な手段を利用して、新しい製品を開発する。

この電卓が小気味よいのは、操作性にこだわったデザインらしく、時計機能もあるという所です。電卓に時計は必要なのか、というと、そこは色々な意見があるでしょう。最近では、ケイタイに電卓機能や時計まであるので、多くの人は電卓すら利用しない。コクヨはそういう状況下でも電卓を問い、時計機能まで付けた。それは、ケイタイ以外でも「常に片手に保持して使って欲しい」という心の現れなのではないか。そこに、この製品に対する思い入れが見て取れるのです。
この製品がそれほど売れるとは思いません。価格も余り安いものではありませんし。しかし、最近の電卓製品としては一部で「名機」と呼ばれるものになりそうな、そんな予感がします。

先日は、事務製品メーカーのキングジムが、ポメラを発売し、一部では好評を博しています。そして、今度はコクヨがこうした計算機を世に問うた。
過去に「電卓戦争」があり、CASIOとSharpが勝者として勝ち残りましたが、最近では電卓も簡単に作れる所から、100円ショップでも容易に入手出来ます。しかし、両者ともにそういう製品は出しておりません。それはそれで別に構わないのですが、今度は、そういう製造インフラ(中国などにあるEMS)を、コクヨなどの会社が利用して、新しい製品を開発、発売してくる。電卓のシェアを取ったから、といって、既存のメーカーは安心している場合ではないのです。
とはいっても、最近では「電卓なんてバカバカしくって、作ってられねぇよ」と思っているからなのか、だから「キャラクタァーでも貼っ付けておけばいいんじゃね」と、見た目投げやりな製品を出している、そんな事なのかもしれない。

大手メーカーは、多くの正社員を抱えて製品開発を行っている。その開発者の中には「もっと良い製品を作りたい」と思っている人もたくさんいるはずなのです。しかし、「会社の方針」として、そういうものを作る余裕がなくなってしまった。くすぶっている。それは、メーカーとして「富を生む」ために、「より良い製品を作って販売する」という目的から「持っている富を株式投資などに回してでもカネ作り」となってしまったからで、こうなると、大手メーカーには期待できない。

能力のある開発者は、こうした制約のある大手を出て、製品を開発するとかしないとならない。そうしないと、面白い製品は出てこない、そんな事なのかも知れない。また、EMSなどの存在が、そうしたものを後押しする。

これも「これからは、今までとは違ったものが売れるようになる」理由の一つであるように思います。

2011年4月18日月曜日

最近はスカン総理の話ばかりでしたので

電卓に関する面白い話題が少なく、御迷惑をお掛けしております。

でも、HPは最近、どうしちゃったのかなぁ。CASIOやTIもカラーグラフ電卓を出したというのに ... 。

2011年4月14日木曜日

アチッ、アチアチ

燃料弁、設計温度超える=「あかつき」太陽接近で−金星周回再挑戦、困難続く - 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041300770

 昨年12月、金星周回軌道への投入に失敗した探査機「あかつき」が太陽に近づくにつれて機体の温度が上がり、姿勢制御用エンジンの燃料弁が一時、設計上の許容温度70度を超えたことが13日分かった。機体の向きを変えて温度を下げたが、今後周期的に太陽に接近すると、弁が壊れて燃料が漏れ、2016年ごろの再投入ができなくなる恐れがあるという。
 宇宙航空研究開発機構の開発責任者、中村正人教授が文部科学省宇宙開発委員会に報告した。あかつきは17日に太陽に最接近するため、温度上昇を防ぐ運用に集中する。
 機体の向きを変えると大容量の通信ができなくなるが、最終的に機体を回転させ続けることも検討。機体を覆うシート状の多層断熱材(MLI)が紫外線で劣化すると予想され、断熱性能の低下を調べる試験を地上で行っているが、計画停電の影響で遅れているという。
 あかつきは昨年12月7日、主エンジンを逆噴射して減速し、金星周回軌道に入る計画だったが、主エンジンの燃料逆流防止弁が故障し、異常燃焼が発生。逆噴射が中断し、金星を通過した。宇宙機構は地上での再現実験で弁の故障原因や異常燃焼の解明を急いでいるが、主エンジンがどの程度損傷しているかまだ推定できていない。(2011/04/13-17:52)

[引用以上]

さて、どうなるのか ? 「あかつき」も大変だけれど、原発も気になります。

2011年4月12日火曜日

これはなかなか興味深いのですが

電卓そのものではないのですが、電子小道具という事で。

■山口真弘の電子辞書最前線■ シャープ「PW-AC20」〜通勤電車内でのTOEIC学習に向いたコンパクトモデル - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/jisho/20110411_437281.html

