2007年10月25日木曜日

たまには別の電卓の話を

HP電卓以外にも高性能の電卓があります。米国TI(Texas Instruments)社が製造する関数電卓がそれです。

TI電卓には、最上位機種に「Voyage200」があります(最近では「Nspire」というものが出てくる情報もあります)。この電卓(電卓というには少々大きいのが苦しい所 ...)は、「Derive」というCAS(Computer Algebra System)をベースとした数式処理機能を有しており、かなり高性能な機種です。

さて、このVoyage200を始めとするTI電卓ですが、日本では「Naoco」(http://www.naoco.com)という所が代理店となって、日本語マニュアルを就けて販売しております。しかしながら、最近では幾つかの会社がTI電卓を並行輸入で販売するようになり、日本語マニュアルのない製品が格安で入手できるようになっています。
これに伴い、Naocoでは、TI-89(Voyage200の前身機種)の日本語マニュアルの公開を休止してしまいました。折角日本語訳をしても、別の所から買われて、日本語マニュアルだけをダウンロードされてはかないませんからね。

で、「悪い」情報はここからです。実は、未だダウンロードできてしまうんですね、この日本語マニュアルは ! しかし、場所は教えませんよ。どうしても気になる方は、自分で勉強と思って調べてみて下さい。意外に知っている人は結構多いかも知れませんが。
ちなみに、下位機種(?)であるTI-83+ (現在はTI-84が販売されています)の日本語マニュアルはダウンロードできます。TI-84も結構良い機種なので、気になる方は調べてみて下さい。


追記 on 2008/07/11
以前、PDFマニュアルの一部がNAOCOのwebページにあるという話を書きましたが、既に手を入れていた様で、アクセスできなくなっておりました。残念、といってはいけませんが。

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