以前は、キャラクター電卓を作っていて「こんなものを作っている場合か」と書いてしまった、S社の製品です。が、以前に出たモデルも、そして、今回出たモデルも、なかなか興味深いものであるので、ダベリの具に。
なかなか、結構いいんですよね、デザイン。しかも、電池で110時間も持つ割に、カラー液晶と来ている。さすがは電卓のシャープ。褒めちぎり。単4電池2本でこれだけ動いて、ジンガイの発音まで聞けるというので、なかなか凝った作りです。価格も手頃で、電子辞書としては申し分ない、のかも知れません。

しかし、ここまで使いやすそうな製品であるので、今ひとつ、と思ってしまうのが、拡張メモリを使えない所。前の機種でもSDカードなどを使うことが出来なかったので、仕方の無い所かも知れませんが、やはり、もう少しどうにかならなかったのか。また、これは少数意見ながら以前からも言われていた、電子辞書に「メモ機能」という話。折角「キーボード」という便利な文字入力手段まで具有しているのですから、電子辞書にメモ機能が何で付かないのか、一部にはそうした声があります。このシリーズは「ブラックベリー風」とデザインなので、まさにそうした機能を期待してしまう。所が、それはない。
電子辞書は、辞書の記録された固定メモリー(ROM)をアクセスし、その内容を出力するという目的に特化した設計のため、ROM部分は大きく取れるものの、RAMはほとんど存在しない、そんな構成になっている。おそらく、RAM相等の部分はプロセッサ内部のレジスタ程度しかないのでしょう。ポケコンにも劣る。そうでなければ、あの価格では出ない。だから、メモ機能を載せるのにも苦労する事になり、開発費もままならず、既存の製品を少しいじった程度のものしか出て来ないのではないか。
でも、そのプロセッサも、最近では内製ではなく、例えばARMプロセッサ(Cortex M0とか ?)でも使っていそうな。ならば、もう少しソフトを盛り付ければどうにかなりそうなものだが、それはしたがらない。こうした製品さえ供給していれば、それがそれなりに売れるから、それでいいや、となってしまう。
では、一方、AppleのiPhoneやiPadは何でまた、売れたのか。それは、少ない製品とは言え、徹底的に作り込んだから、でしょう。徹底した作り込みをすれば、売れる。ただ、その作り込みはスティーブ・ジョブスという先覚者によって「どんな製品を作るのか」というビジョンがあればこそではあるのですが、それは、やはり「(提供する)製品への愛」です。こんなものがあったら良い、という心であり、考えであり、信念。ハードウェアはそうしたものを提供できる様になっているのですが、ソフトがおっついていない。ソフト、と書きましたが、それはプログラムやOSだけの事ではありません。「運用」です。ハードウェアとしての製品はかなり良いものを提供できるのですが、それを「どう使ってもらうか」が足りない。
「たかが電子手帳で、そこまで言うか」と思われる向きもあるかも知れません。しかし、そういう考えだから、他の製品でもいまいち売上が期待できない。これこそ「形だけの愛」です。

今回登場の電子辞書で「惜しいなぁ」と思うのは、そんな所なのですが、上記のレポートをみますと、さらに気になる問題が。液晶画面のスクショがあります。これは、液晶画面を直接写真撮影したものですが、何やら、液晶画面に「シワが寄っている」風に見えるのですね。
もしかすると、これは「狙って」こうしたのかも知れません。「液晶のS」だけに、「ペーパーライク・スーパー液晶」とか言うのでしょうか。目にやさしいとか。でも、それにしては惹句にそうした事も書かれていない。嫌な予感。
そういや、S社のお偉いさんは「国内の正社員は1/5しかとらないよ」とか言っているそうで、国内需要も余り期待していないフシがあります。この電子辞書の液晶についても「こんな安上がりな製品に、我が社のスーパーナントカ液晶を使う必要はあるまい。どこか適当な所の安っぽい液晶でも持ってきたらええんじゃ、もったいないのう」とか言って、本当にお粗末なものを安く買い叩いてきて使ってしまったのか。

ちなみに、秋月電子でも販売されている中国製の液晶オシロですが、以下のサイト様で分解記事が出ておりまして、こちらのものは松下の液晶だそうです。

激安オシロスコープ OWON PDS5022S をアマゾンで買ったよ(*゚∀゚)=3 - Air Variable 様
http://airvariable.asablo.jp/blog/2009/06/25/4388599

全体に安い価格でも、良い部品を使っているのです。

で、電子辞書に話を戻しますが、ここまで高機能になって来ているのですから、いっその事「Android端末にでもしてしまえばエエ」などと思うのであります。実際、S社もAndoridケイタイではそれなりに成功しているのですし。
しかし、それは無理なハナシ。S社にしてみれば、「こんなに売れるAndroidなんだから、安く出すのはバカなハナシ。もったいないのう。国内のバカ共には、高いAndoridケイタイとチープな電子辞書だけ、あてがっておけばええんじゃい、このタコガァーッ」(ここで、津島利章・作曲「仁義なき戦い」の音楽)

そんな事では、この先、海外から様々なAndroid製品が大挙して押し寄せてきても対応できません。Samsungなんかは、ARMプロセッサも自前で作っているんですから、安く出すのは何でもない。実際、Galaxy playerなんかは、かなり安い模様。大丈夫かね。S社の心配をしている場合でもありませんが。

2011年4月4日月曜日

いまこそ「電子書籍」を

以下は、Sharpの「ガラの悪いパゴス」に関する記事です。

【本田雅一の週刊モバイル通信】液晶で本を読むのも悪くないと思い始めた理由 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20110331_436092.html

確かに「液晶のSharp」が作っているので、機器の性能は良く、液晶も見やすいものではあるのでしょう。ハードウェアとしては申し分ない。しかし、いくらそうした良いハードでも、売れない。
昨年は、iPadの出現などもあり、「今年こそ(?)、電子書籍元年だッ」と言われました。しかし、今年も第2四半期に入ったのに、どうも電子書籍の売上は芳しくない。中には、「やっぱ電子書籍って売れねんじゃね」というアナリストも出てくる始末。確かに、ハードも売れていない、そのため、電子書籍も売れない。だから、電子書籍って流行んない。そうした事で「売れねんじゃね」という意見が出てきました。
上記の記事を見ると、コピーコントロールの機能を、出版社におもねった仕様で作成して載せた、風な事が書かれています。確かに、出版社のコンテンツの保護も重要ですが、では、電子書籍にした所で「何が良いのか」を強く打ち出せなかったのですから、「それならば紙の本で充分ですよ、ダンナ」と言われ、余り電子書籍自体が流行らなかった。
電子書籍は当初、紙というハードウェアによらずコンテンツが流通できるため、そのコストが激減すると言われとりましたが、蓋を開けたらさにあらず。結局、大手の出版社は書籍という紙のハードウェアを前提とした出版をおこなっていたので、電子書籍にも、そのハードを流通させるためのコストを上乗せしてしまい、物流コストがかからないはずの電子書籍も、紙の本と余り変わらない価格になってしまった。
そこで、最初から、旧来の出版社の立場とは異なる「電子書籍専門の出版社」を立ち上げ、収益モデルを研究しながら電子書籍の有り様を追求している段階であり、それがため、今の所は余り普及していない様子。
また、ここに来て、東北地方を襲った巨大地震が発生、東京に在庫してあった紙やインクも地震にやられてしまい、今までの様に多くの雑誌が出版できない状況であると言います。上記の記事では「それが電子書籍普及の要因にはならないだろう」と書かれており、確かに、これそのもの電子書籍の普及につながるとは思えませんが、一方、重要な契機になるとは思われます。
大変性能の良い、ガラの悪いパゴスですが、それこそ、金持ちの不良ドラ息子みたいなもので、業界の注目こそあるものの、多くの市民には無関係、あるいは、却って「悪いこと」でもしそうな、そんな感じです。未だに「ネットで個人情報を登録してから、1週間待つのだぞ」という販売方式。3ヶ月も経つのですからそろそろ、量販店の店頭で買えるのかと思ったら、とんでもない。それほど素晴らしいハードウェアなのだったら、何でこんな風に「売る気もない販売方式」なのか。それは「やっぱり、売れ残ったら損だしぃ」と尻込みしているのですね、コレは。Sharp自身が売る気がない。そりゃあ、売れませんよ。
そこで、提案。電子書籍の展開を考えるならば、まずはハードウェアをロハに近い価格でばらまき、それからコンテンツとしての電子書籍を流通させる。さすれば、電子書籍も広く受け入れられ、今後も電子書籍が一つのビジネスとなりましょうや。そのためは、ガラの悪いパゴスでもいいから、まずは東北の被災者に1人1台でバラまく。もちろん、現在のパゴスでなくても結構。しかし、最低限WiFiとweb閲覧を装備したものを早急に作る。採算度外視。いや、性能を絞り込めば、安くできるはず。そうして、被災者に情報のインフラとなる製品をばらまき、いずれは電子書籍も読んでくれる様になる、と踏まなくては。実際、大手出版社も一部のコンテンツを無料公開しているというじゃあないの ! 後は、文書ビューワーですよ。それにWiFiとweb閲覧が使えれば、被災者の皆様も様々な情報を得る事も出来ます。まさに、これぞ真の「eJapan」、なんでやらないかね。そして、被災者でない人々にも、破格の製品であれば、これは飛ぶように売れるッ ! やれッ !! まあ、Sharpに言う筋合いの話ではないのかも知れませんがね。

やはりメーカーとしては「愛のある製品作り」ですよ。「形だけの愛」ではなく、ね。

2011年4月3日日曜日

これからは、今までとは違った製品が売れるようになる・2

Gigazineの「チャリダーマン」氏の記事は、世界中を自転車でまわり、その地域の人々の暮らしぶりなどを伝えてくれる、大変興味深いものです。
今回は、こんな記事が掲載されておりました。

外国資本と中国商店が国内経済を破壊するスペイン危機の可能性について考えてみました - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110402_spain-chinese/

このレポートの中程に「DON SIMON SANGRIA」というジュースのレーベルの写真がありました。輸入および取引先が日本の会社「やまや」になっております。そのレーベルをつけた製品をスペインは自国内に流通させている。これは「自国の製品であっても、それを海外に出し、それを逆輸入している」という事なのでしょうか。チャリダーマン氏は中国などの他国の資本などがスペイン経済を侵食していると述べられていますが、そこには日本もお相伴しているという事なのかしらん。日本の会社もスペイン経済破壊に手を貸している、という事なのかも知れません。

レポートでは中国製品のことを悪く言いますが、昔の日本の製品も、そんな所からスタートしていました。しかし、研鑽をつんで、今日の様な製品を製造、輸出するに
至っておりますが、大手メーカーは製造できる製品が良くなったので、今度は「高級志向だ、金がなくて買えない奴は買わなくて結構。それも、製造に人件費が掛かるので、安く作って利益をウハウハと出すためには、海外へ工場を移すよーん。与謝野さん、よろしくね」と企業献金。与謝野は亡国政治家なので「はい喜んで」とばかりに、法人税減税と消費税増税。国家の税収なんて、経済が上向きになれば自然と上がるものなので、まずは経済をよくしないとならない。それで亀井さんたちは消費税はもう少し据え置き、歳出を削減して郵貯原資を活用し、経済を浮揚する事を模索していたのです。所が、官のバカタレは与謝野死にかけ亡国政治家を核内に取り込み、挙句の果ては自民党の持ち出した「復興税」だって。そりゃあ、東北の復興も大切ですが、その前に福島県の避難地域をもう少し拡大して、原発の方をもっと早くに抑え込むくらいはしないと。そうでないと、東北に住む人がいなくなってしまいます。そうしたら復興なんてどうなってしまうのか。まずは、そこに住む人が安心して暮らせる様にする。そのためには、後で地元に戻るのですから、その人口を減らさないように一時避難を政府主導で行う。まずは、人々が安心して暮らせるために、早急に避難させて、それからゆっくりと復興を論ずればよろしい。大体、未だに原発はどうなっているのか、当の東電も「どうなっているのか、放射線が強くて見に行けないからわかんなーい」と言って居るじゃないの。それを「もう原発は収まった。飯舘町もホットスポットではない。もう復興だ」などと言っているバカ官。それなら、岩手よりも飯舘町に視察に行け、ノブ子を連れて。

原発の件でイライラしてしまいました。逸れた話を戻します。

今後は、東電も株価が下落し、電力供給もままならず、そうなると東北に工場を置いていた大手は「国内に工場をおいていても、電気がないから動かせない。こりゃー海外雄飛でんな。与謝野さん、たのんまっせ」となります。そうでなくても海外雄飛のために工場を海外に移したい大手メーカーは法人税減税で得た富を、海外工場などの設備投資に使う。ますます、大手の海外進出は進むでしょう。そして、円も価値が下落するので、日本人は大手メーカーの作ったものですら買えなくなる。チャリダーマン氏が見たスペインの姿は、実の所、未来の日本の姿なのかも知れません。

しかし、NECはLenovoと合弁社を作っているくらいですし、これからは中国のメーカーもより良い製品を出してくるに違いありませんから、日本の、海外進出してしまうような大手メーカーに期待する必要はなさそうです。NTTドコモも、SamsungのGalaxyTabを売っている位ですし、日本製品でなくても大丈夫。でも、円が下落するから、こうした製品ですら買えなくなるかも... 。

かくして、今後の日本は、産業戦後の「焼け野原」から国富を蓄えるべく、海外雄飛してしまった大手に代わり小さなメーカーなどが徐々に登場して、日本国地元の経済に貢献すべく生産を始める、という事になるのか、それとも、そのままなのか。

ちなみに「やまや」は、与党幹事長の兄弟が経営する会社の子会社でしたね。

2011年4月1日金曜日

【重要】 はるまき様Wikiが、もうすぐ見られなくなります。

【重要】と、ビックリする見出しになってしまいましたが、はるまき様Wikiがもうすぐ見られなくなりますので、非力ながらこちらでもお伝えしておきます。
はるまき様のWikiは、HP50gに関するとても有難い情報を提供されています。未見の方は一度、御覧戴きたく。


追記 on 2011/04/01

当初は年度末にも閉鎖の意向だったそうですが、今しばらくはページを残され、情報のみ提供されるそうです。有り難い限りです。とは言え、いずれは公開終了とするそうなので、甘えてばかりも居られません。早めに閲覧して、必要な情報はかき集めて(?)おきましょう ! 04/01だからと言って「四月馬鹿」ではありませんよ、念のため。

2011年3月17日木曜日

未曾有の大惨事

未曾有の大震災が起こり、大変多くの方が亡くなっており、更に原発も非道いことになっております。
亡くなられました方々にはせめて御冥福をお祈り致しますと共に、原発の惨禍も早く収まる様、願ってやみません。現場の作業員や警察、自衛隊の方々が一所懸命に対処されて居られます。

今は大変な国難です。当blogでもいつものように電卓の事を書いていたいのですが、今はそれどころではありません。

色々と言いたいことはありますが、まずは、国民生活が早く復旧する事です。そのためにも原発の惨禍を収めなければならず、現場の作業員や警察、自衛隊の方々が一所懸命に作業されています。

当方、出来る事といえばせいぜい祈る事くらいしかありません。早く原発もどうにか暴走が止まって欲しいものです。

2011年3月7日月曜日

不可解事 ...

昨日、はるまき様からコメントを戴きまして、遅くになってからこちらもコメント欄に入れたのですが、その後、投稿一覧をみますとコメント数が「3」になっております。しかし、当該コメントが見つからず。
もしかすると、また新しいコメントをお寄せ戴いた方がいらっしゃるのではないか、と思うのですが、最近Bloggerについた「スパムコメント振り分け機能」が、おかしな動作をしている可能性もありますので、心当たりのある方はメールでお知らせ戴きますと幸甚です。

2011年3月6日日曜日

コレは何だ !?

TIが、カラーグラフ電卓「TI-Nspire CX」をリリースするという情報があります。

TI-Nspire™ CX Graphing Calculators, TI-Nspire™ Lab Station, TI-Nspire™ CX Navigator™ by Texas Instruments – US and Canada
http://education.ti.com/calculators/products/US/Nspire-Family/CX-Handhelds

ベースとなっているのは従来機種のTI-Nspireですが、QVGAの6万色カラー画面を採用していて、Nspire OS も 3.0 になって、3Dグラフ表示も可能になったとの事です。WiFiモジュールも利用可能で、ソフトウェア面でも色々な改良が為されている模様。Nspire OS 3.0は、従来機にも導入可能になっていて、モノクロながらも3D表示が可能になり、WiFiも「クレードル」で使える様になっていると言います(Nspire CXには、小型のWiFiモジュールを装着する様子)。
既に各方面でCASIOのカラーグラフ電卓「Prizm」が話題になっておりますが、実際にリリースされたのは今年の1月からの様です。こちらのTI-Nspire CXもリリース時期が4月頃という事で、今暫く待つ事になります。

Prizmは世界初のカラーグラフ電卓となりましたが、Nspire CXは後発ながらもWiFiや3Dグラフ機能など、訴える所があります。さて、我らが(?)HPは、どう出てくるのでしょうか。

2011年3月4日金曜日

世界の皆様、こんにちわ

日本のローカルな電卓事情も大して追いかけている訳ではないのですが、それでも長く続けておりますとそれなりに見て下さって戴いて居る様でして、bloggerの集計情報を見ますと、つぎの様でした。昨日まで1ヶ月分の、当blogの国別参照回数です。











日本1,106
オランダ149
大韓民国54
アメリカ合衆国23
シンガポール8
ベルギー7
タイ5
カナダ3
フィンランド2
イラン2


日本が多いのは当たり前としましても、オランダがこれほど多いのは意外です。隣国からの訪問も多く、日本語を一生懸命読んでもらっているのかと思いますと、頭が下がる次第です。多謝。アメリカ以下ですが、これは恐らく「間違えて」訪れたのでしょうかね、ローカルネタばかりですから。英語で書いているわけでもないし。

こうして「外国からも見に来てくれた」などと浮かれておりますが、実はBloggerには「ザッピング機能」(上端にある「次のblog」というボタンです)があるので、それで「間違えて」来たのが正解だったりするのかもねぇ。あぁ、無惨。国内の1000件も、そうだったりして ... 。ウーム。反省 ... 。

2011年3月1日火曜日

10000回閲覧御礼

最近、Blogger備え付けの集計情報を見ておりますが、この度、10000回閲覧となりそうなので、まずは御覧戴きました皆様に御礼を。
とは言いましても、かなりの回数自分で見ているのもカウントされているので、厳密に言いますと実際にはもう少し先の話ではあるのですが。

最近はメーカー批判ばかりですが、それも、メーカーには頑張ってもらい、面白い製品を、と期待しての事なのです。
実際、東芝のDynabook AZですが、何でも02/24にAndorid 2.2へのアップデートが行われたそうで、「うーむ、東芝もやるのだなぁ」と感心した次第です。他にも、NECのLifeTouch出現など、余り大きくはないものの、少々心動かされる話題がありました。まあ、海外進出をしないとならない大メーカーではありますが、少しは面白い製品を出してくれるのかも知れません。それが、海外でしか販売されず、それを日本人は海外から並行輸入で購入、となると少々悲しい。昔のベニバナの様な話です。

さて、どうするのか。大手メーカーは収益を追求しないとまずいのではありますが、でも、消費を惹起するような面白い製品を開発、投入してこそ、本業だと思うのです。そういう製品を開発、製造すること、それこそが企業経営の基本であったはずです。

当blogも、もう少し電卓に関する、真面目で面白そうな話題を提供できる様、心がけていく積もりです。

2011年2月26日土曜日

コレは期待できそう ?

Mouse Computre Japanが、iRiverブランドの電子書籍ビューワを発売するとの事です。

Cover Story BASIC - iriver Japan
http://www.iriver.jp/estore/cover_story_basic/

既に海外では発売されるとの情報があったのですが、目出度く(?)、本邦でも発売されるそうで、いや、ウレシイ。
SONYの電子書籍ビューワーは今ひとつ高く、ガラの悪いパゴスは期待するでもなく。一方、Android製品がポロポロと本邦でも発売されて来ていて、さらにAppleのiPadも2が登場しようとしているこの頃、もっと増しなeInkの端末は本邦では出ないのか、と心配しておったのですが、ようやく「気になる製品」が登場しそうです。
何より、安価なのがヨイ。19800円だそうです。音楽も聞けるし、自炊文書を読む分にはちょうどいいのかも。SDカードも使えるしね。

しかし、海外では「HD版」が発売される様ですから、もう少し待ってみてもいいのかな。実際、SONYのReadreもそうですが、eInkは画像の「のり」が余り良くないとかで、PDFもあまり綺麗じゃなさそうな話もあります。

とは言え、このビューワがどうとかいうのではなく、これからは海外製品で色々と面白いものが次々と登場し、本邦にも上陸してくるのであって、その事を日本メーカーは懸念した方が良いのではないか、と思うのですよ。既にして、Samsungがタブレを出してNTTドコモも売っているでしょう。ガラの悪いパゴスとか、キャラクター電卓とか、そんな寝ぼけた製品を作るよりも、もっとすることがあるのではないか、と思うのですが、まあS社には「期待せず」。


次の記事でちょうど100本目になるみたいです。色々と愚痴を書き連ねておりますが、今後も宜しくお願い申し上げます。

※ と書いたのがぬか喜び。どうも引っ込めている記事もあるので、もう少し書かないとね。スマソ。

2011年2月18日金曜日

こんなものを作っている場合なのか !

キャラクター電卓だそうです。

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/02/17/035/index.html

「まぁ、かわいい、キティちゃん電卓 !」とかと余り変わりません。この製品がどうとかいう事は言いませんよ。ただ、Andorid製品として、NECPanasonicですらも新製品を投入していますし、海外からもAndroid製品が登場します。Androidガジェットを出しそうな所がパゴスやキャラクター電卓だけと言うのは、嘆かわしい。とは言え、S社にはもう期待できないという話もありますが。
HPは未だ、AndroidやWebOSで新型電卓を出す様子はありません。TIも今の所はその動きはない様ですが、TIのARMプロセッサOMAPを採用のPandaBoardはUbuntuとAndroidに対応するそうです。それを考えると、今後はAndroidベースの高性能関数電卓が出現という可能性もあるのです。
CASIOもカラーグラフ電卓を出したくらいですから、Androidで何かやってくれるのではないか、と期待したいのですが。

2011年2月17日木曜日

最近は記事も少なくなっており、御迷惑をお掛けします

SysRPLの件で当blogを御覧の方には、他にも若干ながら記事がありますので、そこんとこヨロシク、お願いします。

ついでですから、先日見つけましたSysRPLの文献について。

Introduction to System RPL and Assembly Language
http://www.hpcalc.org/details.php?id=7114

この文書はHP48の所にあるので、見つけにくいのです。それもそのはずで、もともとHP28の頃からSysRPLが始まっているかららしいのです。

とは言え当方も、最近は別のことに手を出してしまい、SysRPLもまた、手着かず。何か面白い話題などありましたら、情報をお知らせ戴きますと幸いです。

2011年1月23日日曜日

Androidマシンの襲来に備えよ

余り電卓とは関係なさそうですが、最近気になるのが、CESでも大挙して発表されたAndoridマシン。多くはタブレットマシンでした。
しかし、最近では外国製のAndroidマシンがポツポツと発売されています。

フルHD動画も再生可能、Android搭載の超ハイエンドMP3プレーヤー「COWON D3 plenue」 - Gigazine
http://gigazine.net/news/20110122_cowon_d3_plenue/

Android搭載で音楽以外も楽しめる安価なプレーヤー「Creative ZEN Touch 2」が発売へ、GPS搭載モデルも - Gigazine
http://gigazine.net/news/20101207_creative_zen_touch_2/

日本のメーカーは携帯電話向けばかり、Androidマシンを開発しております。中には、S社のパゴスやN社のSmartiaなど、携帯以外のものもありますが、多くはやはり「携帯」なのです。
しかし、海外社は携帯以外でも色々な製品にAndroidを載せて来ます。上記の2種はMP3プレイヤーです。また、Samsungなどは「Galaxy player」という製品を海外では出しているそうです。

Galaxy playerもディジタルプレイヤーなのでしょうが、web閲覧機能なども充実しており、個人用のITデバイスという具合になっております。

本邦では、無線LANの充実が諸外国に遅れているからなのか、やはり無線LANだけで携帯機能を持たないデバイスしか「作らない」という風潮の様ですが、果たしてそれはどうなのでしょうか。もちろん、携帯電話の電波を使ってwebに繋がれば、無線LANだけの端末に比すれば、より広い範囲での利用が出来るのは確かです。特に本邦の様に無線LANスポットの普及が著しく劣る場合には、その言は正しい。それでもAppleは昨年、3GなしのiPadを本邦の市場に投入しました。3GなしのものがiPad全体で占める割合は確かではありませんが「3Gがなければまったく売れない」という事はなかったと思います。

また、Androidを採用するスマートフォンはそれなりに売れたとは言われておりますが、一方、日本通信に言わせると「今まで携帯各社が販売してきたスマートフォンは<プレミアム>もの、当社が発売するのは<普及価格帯>スマートフォンだ」みたいな事を言っていて、それで販売したのがHUAWAYの「IDEOS」だと言います。Androidスマートフォンとしては若干見劣りがしなくもありませんが、それでも、他社の携帯に比して通信料が割合安くつくため、各所で取り上げられています。01/20からは低価格でIP電話サービスも使えるとあって、また注目される事でしょう。

iPadなどは、若年層以外にも、高齢者に意外と受け入れられているとも言われます。それは、PCの様に面倒な操作が必要なく、直感的なタッチオペレーションが使いやすいからで、それがあったからこそ、Androidのタブレットが大挙してCESでお披露目になった、と考えてよいと思うのですが、一方、本邦ではまだ、特殊なパゴスなどの製品を除くと、多くは携帯。しかし、海外社はタブレット以外にもMP3プレイヤーなど、様々な製品を開発しています。これは、おそらく「Andoridを(情報家電の)組み込みOSとして使おう」という発想なのではないか、と。すると、今後は様々な製品が登場する事になって来るのではないか、そんな気がします。

携帯ばかりを作っている日本のメーカーも、実は結構大変だったりするのではないか、と思えるのは、最近では携帯電話もかなり普及しているので、新規購入は余り多くなく、買い替えばかりとなっています。そこで、新しい携帯、スマートフォンだ、としてAndorid携帯の開発、製造に血道をあげているのですが、実際には余り売れていないので、メーカーも合弁会社を作って、そこで製造しています。そうしないと「儲け」が出ないからです。昔は各メーカーが地道に携帯電話も開発していたのですが、今は合弁会社で作っているので、大して開発費を投じる事なく開発している。合弁会社の方では一所懸命やっているのでしょうが、それでもたかだか知れています。それは、実質、メーカーが淘汰されてしまったのと同じなのであって、これでは海外社の製品をキャリアが採用する、という実態に繋がってしまうのです。
日立とCASIOが合弁会社を作り、携帯を製造していました。日立あたりはなかなか売れる製品を出せなかった事もあって、撤退するよりは増しな判断だったのでしょう。それはそれで麗しい話ですが、そこへ今はNECまで入って来たそうです。3社ですよ。しかもその一つはNECだって。同様に、携帯電話の製造についても色々な合従連衡があり、実質、数社しか合弁社はありません。それは、「携帯だけやっていればどうにかなる」という幻想に基づいているからであると言って良いのではないか。

S社は既にパゴスという珍奇な解答を得てしまったので、その方向で進んでもらうしかないのです(いずれ方向を改めるにしても体力があるから大丈夫じゃないの ?)が、一方、海外ではカラー関数電卓という、非常に面白い製品を投じたCASIOについては、何処か期待しているのです。「Androidグラフ関数電卓」というのは無理かも知れませんが、ディジタルカメラでそれなりの成功を収めているCASIOだけに「マルチメディアAndoridディジタルカメラ」みたいなのを出してくれると面白いんだけれどねぇ。
MP3などの音楽も聞けてディジタルカメラでスナップ撮影、撮った画像を無線LANですぐにwebへアップ。そんなパーソナルなディジタルデバイス、何だか面白いとは思うのですが。3G要らないから安くできると思うのよ。

こういう「怪しげ」な製品、なかなかないねぇ。昔はこんなものばかり作っていて、それが今日の日本メーカーを作り上げたと思うのですが。「不況ですから買う奴がいない」。あぁ、そうですか。残念。

2011年1月11日火曜日

久しぶりにSysRPLのプログラムを書いてみました

スタックにつぎのソースを書き出し、MASDにてコンパイル、EVALキーで実行してみて頂戴 !

"!NO CODE
!RPL
::
TURNMENUOFF
CLEARLCD
GBUFF

77 0 DO

65 40 INDEX@ CircleW
65 40 INDEX@ #1+ CircleB

DO>LCD
DOLCD>

LOOP
SetDAsTemp
DROP
;
@"

実行後はブランクスクリーンで止まるので、適当なキーを押して終了します。

まあ、中身は大したもんじゃないんですけどね。それでもヒーヒー言いながら(?)書いたんですよ。褒めてやって下さい。

MASDの使い方は、拙稿を御山椒。

2011年1月10日月曜日

SysRPLの勉強中 ...

というのは、最近になってSysRPLの読みやすそうな入門文献を見つけた事もあって、再びSysRPLの研究を始めたからでした。

以前に「Programming in SysRPL」という文献について触れ、それを元に勉強を始めたのですが、なかなか英語も難しく、頓挫しておったのです。別の文献をみて、少し判りかけてきたのですが、それはもう少ししたら書きたく思います。

で、「Programming in SysRPL」ですが、ここに「CircleB」という円を描くサービスが掲載されていて、これで円を描くと早く描ける、という話を書きましたが、その近傍に「CircleG1」など、grayscaleのグラフィクスを扱う命令が載っております。所が、これを単純に使っても、grayscaleは実現されません。
そこで、画面の初期化をすればどうにか使えるのか、などと考えたのですが、どうも現状のSysRPLではどうなのか、未だに良く判らない始末。困ったものです。少し古い情報では、ハードウェアが対応していてもSysRPLは対応していない様な記述がありましたが。

当面はHP-GCCでコードを書くしかないのかしらん。

で、HP-GCCの情報を含め、HP50gの使いこなしに関する大変有用な情報が掲載されております「はるまき様Wiki」ですが、2010年度(と書かれていたので、3月まで ?)には公開が終了されてしまう様なので、未見の方などは早めの訪問を !

2011年1月6日木曜日

SysRPLの文書を手直ししました

以前から公開しているSysRPLの文書ですが、久しぶりに研究を始めようと、当方も自分の文書ながら読んでみた所、細かい所で誤りがありまして、手直ししました。

読んでいる人がそれほどいるとは思えないのですが、読んで「参考にならなかった」と思われましたら、申し訳ない。スマソ。そんな事で、右側のリンクからどうぞ。

2011年1月2日日曜日

謹賀新年

明けましてお目出度う御座居ます。

今年は「辛卯」の歳だそうで、「からい、つらい」事が起こるとも言われておりますが、同時に色々と「変動期」という事でもあるのかも知れず、卯の様に跳躍する事も必要なのか、などと考えたりして。まあ、占いのいう事なのでアテにはせず。のほほんとやって行きましょうか。

昨年はCASIOがカラーグラフ電卓を世に問うてしまいました。今年の電卓の状況についても何か面白い事があるのではないか、と密かに期待しております。

今年も宜しくお願い申し上げます。